物を売るバカ 売れない時代の新しい商品の売り方 (角川oneテーマ21) | |
クリエーター情報なし | |
KADOKAWA / 角川書店 |
この本の著作者、川上哲也さんはフェイスブックで繋がっている。昨年、ビジンネス書出版アカデミーの講師としてお会いし、その後の懇親会でもご一緒した。
この本、かなり売れてるようだ。以前から買ってあったんだが、気象予報士試験の関係で読まずにいた。そしてようやく読み終わった。、物を売らずに、物語を売れ!というものだ。本書の帯には「マーケティングの研修・課題図書に採用している企業が多くなった」と書かれている。
印象に残ったのは、ストーリーを作るには、「ストーリーの黄金律」があるそうだ。①何かが欠落している、又は欠落させられた主人公が、②何としてもやりとげようとする遠く険しい目標やゴールに向かって、③数多くの葛藤、障害、敵対するものを乗り越えていく、という3要素が含まれる、というもの。(本書よりP95より抜粋) なんだが、劇画の主人公のようだ。
ただし作られたものはダメ、うそを言うとその反動は大きく、取り返しのつかないダメージを受ける。創作ではなく、発見だそうだ。いくつか例が載っている。このうち北海道の旅館に外国人観光客を呼んでる例は、私もテレビなどで見たことがある。
アマゾンでは、評価・コメント欄がある。多くは評価4とか5なんだが、2人1を付けてる。1とは最低という意味だ。内容を読んでみると、例示でパクっている部分がある。最低だ!というもの。そしてけちょんけちょんに作者を貶している。よくもまあ、ここまで書けるな、という感じ。書いた自分が割れないからだろう。
アマゾンもそうだが、ネットの大半は、ハンドルネームである。これが悪さしてるようだ。まともなコメントなら氏名を名乗っても一向にさし使えない。。むしろ責任の所在から氏名を名乗るべきだろう。
とにかく、マーケティングに関係する人は一読したらいかがでしょうか。