ベートーヴェン交響曲第三番をゆっくりお聴きください。
チャン! チャン! と、歯切れがよい最初の2音は何か?
これこそがベートーヴェン。それ以前の人達の音楽とはちょっとちゃう。
この日は雨。朝からかなりの雨。右端にはへんな花。なんで?

かなり強い雨の中、私はその雨に耐え風と戦い傘を差し、西友へと買い物に出かけなければならない。
ベートーベン交響曲第三番(=つまりは「英雄」)が自分に似合う気分だ。

庭の木々はボトボト。
私もボトボト。

これだけの雨だと芝刈りも今日明日は無理だ。

西友七里ヶ浜店で買い物をした私は自宅に戻った。

西友店内はガラガラだった。
そりゃ雨がひどいもんね。
傘を置いて。

ドアを開ける。

「おとーさん、お帰りなさい」

君はいい子だねえ(明らかな親バカだ)。
西友で最近よく売られているスペイン産豚肉をスパイスやガーリック、塩で味付けたモノ。焼けば食べられるよ。

ドガティ君は昼寝。

青いマットは冷え冷え素材。
シロクマの絵があるでしょ。
サラダをつくる。

これで出来上がりだ。

鉄鍋を出して来る。

信頼の米国ロッジ社の製品だ。

この底がいいんだよ。

分厚い鋳鉄製でかなり重い。
この取っ手で片手だけでこの鍋を持ち上げるのは、平均的日本人女性だと辛いかも。

バゲットを焼く。

今のところ、関係がないドガティ君はキッチンに背を向けている。

油断してちゃ、いけないよ。
そろそろ肉の出番だからね。

鉄鍋を熱々にしてから、肉を置く。

そこからは一番弱い火にしていいよ。
調理の最後までこの分厚い鋳鉄は熱いから。
鋳鉄ってすごいよね。
ドガティ君が登場した。

肉をひっくり返す。

うまそうでしょう。
あとは切るだけ。

塩気、スパイス、ガーリック、見事に味付けされてそのままでおいしいよ。
西友に行く人は探してみてね。

「いいなあ、あれ」

ドレッシングをつくる。

そしてサラダを食べる。

バゲットを齧る。

「おとーさん、何かちょうだいな」

これねえ、あなたには無理だと思うわ。

雨の日のランチが終わった。
次です。
翌日の話。
低気圧は東に去り、やって来ましたベタベタする晴れの日。
傘を干す。干しておいたら傘がひっくり返ってた。

こちらは朝ごはん。
前日のバゲットの残り、ソーセージ、ゆで卵、サラダ、ヨーグルト、コーヒー。

ヨーグルトはハチミツ、きな粉、オーツ麦、ドライフルーツを入れる。
一旦は腹がいっぱいになるが、1時間もするとまた腹が減る。
朝から暑いが、また西友に出かける。

庭はまだ濡れていて、湿気が上って来るみたい。

本当に暑いな。
空が夏だ。

珊瑚礁前を通過する。

ちょっとだけ海を見に行くのだ。
潮騒通りバス停前を通過。

あちら(↓)に見えるのが海でございます。

しばらく眺めて戻る。
海が見える丘の上の住宅地に住む利点。簡単に海が見えるが、津波にやられる心配がない。
海が見える丘の上の住宅地に住むことの欠点。どこに行くにもかなりの坂道に耐えないといけない。
西友で買い物をする。

若山曜子先生のレシピに頼る。

白菜とホワイトロースハムを豆乳で煮るのだ。

ドガティ君は朝からバテ気味だ。

早朝からかなり走ったからね。
白菜の根元に近いところと葉を分ける。
残り物のサニーレタスも入れちゃえ。

貝柱水煮缶とホワイト・ロースハム。

センタンのChocoBari。

クランチでっせ。
センタンって懐かしいわぁ~。

関西のガキだった私は、昔よく食べた記憶がある。
むむ、やはり、大阪の会社や。

中華鍋にバター。

加熱する。
ハムを切る。

白菜の根元に近い部分をバターで炒める。
そして小麦粉を入れる。これがあとでとろみになる。

ハムを入れ、貝柱の水煮缶も全部そのまま入れる。

白菜とサニーレタスの葉を入れて軽く炒める。

中華だしと豆乳を加える。

そして煮たてましょう。

蓋して10分。

味付けは醤油と胡椒で最後に整える。

フライドポテトを揚げる。

これで出来上がりです。

フライドポテトがビールに合う。

おどろくほど大量の白菜が食べられますよ。

まろやかで優しい味。
若山先生のレシピはどれも簡単でユニークでおいしいわ。

前日とは対照的な白っぽい食事だったな。
長い投稿でした~。
ちょっと前の雨の日と、その後の晴れの日の二日分だもんね(笑)
でもそれで終わりじゃない。実は三日分なんだ。
以下の画像は、昨日の円覚寺@北鎌倉。
晴れ⇒豪雨⇒晴れ⇒豪雨⇒晴れ⇒豪雨⇒晴れ・・・・の繰り返しだった。
円覚寺に行く前にかなり強い雨が降ったので北鎌倉駅で雨宿りしてた。
その後晴れたので円覚寺境内へ。
円覚寺は建長寺ほど、塔頭の数はないし境内も奥深くはない。
それでも円覚寺境内の一番奥の黄梅院(↓)に行くとすると、少し距離がある。

塔頭ってわかりますか? 黄梅院も円覚寺の塔頭のひとつだ。
「とうとう」と読むんじゃないですよ。「たっちゅう」と読むのですよ。
念のため、「だっちゅーの」のパイレーツじゃないのよ(絶対それを想像するおやじがいる)。
ご興味ある方は自分で意味を調べてね。鎌倉の寺を知るには必須の言葉だから。
苔むす黄梅院そばの石積み。

黄梅院でかなり時間を過ごした後、円覚寺境内を山門へ戻る途中で強い雨に降られた。
しかし仏殿の軒下で雨宿りしたら、すぐに雨はやんだ。

仏殿の前の石畳はボトボトだ。

そんなこんなで私は疲れたのだ。
ほぼ終日外で過ごしたが、夕方七里ガ浜東の自宅に戻ると、涼しくなって来た。
疲れたね。サッポロ生ビールの黒ラベルに値する疲れ。

お疲れ様でしたー。