資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

アスクは二日目

2012年04月30日 | 防災関連資格とその活用
気象予報士試験標準テキスト 実技編 (LICENCE BOOKS)
クリエーター情報なし
オーム社


 昨日は気象予報士受験予備校アスクの2日目、日曜の夜授業も少し慣れてきた。六本木駅近くで早い夕食、うまいお茶漬けを食べた後出席。

 まず宿題の解説、地上天気図の英文コメントを日本語訳。この天気図は先月4月3日の日本海を発達した低気圧が通過した例だった。そういえば、あの日台風並みに発達して、昼間は電車が止まって困った日だ。その日の実況である。気象の地名ではなぜか「日本海南部」という地名はないそうだ。従って「日本海の南部」なら正解となるそうだ。ふ~ん。

 それから、天気図の記号の読み取り。天気図には、100種類の記号のある国際式と15種類の国内式がある。例えば、国際式の「もや」は国内式にはなく、雲量で決まる。雷は、国際式では「雷電」、国内式では「雷」と微妙に違う。

 「雨」は、国内式は1種類だけだが、国際式はでは、「弱い雨」「並みの雨」「強い雨」これには前1時間にやみ間がある・ないが加わる。さらに雨には「しゅう雨」というにわか雨があり、「弱いしゅう雨「並みのしゅう雨」「強いしゅう雨」と全部で9種類もある。本番でもこれが出題されたことがある。

 さらに連休中も学習は続く。

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スプリングフォーラムに参加

2012年04月29日 | 中小企業診断士資格とその活用
 昨日は例年春の開催、中小企業診断士のスプリングフォーラムであった。このイベントは、東京都の診断士会の各支部が合同で、新入会員の歓迎イベントや、研究会などの勧誘活動を行う。今年合格した診断士を始め、新旧診断士約1,000名が一堂に集まる。旧知の診断士とも会える機会である。昨年は大震災で中止になっっていた。

 今年の渋谷のフォーラムエイトで開催。私は例年、人財開発研究会の幹事として、入会の勧誘を行っている。今年は応援の方を含め5名が交代で勧誘活動を行った。また、今回はパソコンとプロジェクターを準備して、パワポの絵が自動で流れる仕掛けをを作った。チラシは130枚ほど配布し、二十数名の名刺を戴く。

 また、研究会のブースは150ほど出展する。他の研究会のブースに行き、知り合いの消息を確かめるのも楽しみだ。まだ独立していない診断士からは独立後はどうだ、という問い合わせが多い。仕事の情報も行えた。何名くらいが入会してくれるだろうか。

中小企業診断士 2011年12月 (NHK資格☆はばたく)
クリエーター情報なし
NHK出版

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コーチング入門セミナー終了

2012年04月28日 | 執筆・講演・診断
目からウロコのコーチング―なぜ、あの人には部下がついてくるのか? (PHP文庫 は 46-1)
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PHP研究所


 先週からやってきたA社のコーチング入門セミナー、三日間のセミナーが終了した。初日から二日目、さらに三日目にとなるに連れて、だんだん洗練されてきた。時間も初日は大幅に余ったが、三日目はほぼちょうど良い時間となった。

 今回のセミナーは、オリエンテーションから、石の地蔵さん用いたコミュニケーション、傾聴スキルのあいうえお、承認スキルでは、全員でイチローやナデシコジャパンをほめる、そして質問スキルでは、限定・拡大質問、否定・肯定質問、過去・未来質問などのスキル、そしてコーチングの応用スキルとして、目標管理面接への応用、最後には総合演習という手順であった。

 カリキュラムは、オリジナルであリ、自分の研修資料という財産ができた。三十数名へのセミナーはさすがに疲れた。しかし、充実感がある。明日は、診断士のスプリングフォーラムである。また大勢にプレゼンしなければ・・


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消費増税では財政再建できない

2012年04月27日 | ビジネス・経済
消費増税では財政再建できない -「国債破綻」回避へのシナリオ
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社


 一橋大学名誉教授野口悠紀雄先生の著書である。野口先生の著書は二冊目だ。専門的で結構難しい。

 目次を列挙すると、国債消化はいつ行き詰まるか、対外資産を売却して復興財源を賄うべきだった、歳出の見直しをどう進めるか、社会保障の見直しこそ最重要、経済停滞の原因は人口減少ではない、高齢化がマクロ経済に与えた影響、介護は日本を支える産業になり得るか。

 数字やシミュレーション結果などがふんだんに盛り込まれており、まっとうな話が多い。ただ、手軽な読み物とは言えない。

 この中で一つ発見したことがある。年金と医療・介護の違いだ。どちらも社会保障なんだが、だいぶ違う。年金は所得移転だから、もらっても使うかどうか分からない。結構貯金になってしまう。経済的にはこれではいけない。一方、医療・介護は、必ず使う。というか、使った分だけもらえるから。これを有効需要といい、経済を活性化する。

 自動車は、「売れると内需が増えて望ましい」と皆がいう。一方、同じ有効需要なんだが、医療・介護は、「抑制すべき」となる。なぜか。

 供給主体と費用負担が異なっているためだ。自動車の供給主体は自動車メーカーである民間企業なので、その立場からの声が強く、支出を増やすべき、となる。医療・介護は、供給主体の声が小さい。費用負担も公的保険であるから大半が保険者であり、保険者が支出を抑制せよ、と言う。

 医療も介護も内需で、需要が多いんだから、公的保険でカバーできる範囲を小さくすると、有望な新分野となり、日本をけん引する産業に育つ。医療や介護は規制を緩和すべき。

 デフレの世の中だ。デフレとは供給が多く、需要が少ないこと。しかし、そうではない分野が3つある。超過需要となっている医療と介護、そして東北地方の建設業だ。建設業は別にして、もっと民営化すれば労働移動も進み、失業も減るだろうにね。



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福島原発でいま起きている本当のこと

2012年04月26日 | 土木施工管理技士資格とその活用
福島原発でいま起きている本当のこと~元・現場技術者がすべてを語った!
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宝島社


 書籍のタイトルは「本当のこと」となっているが、「推測の多い」本である。書店で平積みになっていて、93ページという薄い本、500円と安いため買ってみた。宝島社という会社、暴露本が得意なんだろうか、原発の元現場技術者が書いたまさに暴露本である。

 私も同じエネルギー業界の現場にいたので、この本に出てくる単語がいくらか理解できる。ベント不成功の原因はおそらくバルブが錆びついていたんだろうとか、格納容器は大ハンマーで蓋を叩いて調整するとか、2時間の教育で素人が現場で働けるとか、線量をあえて測らないで作業をすることがあるとか、東電社員は作業現場では高みの見物するとか、何となく雰囲気が伝わってくる。

 結局のところ、福島原発は、中がどうなっているかいまだにわからない。お手上げなんだろうか。対策は水をかけて冷やして、汚染水を浄化することくらい。本質的には3・11以後現場は変わっていない。

 著者の提案は、現場感のある案がもっと上がるべき、下から意見を上げる文化がまるで育っていないそうだ。原子力村を解体して、外部から集める体制が必要だとのこと。安全管理や人事労務管理など、福島は感ずることが多い・・。早く収束してほしいものだ。
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ガス業界の資格試験その3

2012年04月25日 | 土木施工管理技士資格とその活用
都市ガス業界の資格試験
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三恵社


 先日出版した「ガス業界の資格試験」の内容紹介、続きです。本日は、建設・環境系の資格。

 ガス業界と土木施工管理技士
土木施工管理技士は、ガス業界で言えば、道路に関連する本支管工事等に従事する人たちに必要な資格です。建設業法では、一定規模以上の請負契約には営業所ごとに主任技術者を置かねばなりません。この主任技術者となれる要件のひとつに、この土木施工管理技士があります。したがってこの試験を目標としている人も多かろうと思われます。
また、ガス業界の人たちについては、土木一般で出題される掘削土量の変化や、専門土木の道路舗装、法規の道路基準法・道路関係法、共通工学の工程管理手法などは、ガス業界の仕事にも必要です。
また、建設関係には、この資格を取得すると、処遇面でも有利になる会社もあり、報奨金や手当てのつく会社も多いようです。次にステップアップするために是非チャレンジしてください。

 ガス業界と管工事施工管理技士
管工事施工管理技士は、ガス業界で言えば、建物設備の内管工事に従事する人たちに必要な資格です。土木施工管理技士と同じく、建設業法では、一定規模以上の請負契約には営業所ごとに主任技術者を置かねばなりません。この主任技術者となれる要件のひとつに、この管工事施工管理技士があります。したがってこの試験を目標としている人も多かろうと思われます。
 ただし、この資格試験は、ガス管の施工方法に関する出題は少なく、むしろガス主任技術者試験の基礎科目の内容と重複する部分があります。
また、建設関係には、この資格を取得すると、処遇面でも有利になる会社もあり、報奨金や手当てのつく会社も多いようです。次にステップアップするために是非チャレンジしてください。

 ガス業界と公害防止管理者
 公害防止管理者は、大気、水質、騒音、振動、粉じん、ダイオキシンと区分されています。各々の区分に応じて一定の工場は公害防止管理者を置かねければならなりません。他に建設騒音・建設振動として一定の建設工事は、届け出が必要になっています。
 ガス業界においては、法的な資格として必要とされることは少ないのですが、ガス整圧器をはじめとしたガス工作物やガス工事時の騒音・振動対策として騒音・振動の性質、防止技術対策、関連法規を知り対策を検討することは、ガス工作物の維持管理、ガス事業のCSの向上などに寄与でます。

 ガス業界とエコ検定
 環境問題の高まりとともに、商工会議所の公的資格、エコ検定が人気を集めています。従業員に取得を奨励している企業もあります。環境のトップランナーを目指すガス業界においても、受験者が増加している試験です。
 環境の実務はISO14001やエコアクション等ですが、環境を専門としない部署にとっても環境意識を高めることもできる資格です。

 続きます。





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EVERNOTE

2012年04月24日 | IT
できるポケット+ Evernote
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インプレスジャパン


 昨年のIT研究会で紹介したもらったEVERNOTE、デスクトップにダウンロードしてあって、ちょっとだけ使ってみただけだった。YahOOメーリングリストのブリーフケースを使っていたが、一杯になってしまったため、そうだ、EVERNOTEがあった、ということで本格的に使い始めた。

 EVERNOTEの書籍は、アマゾンだと、何と50冊も検索された。書店で一冊買って読んでみる。結構メジャーなソフトのようだ。

 機能はなかなかのもんだ。入力したデータのほかに、手書きメモ、音声、そして新規カメラノートををクリックすると、パソコンの正面が青白く光る。そうか、パソコンにはWebカメラが付いてるんだ。またスキャナデータや、Iフォンからも使える。

 ワードやエクセル、パワポのデータなど登録していると、突然ストップ。どうやら転送の限界、60MB/月を超えたらしい。プレミアムといって料金を払うと、グンと容量が増えるようだ。

 ということでしばらくはここでお休み、また来月になると使えるようになる。そのうちプレミアム料金は450円/月だから、料金を払って自在に使おう。これでわずらわしいバックアップが随分楽になりそうだ。
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気象予報士受験予備校始まる

2012年04月23日 | 防災関連資格とその活用
気象予報士試験標準テキスト 実技編 (LICENCE BOOKS)
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オーム社


 昨夜、日曜日の夜から気象予報士の受験予備校が始まった。通算して17回目の受験である。テレビ朝日アスクという、アナウンサースクールだ。本日手続きをしたが、受付は、アナウンサーの卵たちとすれ違い、混雑していた。

 受講生は5名、こぢんまりしている。講師は気象庁OB、気象予報士試験実施団体の気象業務支援センターのOBでもある。前回もこの先生だった。受講生のうち2名は、継続受講で顔なじみ。

 本日は第1回ということで、学科の復習のような内容だった。新しい知識はないが、やっぱり忘れている。このスクールは毎回宿題が出る。それを1週間以内に解いて持っていく。講義はその解答がら始まる。そして解答は回収されて、添削される。学習時間は2時間である。

 さあ、フレッシュな気分で通学しよう。場所が六本木なので明治屋によって、ドイツのリッターチョコスイスのトブラローネチョコを購入する。ドイツのチョコは昨年のスイス旅行で知ったものだ。六本木はこうい買い物ができるのがいいところだ。
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Web解析士検定に合格!!

2012年04月22日 | IT系資格とその活用
 ネットで見つけた「Web解析士」、Webで初級講座を申し込むと、さっそくテキストが送られてきた。183ページで印刷されている字が細かい。1週間ほどで予習しろと書かれている。

 テキストの内容は、ウエブ解析とは、ウエブ解析の用語定義、集計手法、分析手法、計算方法、提案方法、表現方法、ウエブ解析を取り巻く環境などである。1週間で全部読み切るのは結構きつい。しかし、講座当日までに読んでおいてよかった。

 講座は、土曜に、半蔵門で、受講者は12,3人というところか。ウエブの仕事をしている人が多い。女性も2,3人いる。

 講座は、予習しているとの前提で、全て問題を解く形式で進む。問題にテキストのページ数が書いてあって、解らないとすぐそのページで調べられる。テキストをだらだらと解説するより、この方が緊張感があって、テンポよく進み、なおかつ頭に入る。

 5時間に及ぶ講座の後、夕方、別室で試験だ。パソコンに向かってテストをする。ウエブ解析には指標が多い、ヒット数、ページビュー、セッション数、インプレッション、ユニークユーザー数、IPアドレスなどである。またこれを用いた計算問題も多い。クリック率、クリック単価、CTC、コンバージョン率、CPA,ROASなど多くの計算式が登場する。

 試験が終わるとその場で採点、100点満点で81%で、見事合格!! 分野別ではウエブ解析の計算方法がちょっと弱いが、あとは十分だ。これで待望の239種、312個目だ。

 このウエブ解析という技術、ここ2,3年で普及してきた新しい技術である。私は、ブログについているアクセス解析を読みこなしたいため受講したが、IT関係の仕事をしている方、これからもっと普及する資格です。やるなら早めにチャレンジした方がいいですね。


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津波の跡!!

2012年04月21日 | 土木施工管理技士資格とその活用
 三陸へ1泊でボランティア旅行に行く。夕刻、宮古の北、田老地区で、地元の人から田老を襲った津波の説明を受ける。津波は巨大だ。現地の寒々とした光景を見るとなおさら人間のちっぽけさと巨大な津波の対比が感じられる。
 
 田老は、過去何度も津波に襲われていて、かなり備えができている。地震後、皆そばの高台に避難したが、忘れ物やコートを取りに帰った人などが襲われたそうだ。

 

 津波で町ごとなくなってしまった田老地区、津波は防潮堤を超えて、向こうの中学校まで飲み込んだ。


 

 田老自慢の防潮堤。万里の長城と言われた。海面から10mの高さ、津波は20m以上だったそうだ。


 

 向こうのホテルは3階まで波に襲われた。1、2階が被害にあっている。

 
 

 壊れた防潮堤、コンクリートが破壊されている。恐ろしい破壊力だ。


 

 向こうにはがれきが処理できずに貯まったままだ。
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セミナー講師初仕事!!

2012年04月20日 | 人材開発資格とその活用
 水曜日は中小企業診断士として独立しての、初めてのセミナー講師を行った。内容は「コーチング入門セミナー」、昨年エグエクティブ・コーチの資格を取っていたのが幸いして、実現したものだ。

 企業内時代は、毎月の月例プレゼン、消防向けのセミナー、研修部門からの依頼による研修、会社施設の見学案内(こちらは4年間で1万人、ご案内のプレゼンを行った)など数々の研修講師をこなしていたため、プレゼンの不安はない。

 ただ、独立して。カリキュラムを全て自分で組み立ててのセミナー研修は、また気持ちがちょっと違う。時間は4時間。コーチングとは何か、コミュニケーションの基本、傾聴スキル、承認スキル、質問スキル、そして総合演習・まとめという順序である。

 演習は全部で11ケース、これは役割を変えて行うため実際は22ケースと、かなり取り入れた。また、目標管理面接へのコーチングの応用の話も入れた。

 終わってすぐ反省会、PDCAを回す。内容を微修正してあと2回行う。頑張るぞ!!


コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる
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ディスカヴァー・トゥエンティワン


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国破れて財務省あり

2012年04月19日 | ビジネス・経済
財務省のマインドコントロール
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幻冬舎

 タイトルは、みんなの党の江田憲司氏の著書「財務省のマインドコントロール」の中から取ったものである。噂のとおり、日本は財務省が支配している。野田総理も財務省は陰でパぺット(あやつり人形」と呼んでいる。書籍の内容をはじめの部分だけでもお話ししよう。

(国債を子孫に残すな)
 財務省の広告塔である野田総理は、「国債は子供や孫たちへのつけ回し」という。しかしこれは財務省のマインドコントロールなのである。それは、今年、国債を発行して国民から金を借りる。政府は負債を、国民は国債という資産を得る。そして償還期限の60年後に政府は、仮に増税して国債を償還するとする。そのお金は、国民が受け取る。つまり60年後の子孫は差し引きゼロで負担が増える訳ではない。ギリシアのように外国からお金を借りているのとは違うのだ。

(国の借金はGDPの2倍)
 これも財務省がよく言う言葉である。しかし、バランスシートの貸方(負債)だけを見ていうバカはいない。右側の借方には必ず資産があるのだ。日本国の負債は1000兆年円、資産は700兆円で、差し引き300兆円の借金なのである。これはGDP比では60%くらいだ。財務省や野田総理はバランスシートを知らないのだろうか。つまり「簿記」を知らないのだろうか?

国債整理基金特別会計
 というのが特別会計にある。これは知らなかった。一般会計とは別だ。これは国債の返済用元本で年10兆円、利子分が10兆円で合計年20兆円が日本の国債費になっている。ところがその会計に毎年10兆円の剰余金が残るそうだ。まさに財務省のヘソクリだ。(実際財務省のHPではそうなっている)国会でこれを使えと質問しても非常時のお金だからといつも使わないそうだ。

(米国債の償還金)
 日本の外貨準備金のことである。これまで日本は為替介入で随分のドルを買っている。時々ニューになるやつだ。これがなんと90兆円近くになる。中国は別として他の先進国は日本の1/10くらいだそうだ。しかしそれも使わない。

 会社に例えれば、経理部が強い会社は堅実だが、時代の流れを見通し、環境変化に的確に対応するには、企画部や研究開発部門が生き生きしていないといけない。、しかし今の日本は、経理部長も社長も副社長も専務も常務も全部財務省という経理部出身者であるようなものなのだ。

 この間観た映画サッチャーでは、フォークランド紛争の時、サッチャーは大蔵省を会議に出さなかったそうだ。予算の制約で決断が鈍るからであった。日本でもこのような人物が出てくれれといいが・・
 映画 サッチャーの予告編はこちら

 今週号の週刊現代に「財務省の洗脳とメディア操作」という江田憲司氏と高橋洋一氏の対談が載っていた。この書籍のエッセンスが書かれている。エッセンスだけでもという方は週刊誌でどうぞ。

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目標管理

2012年04月18日 | 診断士活動(研究会)
目標管理の上手なやり方が面白いほどわかる本―業績アップを達成するための基本ステップ35 知りたいことがすぐわかる!
クリエーター情報なし
中経出版


 月曜の人財開発研究会は、A会員の発表で「目標管理」。自身の経験による中小企業への目標管理の導入指導からの発表であった。

 目標管理は、理論でいえば、マクレガーのX理論、Y理論のうちのY理論に基づく制度である。調査結果によると、日本企業では大企業ではほとんど導入中、中小企業では半分くらいの企業で導入している。そしてその結果は、賞与や昇進昇格に利用されている。

 目標管理には、トップの目標と個人の連鎖を強めた「戦略重視型」、社員が目標意識を持って目標設定する「能力開発型」、目標の評価の達成度合いを定量的にシートに記入する「評価重視型」があるそうだ。

 私の以前勤めていた会社は、入社時は「能力開発型」、途中で「戦略重視型」に変更になり、同時に「評価重視型」になった。そして退職直前に「評価重視型」がやや緩和された、というところ。読者の会社の目標管理はどうだろうか。

 目標管理の問題点の最大は、管理者の問題。目標の設定段階では、目標管理面談を行うが、その際、管理者のコミュニケーション能力が低い、目標遂行上の段階では、管理者が目標達成を支援し、意欲を引き出す能力が低い、期末の評価段階では、面接は十分な話し合いになっていない、など、ほとんどが管理者のコミュニケーション能力の問題である。

 目標管理の導入段階では、面接の進め方等の研修が必須であるようだ。面接時にはストリーを作って臨むことが重要で、特に初めに「ほめる」ことがよいそうだ。私も同感である。

 現在私の作成しているB社の管理者研修カリキュラムにも「目標管理面接」の実施方法を入れている。私の研修は、コーチングスキルを使って、面接の流れをフローにして、面談者へ対面する。そして相手から思わぬ反応があったときでも対応できるようにする演習を組み入れている。

 目標管理面接は通算で、20年ほどやっていたが、この時の経験が生きているようだ。

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気象予報士17回目の挑戦!!

2012年04月17日 | 防災関連資格とその活用
気象予報士試験模範解答と解説〈平成14年度第2回〉
クリエーター情報なし
東京堂出版



 気象予報士17回目の挑戦を決めた。以前受験予備校クリアに通っていたときに、21回目の受験で合格した人がいたそうだが、私はまだ17回目だ。

 学習は過去問と予備校通学。過去問題は第19回から第37回まで約10年分を4か月かけて解く。時々、ブログ気象予報士ゼミナールに書き込みします。

 予備校は、六本木のテレビ朝日のアナウンサースクールアスクに通学する。ここは一度授業料を払えば、合格するまであとは資料代のみでよい。もう3回目の通学になる。予備校は、日曜の18:30~20:30である。サラリーマン時代なら日曜日の夜は行かなかったろう。現在は月曜でもゆっくり起きれるから問題ない。

 学習期間は4月後半から8月前半まで、さて、初心に返って学習だ!!
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人生二毛作社会を創る

2012年04月16日 | ビジネス・経済
人生二毛作社会を創る―企業ミドルの生き方改革による長寿社会の再構築
クリエーター情報なし
同友館


 この本の主要テーマは、以前に比べ人生が長くなっているため、サラリーマンは1回目の仕事の後、二毛作でもう一つ、好きな職業を選択せよ!というものである。特に大企業のサラリーマンはその技術・技能を活かして資源が十分でない中小企業の指導に当たれ!というもの。中高年の活性化、経済成長にも寄与するし、いいことだらけというものである。

 特に焦点を当てているのは、50歳前後の大企業のミドル。筆者はこの世代を「当惑の世代」と言う。この世代は、老齢年金が65歳と確定しており、60歳以降雇用がどうなるか見えず、さりとて65歳まで企業にしがみつくという決断もしていない。キャリアチェンジのビジョンも描けているわけではないが、今の組織の居心地も悪くない、しかしいつまでも続く訳ではないことも理解している。と描写している。

 この世代が人生二毛作に変容せよ!!と主張している。ちなみに二毛作をやる人を筆者は「ニモラー」と呼ぶ。大企業は分かるが、中小企業のサラリーマンはどうするのか、女性はどうするのか等の意見も寄せられているそうだ。ニモラーを目指したい人は一度読んでください。

 最後に、筆者の名前、どこかで聞いたことがあると思っていたが、一度私と名刺交換しているようだ。当時私の会社の施設見学にお見えになった、経済産業省の方のようだ。人間違いだったらすいません。
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