高崎城のお次は、四万温泉。日本百名湯の一つだ。どんなお湯だろうと期待して行く。JR中之条駅から、バスで結構入る。渓谷に温泉旅館が並んでいる。旅館、結構あるな。
我々の泊まりは、山口屋、ロビーに吊りヒナが吊られている。
浴場に行く廊下、なんか雰囲気あるね。
そして、温泉。浴場は3つあり、男女入れ替えと専用。私は夕方、夜、朝と3つの風呂に入った。
泉質は、塩化物・硫酸塩泉。温まりの湯だ。低張性中性高温泉。溶存物質は1.5g、ペーハーは7.39、泉温は56.3℃。加水のみ。
よく源泉かけ流しというが100%源泉かけ流しという温泉は、ほとんどない。なぜって、泉温を調整しないといけないから、ほとんどは加水する。この源泉の場合、泉温がそれほど高くないから、加水と言ってもわずか。従って、泉質はかなりいいはず。
そして1階には飲泉がある。飲泉は、保健所の許可がないとできないから、良質の温泉の証拠になる。
川に面した部屋の外には、源泉の湯けむりが上がってる。ここの源泉は、自噴だそうだ。
食事の際に知った、四万温泉の「四万」の由来、四万の病脳を癒す、からついている。
この宿は、女将が紙芝居をやってくれる、もう30年やってるそうだ。今日の出し物は「ゆきおんな」。
翌朝は、有名な積善館へ。千と千尋の神隠しの舞台の旅館だ。赤い橋を渡ると別世界、県の重要文化財になってる。
四万温泉は、人気投票でトップになったこともあるんだ。
いい湯でした、四万温泉。さすがに日本百名湯だけはあるね。