資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

二泊三日の合宿研修講師を体験

2014年06月30日 | 執筆・講演・診断
 ある大手メーカー子会社の管理者研修の講師をやりました。受講者は、みな忙しく平日集まれないため、金、土、日の二泊三日の合宿研修となりました。写真は合宿した施設。立派な研修施設です。
   
 二泊三日ということで、気軽に受けたのですが、実はとんでもないことでした。私は通常1日研修の講師をやっています。しかし、この1日研修でも、終わるとぐったりします。講義シナリオ、グループ討議の盛り上げ、時間管理、受講者とのやり取りなど、知らず知らず緊張しているんですね。

 これが三日続いたのです。もうやりたくないと思うほど、疲れました。もし今度二泊三日をやってくれとすると知り合いの診断士に頼んで、講師2名体制でやりたいと思います。

 初日夜は懇親会に付き合ったため、早寝してしまい、朝3時に目が覚め、二日目の夜は、飲んで翌日のプレゼンの練習に付き合ったため、この日も早寝、4時に起きてしまい、その後眠れずに、朝から講師をやりました。従って午後の講座はかなり疲れが出ました。

 研修メニューは、初日、リーダーシップ、OJT計画、二日目は、仕事の教え方、人事考課の基本、コーチング、リスクマネジメント、最終日は、全員がパワポを使ってのプレゼンでした。最終日は役員さんも質問要員で参加されたためか、受講者・発表者は、みな、緊張していました。でも前日練習の成果が出たようで、皆立派な発表でした。

 さて、これから報告書作り。受講者の受講アンケートが、今までで一番高評価のようです。これが救いでしょうか。
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秀吉の経営戦略を診断士風に言うと

2014年06月29日 | 中小企業診断士資格とその活用
新史太閤記 (上巻) (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社


 司馬遼太郎さんをふと読みたくなった。司馬遼太郎さんの太閤記を読む。主人公秀吉の戦略・戦術は、従来の大名の戦略・戦術とはかなり違っていて面白い。そこで、中小企業診断士風にこの戦力・戦術の違いを解説してみたい。

 中小企業診断士の二次試験レベル、つまり実際の企業診断のレベルになると、診断のフレームワークを学習する。診断のフローチャート、道筋である。初めに経営者の気持ちを聞き、全体戦略を描く。モノによっては、この全体戦略は、マーケティング戦略と重なることもある。次に個別の戦略、すなわち、財務戦略、人事戦略、技術戦略、情報戦略などを全体戦略と整合を取って決めていく。最後は各戦略に基づく、個別の戦術になる。実際の中小企業の診断はこのような手順になる。

 秀吉の思いは、信長の思いを引き継ぐ、「天下布賦」である。これは日本を統一することになるから、経営者の思いを受けての全体戦略は、国内を秀吉の配下に置くという全体戦略といことであろう。ここまでは誰でも思いつく。

 問題は次の段階である。信長秀吉以外の大名は、戦略があまりない。槍や刀を鉄砲に置き換えるのは技術革新を行う技術戦略だ。そして戦いにおけるその使い方は、各戦術になる。この辺は各大名なども使っている。また調略も時々使うが、なんといっても、武士は「武勇」が一番と思っている。技術戦略の中からは出ていない。

 ところが、秀吉になると戦略が俄然増える。城下を楽市楽座にして商人を儲けさせ、税金を増やす、これは集客をするマーケティング戦略である。

 お金をばらまき、農民に城や堤防を作らせる。墨俣城や小田原攻めの土木工事、水攻めなど、お金で普請という公共事業をやる財務戦略だ。

 調略は最も得意とするところ。岐阜城は調略だけで落とした。調略とは、人事戦略と情報戦略のミックスである。

 このように、秀吉は、マーケティング、財務、人事、情報、そして技術と各戦略を全体戦略に絡めて自在に使い、経営革新を行い、天下を我が物にしたのである。企業経営との共通点が見えて来ないかな・・

 この戦略を使いこなす時に活躍したのが、黒田官兵衛である。次は、官兵衛を読もう。
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関ヶ原検定に申し込み

2014年06月28日 | 地理・歴史系資格とその活用
 9月15日に関ヶ原検定が開催される。関ヶ原関連の書籍は、堺屋太一氏の「大いなる企て」などで、多少は知ってる。また以前、戦国武将検定というので、関ケ原特集をしたとき、受験した。 そこで、ホームページから模擬問題をやってみたら、結構わかるため、受験を申し込んだ。

 開催場所が面白い。東京、大阪はわかるが、もう一つ、関ケ原というのがある。関ヶ原町が講演しているらしい。この検定、いくつか面白い試みをやっている。まず甲冑部屋というのがある。どうも試験会場に甲冑を付けてきてもらってその部屋を甲冑部屋とするそうだ。

 それに受験時は、東西どちらかを申し込む。どっちに分類されても試験結果には影響しないそうだが、何かあるのかな。もう一つ、受験者はどの武将の配下につくか、というもの。これも何に使うのかわからないが、とりあえず、黒田長政にしておいた。黒田官兵衛の子である。確か東軍だと思ったが。

 気象予報士試験が終わり、9月になったらテキストを買って、学習しよう。
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関西で初セミナーを実施

2014年06月27日 | ガス主任技術者資格とその活用
 水曜日は、午後関西へ。関西の大手ガス会社から呼ばれて、ガス主任技術者取得の応援セミナーを開催した。夕方約1時間半である。受講生は約50名。

 講師紹介の後、ガス主任試験のメリット、学習方法、科目別のポイント、計算問題対策、基礎理論テキストの改訂対策、論述試験対策、そして次回の予告である。少し時間が足りなくなったため、最後は端折って時間通りに収めた。

 受講生の反応も良く、自己満足できるセミナーであった。終わって、新幹線へ。自宅に帰ったのが終電で、0時半であった。往復9時間交通機関に乗って、1時間半のセミナーだから、効率が悪い。9月に入って、もう一度、今度は直前セミナーを開催する。
    
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連載執筆

2014年06月26日 | 執筆・講演・診断
都市ガス業界の資格試験
クリエーター情報なし
三恵社


本題の前にワールドカップの話。日本は2敗1分けでグループリーグ敗退。昨日は朝5時から見ていた。結局は私の予想通り。ランキングから見たら、順当な結果だ。いつものようにマスコミが煽るから、日本は強いように見えたが、実力通りとなった。煽ったマスコミには反省してもらいたいものだ。  

 本日は執筆の話。中小企業診断士の仕事は、執筆、研修講師、診断の3つとされている。私の仕事の内訳は現在のところ、執筆1/5,研修講師3/5,診断1/5といったところである。

 本日はそのうち、連載執筆の話。私は現在3本の連載を持っている。雑誌企業診断は2回連載で、もう執筆作業は終了しているから実質は2本である。これ以外にこのブログを含めて2本のブログ。

 一番力を入れているのは、業界紙ガスエネルギー新聞の隔週連載。「目指せ!甲種」といって資格試験の応援記事だ。こちらは週刊で3万部。業界関係者からは時々見てますよ、と声をかけられる。新聞の連載となると、シリーズ全体のことを考えて、今回はこの部分というように、割り当てていく。隔週となると、すぐ締め切りが来るので結構きつい。

 もう一つは、ある企業社内報への寄稿。始めてもう3年ほどになる。社内報の方は、月に1回だから、ネタをいくつか用意しておいて、最新の世の中の動きに合わせて代えていく。こちらは半年分ほどのネタを用意している。ネタは気が付いたときにメモしておく。そうしないと忘れてしまうからだ。

 最後のブログ。資格試験のブログは、模擬問題を作ってアップしていく。試験前には直前対策としてまとまった問題をアップする。全国でも数百名の方が閲覧してくれる。

 そしてこのブログ。こちらは朝起きた時に書くが、予め書いておいたものを予約投稿しておくこともある。朝早く出かけて、仕事をしないといけない場合もありますからね。

 連載以外に、オフシーズンには、書籍の執筆をする。上の写真は、私が書いた第1号である。現在は、ガス業界の試験問題集が中心だが、まとまってビジネス書をまた書いてみたいという気持ちはある。折を見てネタを考えておこう
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翠玉白菜を見る

2014年06月25日 | 地理・歴史系資格とその活用
 東京国立博物館へ、台北国立故宮博物院展に行く。開催初日である。前売り券を買っておいた。博物館では、翠玉白菜だけは本館で、残りは平成館に展示されている。
  
 本館に行くと70分待ちのため、平成館へ。こちらは待ち時間がない。磁器、書画、刺繍など、音声ガイドに従って見学。すごい。さすがに中国には歴史がある。また中国へ行ってみたくなった。(日中関係がよくなってからだけど)

 平成館から本館へ。100分待ちとなってる。90分ほど待って、翠玉白菜(すいぎょくはくさい)を見る。これは、翡翠を削って、白菜にキリギリス、イナゴを載せたように加工してある。清の時代、光緒帝という西太后に殺されたらしい皇帝の妃の嫁入り道具だそうだ。西太后というと、そんなに古い時代でもない。

 長い行列の最後では、一人ずつ展示室に入るようになっていて、白菜の載っている円形の台を回って見る。360度の角度から見れる。そして立ち止まるときは、後列に下がる。これなら十分独り占めできる。

 以前、台北で見たときは、もっと小さいような気がしたが、ホンモノは20センチ近くある。
会場から出て、お土産を買って本館を出ると、40分待ちに減っていた。午後5時である。
 これから行く方、夕方がお勧めですよ。

 さすがに、この辺の資格はない。以前、通信教育で、古美術鑑定講座というのを受講し、修了証を頂いたことがある。監修は、あの中島誠之助先生だ。そばチョコの鑑定から始まって、アンティークまでやったが、すっかり忘れてしまっている。ネットでググってみたが、もう出てこない。


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無料で広告ができた

2014年06月24日 | ガス主任技術者資格とその活用
 昨日、ガスエネルギー新聞に「目指せ!甲種14年度ガス主任技術者試験傾向と対策」の今年3回目の連載が掲載された。今回は製造分野編である。そして模擬問題を1問、製造の省エネルギーの問題だ。
  
 さて、書きたいのはこの話ではなく、広告の話。先週、新聞社からメールがあり、広告欄に穴が空いたから、私の広告を掲載したいって、無料で。もちろん二つ返事でOKする。

 そして本日、5面に掲載。5月に一度掲載しているから、原稿が残っており、編集作業も不要で、すぐ掲載できるんだと推定する。マスコミと一度でもつながりを持っておくと、便利である。これでまた、動画講座の申し込みが増えるかな・・
  
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しばらくは、ガス主任技術者試験セミナー

2014年06月23日 | ガス主任技術者資格とその活用
乙種ガス主任技術者試験 模擬問題集 改訂二版 ~ポケット版~
クリエーター情報なし
三恵社


 土曜日は、長野県のガス会社で、ガス主任技術者試験準備講座の初日。朝、バスが遅れたのと、私が財布を自宅に忘れ、取りに戻ったのがたたって、電車に乗り遅れた。大宮駅の京浜東北線から長野新幹線への乗り換えの時間が4分間。ダッシュで何と間に合った。自転車を必死に漕いだのと、重い鞄を持って走ったため、脚が痛い。

 肝心の講座の方は、今回は、乙種の受験者が対象。まず、受験の心構え、次にポイント解説。そして受講者に事前に問題を解いてもらってきたため、受講者がよくわからなかった問題の解説をする。何か所も質問をいただいて、繰り返し解説する。質問の多い講座は受講者にとって有用な講座である。

 土曜は、基礎理論と製造分野。特に基礎理論は、計算問題を重点的に解説する。ボイルシャルルや流量と・流速の計算など。そしてメタン・プロパンの燃焼反応の式を確実にできるように解説した。

 これから9月上旬まで、約3か月間は、業界の資格である「ガス主任技術者試験講座」が中心になる。ガス主任試験応援ブログの模擬問題・直前対策、ガスエネルギー新聞への連載、長野県、群馬県、大阪府で10回近くのセミナー・模擬試験の開催など、ガス主任中心に、生活が回る。
  
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IT研はクラウド、そしてネットコンサル

2014年06月22日 | 診断士活動(研究会)
 木曜日のIT利活用研究会は、金沢から帰った脚で参加。M会員の「知っておきたいWINDOWS、EXCELからの移行ガイド」、もう一つはネットコンサルの紹介。

 前半は、WINDOWSもクラウド化してきている最近のIT業界の情勢の話。後半は、この研究会でやっている、ネットを利用したコンサルティングの話。

 ネットコンサルは、ALLABOUTというポータルサイトの中にある専門家サイトに登録して、診断士がコンサルするというもの。すでに3年間で120件以上の相談に乗っている。企業内診断士の活動としては、時間の制約がなくいつでもできるため、ちょうどいい仕組みである。

 もちろん相談相手は無料だが、診断士の方は、更新に必要な実務ポイントが取得できる。私は、プロ診断士でこのコンサルには参加していないが、企業内の方にとっては、ちょうどいいスキル磨きだろう。今回入会した会の方が熱心に聴いていた。
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泳力検定1級の腕

2014年06月21日 | 登山&自然系資格とその活用
 かなり以前にスイミング協会の泳力検定というのを取得した。地元のスイミングスクールだ。1級は800mを完泳できることが条件だ。時間は関係ない。

 ふだん800mなど続けて泳がないため、何回か日曜日のフリーの日に練習して臨んだ。そして取得。

 先週は、スイミングクラブに水中カメラマンが来て、希望者に水中写真を撮っていった。このほどできていて、カメラマンから購入。一枚はバタフライをしていることろ。もう一枚はクロールでB水中の写真。

 いつまで健康で泳げるかわからないため、記念にブログにアップした。健康って大事ですよね。
  
  
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3サイクル目のエネルギー管理士学習

2014年06月20日 | ガス主任技術者資格とその活用
エネルギー管理士熱分野模範解答集 平成26年版
クリエーター情報なし
電気書院


 エネルギー管理士の学習を始めて、もう1年以上になる。私は、仕事で、ガス主任技術者試験の講師をやっているが、エネルギー管理士はその上の資格のような位置づけのため取得を決意した。

 昨年は一番難しい熱力学を取得。今年は残りの3科目を取得するべく学習をしている。この試験は3年間で全部取ればいい、まだ余裕はある。

 私の学習方式は、サイクル式。繰り返し学習して頭に擦り込んでいく。それにつれて徐々に得点が上がっていく。というものだ。私のセミナーでもグラフを見せてその話をする。
 
 ただ今回のエネルギー管理士残り3科目はちょっと違うようだ。3科目の1サイクル目は9月から12月の4か月間で、過去問題の平均得点が71.2点。2サイクル目が2月から5月の4か月間で平均72.2点。ほぼ横ばいで、わずかに上昇している。

 3サイクル目は6月、7月の予定で学習しているが、最初の法規・エネルギー概論は1サイクル目は67.8点、2サイクル目は74.5点、3サイクル目が73.8点とほぼ横ばいだ。

 まあ、1サイクル目から70点近くを上げているからそれでいいか。合格ラインは60点、プラス10点を取っていれば、当日の運不運も考えても合格圏だ。この調子で、残りの燃焼計算、熱利用設備を学習していく。合格に一歩一歩近づいているようで、結構学習が楽しい。

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気象予報士申し込み&この半年の成果

2014年06月19日 | 資格学習法・自己啓発
 8月末の気象予報士を試験申し込みをした。これで21回目の受験である。今回は学科一般最後の免除の回、前回は学科専門のケアレスミスで不合格。8月上旬のエネルギー管理士を受験後、学習を開始する。

 ついでにこの半年の成果をチェック。まず、①河童捕獲証、これは岩手県遠野市に申請すれば誰でも取れる。笑っていいともに出演した共演者が持っていたもので、私も取得。

 ②農業検定3級、高齢者の域外の研究の一環で取得。CBT方式の受験だ。そんなに難しくはない。③温泉検定3級、私の提携しているキバンインターナショナル㈱で温泉講座をやっているテレビチャンピオンの郡司さんの検定だ。試験問題が自宅に送られて来て解答する。

 ④食品衛生責任者、受験資格は不要で、誰でも一日講習を受けて取得する。どうやら日本で一番簡単な国家試験だ。⑤建設業経営アドバイザー、国土交通省の資格で、中小企業診断士の私の先生から推薦を受けて書類審査で取得。

 ⑥日蓮検定、日蓮の生涯の検定、直接関係ないが5月に身延山に行ってきた。⑦利き酒師、通信教育を受けて、受験。何といってもテイスティングが特徴。本番では2つの酒の判別が難しかった。試験より、受験費用・認定費用がハードルだ。

 ⑧ワークルール検定、一般社員向けのワークルールの法律知識の検定、労働組合の関係者も受験していた。まだ合格発表はないが、自己採点で合格している。

 と、ここまでは半年の成果。年間10個のペースをかなり上回っている。これからは、8月にエネルギー管理士、気象予報士、9月に手相検定、12月ラジオ体操指導者、それに秋に遠征してご当地検定を受けようと思っている。またスポーツ系で乗馬も。これからもこのブログをよろしくお願いします。
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人財研は「中高年、再就職の課題」

2014年06月18日 | 診断士活動(研究会)
 一昨日の人財開発研究会は、「中高年、働き続けるための課題を探る」というテーマで、A会員の発表。中高年の多い当研究会にぴったりのテーマであった。高年齢者の雇用状況、年金接続の課題、企業の取り組み、労働者側での対応、課題へのアプローチという順で発表がされた。

 いくつか気になったことをメモした。
・日本人の健康寿命 男70歳、女74歳、ほんとの寿命は男80歳、女86歳だから、この間が働けない期間だ。発表者によると特養に入ったら平均で5年程度で死ぬそうだ。むむ・・

・企業の再雇用 従業員は、後輩の指導、専門知識の提供、経験を活かした仕事をしたいと思っているが、企業の方は高年齢者に仕事を確保するのが難しい、また管理職の扱いが難しいとしていて、明らかに再雇用にギャップがある。

・高年齢者の就職職種 求職は小売店や一般の事務が多いが、求人は、運転、保安(警備)、清掃といった仕事。ここも明らかにギャップがある。

年金接続の問題 65歳以上の雇用を企業は考えているかという調査では、企業は2/3が全く検討も何もしていない。65歳への延長の対策が精一杯だから。

60歳以降の職業能力 どうやらまだ世間には検討した様子はなさそうだ。また高齢者の能力開発は、本人も企業もほとんど考えていない。

 といったところ。60歳以上の再就職などの支援は、発表者によるとビジネスチャンスではないかという。なかなかいい切込みである。私もこのテーマ、資格という面から考えて行こう。

 おまけの話。20時半頃研究会が終わり、カギをかけて会場事務所を出て帰宅する。帰宅して、ふと気が付いた。事務所のエアコンつけっ放しで、事務所の最終退出者が付ける片づけチェック表への記入を忘れた。
 どうしようか、そのままにしておくか、明日の朝行ってチェックしようか、と考えたが、着替えて再び事務所へ。鍵を開けると、やっぱり、エアコンはつけっ放しだった。ブラインドも降りていない。共同で利用しているため、この状態にして出るのはまずい。そして深夜に帰宅。疲れた。

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ワークルール検定、合格のようだ

2014年06月17日 | 人材開発資格とその活用
 土曜日に受けたワークルール検定。月曜日に解答がアップされた。採点してみると、80点。合格ラインは70点だそうだから、無事合格だ。3割くらい怪しい答えをしていたが、安心した。

 土曜日は、集合してすぐ試験かと思ったら、始め1時間は大学の先生の労働法の講義。これが意外に面白い。退職と合意解約の申し込みの違い。退職は、退職届などその意思が会社に届くと、撤回ができない。2週間後に効力を発揮してしまう。酔った勢いで「辞めてやる」といったら、ほんとに取り消しが効かないそうだ。合意解約はそうではない。双方が合意しないといけない。

 こんな話をしてくれた。1時間だから面白そうな部分をかいつまんで話しているような気もするが、こんな講義なら大学で聴いてみたい気もする。

 そして試験、45分で20問。20分ほどで終わるが、退室できない。あいまいな部分を残して、終了。連合会館で開催だが、労働組合の方も受験しているようだ。労働法を知る、労働者にとっては、なかなかいい試験であった。
    
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パブリック・ビューイング

2014年06月16日 | 診断士活動(実務従事他)
 昨日は、九段下の中小企業診断士の事務所で、朝から、飲んで食べて、サッカー観戦して、何名かの方と名刺交換して、という半日であった。

 前半は、先週の九州旅行で買って持ち寄りの、樽酒が屋久杉の香りがして旨い。後半は、ウーロン茶でお通夜のようであった。それでも、自宅で見るより、何名かでわいわいやってみるのが楽しい。この年になると、スポーツバーへも行く気もしないし・・

 というわけで、夢をカナエルという合同会社の事務所で、パブリックビューイング。ホントのパブリックビューイングはFIFAに届け出しないといけないらしいから、プライベートビューイングといったところか。

 残念ながら、昨日予想した3戦3敗または2敗引き分けが、当たりそうな気がしてきた。20日6時に期待!!
      
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