森林インストラクターオンライン養成講座の森林内の野外活動、安全及び教育編は、3日間連続になるので、まとめて書く。初日は、野外活動と指導法、ネイチャークラフト、山の安全の3編だ。午前は、野外活動と指導法。大学の名誉教授の方が講師だ。
野外活動のテキストにはスポーツ基本法やレクリエーション、指導法などが書かれている。この時間の講師の先生は、テキストには触れず、会場の受講生に順々に問いかけて答えていく。話は結構面白んだが、これじゃあ、資格受験の学習にはならない。そして、最後の15分ほどで、テキストをざっと話してくれる。これなら最後の15分だけで十分かな。森林インストラクターは、「野外活動会の司法試験」だって、ずいぶんと持ち上げてくれるが、その割に受験対策の内容が・・まあ、書くまい。
午後Ⅰは、ネイチャークラフト。こちらも大学の先生、オンラインで大学からのようだ。学生も授業なのか出席している。テキストの該当ページは4頁ほどしかない。残りはクラフトの写真だ。過去問題を観ると、クルーガン(接着剤)や、きもとたけうら(伝承)、などテキストには書かれていない内容が出題されている。そして講義の大半は、クラフトの写真。まあ、これも講義としては面白いが、試験学習には効率悪そう。気がついたことは、このネイチャークラフト、材料は秋でないと入手できない。木の実やドングリ、松ぼっくりなどは主に秋だ。材料溜めて行かないとね。
午後Ⅱの山の安全、女性の講師の方だったが、この方の講義が一番Good! テキストの重要な部分をパワポにして説明してくれる。質問も多かった。私もエピペンはなぜ他人が打てないのか、オンラインで質問。
さて第2日、森林と人と自然保護、野外活動の指導法、森の文化史、最後は野外ゲームだ。午前Ⅰの森林と人と自然保護。冒頭、出題されそうな部分を教えてくれた。そして、これからはテキストを閉じて私の話を聴いてくださいと。この先生、私は好き。
午前Ⅱの野外活動の指導法、講師の方は年配の方、この資格に携わって長いらしい。第1回の試験は、林業の専門家が主に受験したが、合格率は8%だった。難しい試験だよって。そして参考資料から、日本の男性の平均寿命は81歳、健康寿命は72歳、要介護期間は何と9年!! ということは、健康な年齢は、私の場合、あとたった5年!! 登山や旅行、どんどん行かなくちゃ。
午後Ⅰは森の文化史、民俗学の講義だ。ちょっと期待する。災害に関しては山アテ、蛇抜けなど。マツ、杉、椎、栃、焼き畑、鹿、猪、熊、ウサギなどの動植物、そして信仰との関係だ。結構面白いが、何が試験で出題されるか心配。
午後Ⅱの野外ゲーム。野外ゲームは種類が多い、アメリカから輸入されたものが多いが、アメリカではこんなことを昔から研究していたとは、凄いね。過去問は難しそう。野外ゲームの意義を○○○字で説明せよって、厳しそうだ。
最終日の3日目は、救命手当・応急手当、人を引き付ける話法、企画の立て方だ。まず午前は、救命手当・応急手当。赤十字の方が数人来て講習。ただし会場受講者向けのため、オンライン受講者はほとんど無視される。同じ受講料払ってるのにおかしいね。AEDはペットボトルを使って練習。三角巾は何度も教わっているが、忘れている、今回もすぐ忘れそう。
午後Ⅰは、人を引き付ける話法。こちらはテキストに沿ってきちんと話してくれる。後半はスピーチの準備。本試験ではこれが出題されているため、しっかりと作成した。
午後Ⅱは、企画の立て方。よい企画とは? そのためには? 自分の事業をやるためのマーケット分析、ポテンシャル分析、そしてコンセプト、広報戦略、ネーミングなど。3日間の最後の講義、ほかの仕事も溜まってきたし、正直疲れた。講座は8日間、あと残りは3日だ。森林インストラクターへの道は険しいな。