このコーナーは、来年出版される予定の資格本の原稿の一部ををアップしていきます。出版予定の資格本は、年代別(ex20歳代・・)に有用な資格とその活用方法を解説していくものです。第11回は、年代別からはみ出した資格「焼肉コンシェルジュ」です。
区分:民間資格(食のコンシェルジュ協会が主催)
対象者:焼肉についての知識、技能を身につけたい方
受験者数:年に数回開催、定員25名 合格率:筆者の受験回は全員合格
費用:テキスト込み5,029円(平成28年8月現在)
■ 焼肉コンシェルジュとは
先日ラジオを聴いていて、ある局の女子アナが取得した資格として紹介されていた。さっそくネットで調べてみた。この検定は、「並コース(初級)では、肉や焼肉に関する基本的な知識と、焼肉の基本4種類(ロース・カルビ・タン・ホルモン)の美味しい焼き方についてしっかり学びます。」(焼肉コンシェルジュ初級HPより)となっている。内容は並コースと上級コースに分かれていて、レストランで講座を受け、その後試験、上級は実技もあるそうだ。これこそおいしい資格だ、と思い、さっそく検定を申し込んだ。
■ 焼肉コンシェルジュの魅力
検定終了後は、受験者の懇親会。あんなに焼肉を学習したから、当然焼肉パーティーだ。受講生のほとんどが参加。冒頭、田辺先生から、全員合格したとの報告。
肉の焼き方を先生が指導してくれる。先生は、田辺靖雄さんと九重祐三子さん(私のような年代ならわかる、コメットさん)のご子息だそうだ。そして文化放送に度々演しているらしい。どおりで聞いたことがある。 焼肉の知識を覚えて、そして最後は焼肉パーティーで締める。おいしい、楽しい資格である。今回は、並コースだったが、上級コースもあるそうだ、どうしようかな。
■ 焼肉コンシェルジュへの道
日曜日は午後、東京五反田の会場へ。焼肉コンシェルジュの講習だ。行きの電車の中でテキストを開く、予習して来いというのだが、2日ほど前に送られてきたため、十分な予習ができない。
会場は約20名の受講生。男女半々か。二時間ほどの講義。肉の歴史、焼肉の部位と特徴・由来、和牛、和牛・国産牛の違い、格付けA5、ブランド牛、熟成肉、いい焼肉の見分け方、焼肉の潮流・和牛の未来、といった内容だ。ときどき受講生に質問が飛ぶ。講師は、田辺晋太郎先生だ。
休憩の後、検定試験。3択で、講義をきちんと聞いていればわかる内容だった。この試験は5回目だそうだが、まだ落ちた人はないそうだ。
先日受験した、焼肉コンシェルジュの認定証書が届いた。届いた封書には、認定証書と会員証が入っている。それと、いくつかの会員の特典が書かれたペーパーも。
しかし、この間の懇親会に参加して感じたんだが、私の歯が弱っていて、ホルモン系は噛み切れない。カルビやロースなどの肉は食べられるんだが、内臓系はどうも・・トシだな。