資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

目指せ!五百資格~終活ガイド2級を取得

2023年03月04日 | FP関連資格とその活用

 

 終活ガイド2級を取得した。取得にかかった時間は約3時間。受講料5千円を支払い、ビデオ講座を2時間、その後修了試験が10問、そして合格した。昨年、無料の3級を取得したときは、1時間ほどだったが、それより少しだけ深い内容だった。

 健康・医療、介護・認知症、保険・相続、葬儀・お墓など、内容は結構重要なことが多い。私がまだ十分考えていなかったのは、葬儀とお墓。葬儀は予約しておくと何かと便利、そして、墓じまい。かなりのお金がかる。

 動画講座のため、聞きやすい。講座中に重要な箇所は赤字にしてくれている。ここが修了試験に出るようだ。そこの部分はメモ帳を取り出してメモをする。修了試験は、やっぱり出題された。満点で合格。

 この資格もエビデンスが残らないから、認定カードを申請、こちらは3千円と有料だ。講座に5千円、認定カードに3千円、ちょっとバランスが取れていないようでもあるが、まあしょうがない。

 しかし、2級じゃ、まだ、終活には不足だと感じる。1級の講座は調べると、5万円、一桁多くなる。3級は無料、2級は5千円、どうやら、本命の1級まで受講生を誘導するようなしくみにしているようだ。

 さて、どうしようか、ひっかかるかな。でも5万円は高額だ。ちょっと待ちだな。

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目指せ!五百資格~には逆行するけど、AFPを返上

2022年09月21日 | FP関連資格とその活用

 ブログのタイトルには逆行するが、AFP資格を返上した。FP協会に退会届を出し、協会を退会したら、AFPを名乗ってはいけない、AFPは私の公認資格ではなくなった。

 退会したら原因は、年会費がかかる上に、2年に1回、継続教育を受けないといけない。協会の機関紙に誌上講座もあるが、使うニーズがだんだん減ってきて、面倒になってきたからだ。

 この誌上講座は、税制など、結構知識の補充になってきた。機関紙はよくできていて仕事の参考にもなった。今までのこと、協会に感謝している。

 AFPの資格は、退職時に、独立開業したら、いくら収入がないと食っていけないかなどの目安にもなり、独立を後押ししてくれた資格である。エクセルで簡単にシミュレーションできた。

 記録を見ると、17年前に取得した資格だ。もっとも、AFPは、顧客から報酬を頂いて、ファイナンシャルプランのお手伝いをする資格だが、とうとう一度も他人様のお手伝いはしなかった。自分自分のファイナンシャルプランをサポートしただけだった。

 でもこのAFPと言う資格、人生これから、と言う方には、有用な資格ですよ。私の場合は、資格の減少、ちょっと寂しいけどね。私の資格一覧では、正確に書くと「元AFP」という扱いになった資格である。

 

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最後のFP継続テスト、役に立つなあ

2020年10月12日 | FP関連資格とその活用

 
 AFPの継続教育テスト、5回のうち今回が5回目の最終回だ。今月のテスト内容概略を説明すると、まず①金融資産運用設計は、コロナ禍の日銀の政策、CP・社債買い入れ限度額の増額、金融支援特別オペの拡充、国債の無制限買い入れ。
 ②不動産運用設計では、民法で「瑕疵担保責任」が廃止され、「契約不適合責任」が新たに規定された。そうか、あの瑕疵担保責任という難しい読み方の規定がなくなったか。契約不適合責任には、追完請求や代金減額請求、損害賠償請求、契約の解除などが追加された。
 ③ライフプランニングでは、米国の医療保険制度、ザックリいうと、民間保険は2億人、メディケアやメディイケイドなどの公的保険が1億人加入している。そして無保険者が全人口の1割いる。またて医療費がOECD平均の3倍もある。
 ④リスクと保険では、風水害による保険の支払いが、2010年以降で年間1兆円を超えている。特に2018年は台風21号で突出している。
 ⑤タックスプランニングでは、新型コロナの給付金の課税・非課税の区別。この辺は気が付きにくいとろこだが、課税対象は、持続化給付金、東京都の感染拡大防止協力金、家賃支援給付金、雇用調整助成金など。非課税は、特別定額給付金(例の10万円だ)、学生支援給付金、新型コロナ感染症対応休業支援金などだ。
 ⑥最後の相続・事業承継設計は、自筆証書遺言の保管制度がスタートしたため、保管の閲覧や交付申請など。

 このFPの教育継続テストは、このブログで何度も書くが、なかなかいい制度だ。このテストで法改正の動向などを知ることもできる。最後にテスト結果は、オンラインで即座に知ることができる。私は20問中、17問の正解。これで向こう2年間は資格が有効になった。
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FPの継続テストをはいいね

2020年06月10日 | FP関連資格とその活用

 

 FP(ファイナンシャルプランナー)は、資格の更新のため学習を続けないといけない。講習会に出席する方法もあるが、お手軽なのは、毎月送られてくる機関紙の継続教育テストを受けることだ。私はもっぱら、この誌上講座の後の試験を受けている。オンライン受験も可能で、今回、私は20問全問正解の満点だった!!

 興味深かったものを紹介しよう。①金融資産運用設計は、年金制度全般、最後の方にこんな記述がある。年金は年取ってから有効になるが、最近の30歳未満の若年層は、年金でなく、預貯金を選択しているそうだ。預貯金が4割、保険が1割、これ、企業は若者のライフプラン教育をしっかりさせないいけないと結んでいる。その通りだ。

 次は、②不動産運用設計、建築基準法が改正になっている。知らなかった。防火地域の建蔽率の変更、それに木材利用の推進のため、中層建築物の木造利用が一層進む改正。

 そして、③ライフプランニングは、在職老齢年金。厚生年金は、仕事をしていると、支給額がカットされる。これ、私も該当する奴だ。在労の計算問題もある、どうも計算が合わないと思っていたら、60歳代前半と後半を取り違えていた。アンケートに何歳まで収入を伴う仕事をしたいかというものがあった。一番多いのは働けるうちは何歳までも、次が70歳くらいまでとなっている。私の実感と適合する。

 ④リスクと保険、個人情報の漏えいの動向と注意点だ。漏えい原因は、電子メールの管理ミスがダントツ、最多だ。昔、個人情報保護士をと取った時の知識が活きてる。気を付けよう。

 ⑤タックスプランニング、マンション管理組合だ。管理組合が有料駐車場をやった時の税金の話。ウチの団地でも私が役員をやっていたころ、有料駐車場をやろうかという話があったが、当時、税金はどうなるんだろうと、思ったもんだ。その解答がチキンと書かれている。ザックリ言うと、外部使用者に使わさせる場合は税金の対象で、外部内部区分なしで使う場合も、対象となる。もっと早く知っておけばよかった。

 ⑥最後は、相続・事業承継設計、休眠銀行口座の整理や、借金の相続、成年後見制度などだ。

 FP(ファイナンシャルプランナー)、この資格の知識は、年配者に適しているね。資産を扱うのは、若い方より年配者だ。CFPまでは不要だが,AFPは欲しいね。意欲のある方、チャレンジですよ。

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FP継続テストもオンラインに

2020年02月27日 | FP関連資格とその活用

 私はAFPという資格を持っている。もう15年ほど保有し続けている。というのは、この資格、継続するには所定の学習(2年で15単位)をしないといけない。誌上継続テストやセミナーなどに出席してこの単位を取得する。FPの世界は法令など変化が多く、継続学習しないと、知識はすぐ陳腐化してしまう。

 その継続テストが載っている「FPジャーナル2月号」が届いた。誌上講座を学習して、テスト問題を読んで、解答しようとするが、どうも今年からテストの方法が変わったようだ。いつものように「解答はがき」を提出するやり方に加えて、「オンライン」での解答方法が加わった。料金もちょっとだけ安い。

 それでは、とオンラインで解答してみる。FPジャーナルに載っているテスト問題と同じ問題が画面に現れ、4択の解答を選択していく。

 新しい知識としては、金融資産運用設計は、日銀短観。不動産運用設計は、登記情報サービスの利用方法。ライフプランニングは、教育訓練給付金。リスクと保険は、私の得意分野「リスクマネジメント」。タックスプランニングは、離婚による不動産分与時の税金。最後の相続事業承継設計は、遺言書。私の知らない知識が多い。

 そして、解答を終わって、採点ボタンを押すと、即座に結果が表示される。「合格」、それも20点満点だ。おお、初回にしてはいい感じだ。

 オンラインを始めると、はがきに書いて送り、しばらくして結果が返送されるのんびりしたやり方は、もう、やれないね。そして、合格した得点はさっそく私の取得単位に反映され、残りの単位が表示される。また支払情報も同時に表示される。便利になったもんだ。残りは4回、オンラインテストで行こう。

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年金財政検証の結果

2019年09月01日 | FP関連資格とその活用

 新聞に厚生労働省の年金財政検証の結果が載っていた。この財政検証、5年に一度公的年金の健康診断を行うものだ。ファイナンシャルプランナーとしてはこの結果、気になる。

 結果は5年前とほとんど変わらず。将来も、現役時代の所得代替率は約50%が年金として支給される。現在は約60%だが、ちょっと少なくなる。

 そして一番重要なのは、経済成長率をどう見るかだ、成長率が順調で年間0.4%という前提を置いている。まあ、最近の状況からはそんなもんだが、世界で最も低い。この0.4%という数字、低いな。日本は、政策の悪さで成長していないのに気が付かないもんかな。

(世界のGDP成長率、2018通商白書より)

 

 年金の問題は、詰まるところ、経済成長率をどう見るか、に尽きる。政府なんだから、もっとお金発行して、公共事業などをやって、景気を煽ると、民間の投資も活発になり、賃金も上がり、経済成長率もアップする。アベノミクスの3本の矢の通りあやればいいのだ。3本の矢のうち、安倍政権の初年度だけ、その後は緊縮財政で何もやっていない。逆に消費税アップなど、反対の政策をやっている。

 最近は、この積極財政は、MMT理論が理論の中心になりつつある。政府は早く積極財政に転換すれば、年金など何の問題もなくなる。偉い人、早く気が付かないかねえ。

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ライフプラン診断

2019年08月03日 | FP関連資格とその活用

 

みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2019-2020年 (みんなが欲しかった! シリーズ)
滝澤 ななみ
TAC出版

 老後の生活に2千万円必要という話、独り歩きして社会問題化していた。先の参議院選挙でも焦点になっていた。

 私は、AFPであるが、これ、どうだ、と言われても、人によって収入や支出などの生活パターンが異なるため、正直、何とも言えない。この数字、平均だと言われたら、それはちょっと多いんじゃないでしょうか、という程度だ。

 65歳から生活を全く変えない人なんているだろうか。交際範囲は徐々に小さくなってくるため、支出少なくなるだろうし、65歳以降、全く働かない人なんているんだろうか。そもそも夫婦そろって94歳まで生きてる人なんてわずかだし、というのがその理由だ。

 そして公的年金は、減額はありうるが、全くもらえなくなるなんて絶対にない。公的年金は、半分国から補助が出るため、若い人にとっては利率の高い貯金と考えていい。100年安心とは、今から100年後には年金の基金が尽きるという意味で、100年間は継続支給できるという意味だ。100年間、年金だけで暮らせるのではなく、もちろん自助努力は必要だ。

 そこで、簡易に、自分のライフプランをシミュレーションするソフトを紹介します。日本FP協会の「ライフプラン診断」。これは、9つの質問、性別や、年代、子供は、持ち家か、月の収入、支出、預金額などを入力すると、たちどころに自分のライフプランがグラフで表される。もちろん、条件を変えると簡単に再計算してくれる。なかなかのソフトだ。

 ただ、自分にピッタリ合う条件かどうかは、入力項目が少ないため、不十分かもしれない。そこを詳細に条件設定するなら、FP試験に出てくるような条件設定が必要になる。それは試験の学習でどうぞ、というもののようだ。まあ、ざっと計算するにはこれでもいいかな。一度使ってみてください。もちろん無料です。

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報酬月額算定基礎届

2019年07月11日 | FP関連資格とその活用

 会社を設立して、毎年、社会保険の報酬月額の基礎資料になる、届出を行っている。この届出、社会保険労務士を学習した頃に出てきた。ところが当時は個人事業、厚生年金は対象外だった。そんなもんかな、という程度の知識だった。

 会社組織にすると、そうもいかない。ところがこの届出、どの数字を書いていいか、よくわからない。私は、経営者の顔と従業員の顔があるから、ごっちゃになってしまう。社会保険は税金と同様、源泉しているが、どれを書くんだっけ、また、銀行からの自動振込額も支給額と微妙に違うため、これも戸惑う。銀行からの振込額は、社会保険料の変動により、毎年のように変わってくるが、いちいち銀行に変更届けなどは出していない。その差分を処理している。すると、自分の給料はどれだっけ、となる。

 毎年書いているが、忘れる。税理士さんからのメールで、自分の支給額を確認して、源泉されている分を加えて、書く。今回はコピーを取っておく。これなら次回は、間違いないだろう。

 公的な支払いは、税金より、社会保険料の方がずっと多い。まあ、ある程度年金として戻ってくるもんだが。そういえば、年金2千万円問題、思うところはあるが、それはまた機会を改めて。

 

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65歳以降の在職老齢年金

2018年11月16日 | FP関連資格とその活用

 先日温泉で同窓会があり、昔の友人と情報交換した。ある建設設計会社の社長をしている友人に、65歳を過ぎるといくら年金がもらえるのか、と聞くと、俺はもらえないという。おや、変だな、と思い後で調べてみた。

 65歳以前は、ほとんどの人が働いでいるから、在職老齢年金の上限に引っかかって、減額されているのはよく聞くし、自分も減額されている。しかし、65歳以降は、確か月額50万円近くまで減額されないため、まあ普通の人は減額はされないだろう、64歳までは我慢だ、と思っていた。

 しかし、よく調べると、違っていた。サラリーマンとしての収入(賞与なども含む)と厚生年金の合計が月額46万円以上になると、支給される厚生年金の減額が始まる。たとえば、厚生年金が月額10万円なら、サラリーマン収入が月額36万円から、賞与を入れるとさらに少ない収入から減額される。わかりにくいので図化してみた。(もし間違っているなら指摘して下さいな)ちなみに計算式は、年金機構のこのページに載っている。

 

 私は、現在63歳、自由業だから70歳くらいまでは働こうと思っているから、これはショックだ。私の場合、自分の給与は自分で決められるから、減額に引っかからない程度に給与を減らす手もあるが、そのぶんは会社の利益となる。この会社の利益というのは、私は自由に使えない。

 会社の利益も旅行・登山などの小遣いに使いたいが、会社の利益というのは、もちろん経費になる場合だけしか使えない。不便なものだ。会社廃業するまでに貯めておくか。しかし、この年になって貯金などはしたくない。途中で自分が死んだらお終いだから。

 それにしてもこの在職老齢年金、年金アドバイザーなどの資格取得時に、学習したはずだが。65歳以降の事でまだ先の話だから、まじめに学習しなかったのか、全然覚えていない。

 

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エンディングノート

2018年04月10日 | FP関連資格とその活用
コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート B5 LES-E101
クリエーター情報なし
コクヨ(KOKUYO)

 しばらく前に、エンディングノートを買っておいた。自分に万一のことがあっても、仕事上の連絡先など、全く教えていない。家人も困るし、仕事先も困るだろう、ということで買った。しかし、なかなか手がつかないでいた。下の絵が私が買ったもの。上の絵はこれよりもうちょっと高価なノートだ。別にどっちでもいいのだが、安い方、500円の方を買っておいた。

 

 ようやく、部屋の整理収納が終わって、さて、次はエンディングノートだ。初めてページをめくる。目次を見ると、ずいぶん沢山のことを書くようになっている。最初のページは、自分のプロフィールだ。

 

 

 このノート、書くといいのは、わかっているが、なかなか手がつかない。そこで、以前、講演会で作った資料を思い出した。仕事は「今やる仕事」」と「後でやる仕事」がある。また、「自分でやらないといけない仕事」と「他人に任せてもいい仕事」がある。

 これをマトリクスにして見ると、下図のようになる。今やる仕事は、自分や他人関係なく、今、やらざるを得ない。問題は「後でやる仕事」で、「自分がやらないといけない仕事」である。この仕事は、時期を決めて、計画的にするのがタイムマネジメントだ。

 

 さて、このエンディングノート、まさに「後で自分でやる仕事」だと思うが、計画的にやろう。自戒を込めて書く。

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生涯ファイナンシャルプランを見直す

2018年04月05日 | FP関連資格とその活用
みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP 2017-2018年 (みんなが欲しかった! シリーズ)
クリエーター情報なし
TAC出版

 FP(ファイナンシャルプランナー)は顧客のマネープランをお手伝いする資格である。もっともこの仕事、どの程度需要があるかは怪しい。私の場合、FPの資格更新のための学習ばかりだ。そしてやっとFP技能を発揮する機会があった。

 自分のファイナンシャルプランである。この資格を取得するとき、十年以上前だが、ファイナンシャルプランを作った。そして時々見直してはいるが、エクセルを作り直す程の修正はして来なかった。最近、老齢厚生年金の比例部分をもらいはじめたこともあって、全体の再設計をしないと、思っていた。

 そうして、着手。まず、預金通帳から、年間の支出を調べる。そして源泉徴収票から年間の収入を、さらに企業年金と公的年金を調べる。ここまでが、昨年の収支だ。

 これに今年以降の収支、まず年収を調べる。中小企業診断士の収益額、何歳まで仕事して、いくら稼ぐか予想する。それに65歳になって、老齢基礎年金と厚生年金の金額が変更になる。さらに登山や旅行などの贅沢も見直す。これで年間の収支が出るため、預金に持ち株などを加えた資産のプラスマイナスを計算する。資産はプラスにはならないけどね。

 これらはエクセルで、それこそ瞬時に計算できる。出来た表から、グラフも一発だ。日本人の男性の平均寿命は80歳。ちょっとプラスして30年後、83歳までのグラフを描く。徐々に資産を減らし、まだ大丈夫、というか、大丈夫な生活設計をするのがこのプラン作成の目的だ。

 使い過ぎると、死ぬ際に資産はマイナスになってしまう、これはいけない。もう少し倹約した生活をして資産をプラスに戻す。資産は、今さら簡単には増えないから、預金が少しずつ減少するカーブを描き、それに沿った生活設計をするのである。一番いいのは、自分が死ぬときに資産が尽きるのがいいんだが、自分の死期は分からない。

 そして、これからの稼ぎ額や使える額などを推定して、何度もグラフを書き換えるのである。あと、家のリフォームや老人ホームの入居資金がも必要だし、子供へ少しは残したいし、ああ足りなくなる。このへんはまさに、シミュレーションである。

 さて何とか作成した。しかし条件などすぐ変わってしまう。そのときは、エクセルをちょっちょっと書き換えるだけで、生涯の資産カーブが書き直しできる。FPの醍醐味はここだね。

 

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行政書士の依田花蓮さん

2018年02月23日 | FP関連資格とその活用

 

 水曜日の診断士会中央支部のセミナーは、ちょっと変わったセミナーであった。依田花蓮さんという行政書士の方の講演だったが、この方、何と、性転換された方だ。行政書士だから、いろいろな相談に乗るが、名刺には性別変更・離婚・相続・・お気軽にご相談ください、となっている。

 LGBTは、L:レズビアン、G:ゲイ、B:バイセクシアル、T:トランスジェンダーの頭文字を取ったものだ。性的マイノリティー(性少数者)全体を指す。花蓮さんによれば,LGBTは、7%もいるそうだ。いるけどそれを隠して生きているそうだ。

 花蓮さんの生い立ち、幼稚園から社会人、そして行政書士になるまでのLGBTとの関わりをお話しいただいた。彼女は男性から女性へ性転換した。LGBTは複雑で、生物的な区分の性別、こころの性、現在の体の性、そして好きになる性の組合せで18通りもの組み合わせになり、人それぞれで違うそうだ。

 アライally:LGBTの理解者、アウティングouting:LGBTであることをばらすこと。新宿2丁目:LGBTの街、聞いたことあるな。LGBTは芸能人に多いそうだ。LGBTが、ほとんど気にならない職業だからだそうだ。

 有名な裁判は、府中青年の家事件、性的指向、性自認は全ての人に尊重されるべき基本的な人権である、という画期的な判決だそうだ。

 最後の質問の時間。花蓮さんの席に、七色の旗が立ってる、そこで私が、サンフランシスコに七色の旗が多く立っていたが、あれの意味を聞く、丁寧に答えていただいた。最後に名刺交換し、うちの研究会で講演をお願いするかもしれないとお話しする。

 LGBT、講演の前は、この頭文字の意味すら知らなかったんだけど、結構理解が進んだ。私もアライallyになろう。

   一昨年サンフランシスコに出張したとき、街角にはこの旗が閃いていた

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年金アドバイザーの社会保険裁定

2017年12月06日 | FP関連資格とその活用

 62歳になって、老齢厚生年金特別支給の支給年齢になった。年金の支給年齢は徐々に繰り下がって、現在特別支給は男62歳、女60歳である。誕生日を過ぎてから、年金額を決定する裁定手続きができる。先日、この裁定請求を行った。書類を書いて、添付書類を準備して、私の場合、郵送である。厚生年金は私の場合、勤務が2社、そんなに複雑ではないため郵送にした。

 そして、添付書類、これは、まず、戸籍抄本、そして住民票、雇用保険の被保険者証、源泉徴収、マイナンバー通知カード、最後は配偶者の源泉徴収まで揃える。戸籍抄本が一番面倒だ。昔住んでいた自治体に取りに行くからだ。郵送でもできるそうだが。

 そういえば、この「裁定」という手続き、昔、年金アドバイザーを取得した時に、覚えたものだ。年金は黙っていたら支給されない。必ず添付書類ともに請求書を書かないといけない。これを裁定手続きという。

 でも結局、この年金アドバイザー、4級に合格して、3級は惜敗だったが、役に立ったのは、これだけだった。加給年金などは受験当時もよくわからなかったが、とうとう今回もわからずじまいになったな・・

 

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年金機構と社労士

2016年02月04日 | FP関連資格とその活用

 所用があって、日本年金機構の越谷事務所に行った。手続きはあっさり終わって、保険料が来月から上がることになった。それはさておき、せっかく遠くまで来たんだがら、事務所の様子を観察。

 

 

 すると、壁に越谷事務所管内の社会保険労務士が市町村別に、一覧で掲げられている。そして、もう一つ、申請者以外は、社労士以外は、関係する手続きはやってはいけない、と掲示されている。そうか、だから社労士に頼め、ということか。社労士は、年金事務所でマーケティングしているのである。中小企業診断士もこんな仕組みがあればまた違うんだが。

 

 もう一枚、事務所の女性所長の写真があり、事務所としての方針が掲げられている。電話は何べん以内に取るとか、他にありませんかと一声かける、などだ。これは、年金事務所のCSである。たまに他人の事務所を訪問するのも新鮮だ。 

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健康保険

2013年06月29日 | FP関連資格とその活用
 久しぶりに、社会保険労務士関連のことを書く。社労士は以前、池袋の受験予備校LECに通って学習した後、一度だけ記念受験したことがある。真夏の暑い日だった。携帯電話を紙袋に入れろ、と指示されたことがある。今の受験は当然のことになっているが当時はまだ珍しかった。

 社労士の科目には8科目、見方によっては10科目あり、労務と保険が半々だ。その中に「健康保険」という独立した科目がある。病院に行くとき持っていくお馴染みのやつだ。

 私は、企業時代は、会社の「健康保険組合の組合健保」に入っていた。退職するときに、少しでも支払いが有利なように、「会社の任意継続被保険者」となった。これで引き続き会社の健保が使えた。もっとも会社の負担がなくなり、全額自己負担には変わりない。

 ところがこの保険、有効期間が2年間なのである。そしてこの7月にその2年間が切れる。すると、次は自営業などの人が入る、「国民健康保険」に加入するしかない。

 この手続きに昨日市役所へ行ってきた。手続きは簡単。申し込み用紙に記入し、認印を押し、会社の保険証のコピーを差し出して終了。数日後には新しい保険証が送られてくる。保険料の支払いは、翌月に、国民年金と同じような形で収める。

 ここまでは判りますかね。実はもう一つ健康保険がある。会社の保険には、60歳以降、「特例退職被保険者」という制度があって、60歳になったらこれに加入することができる。メリットは加入時に検討しようと思うが、保険料が安くなる可能性がある。

 ということで私の場合は、会社の健保⇒会社の任意継続⇒国民健保⇒会社の特例退職者、と4つの健康保険を渡り歩くことになる。

 社労士の試験学習に出てきたため、私は以前から知っていたが、一般の方はよくわからないだろうねえ、複雑だから・・
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