昆虫はすごい (光文社新書) | |
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光文社 |
書店で本書を手に取ってみた。「虫が苦手な人にも大好評11万部突破!」と帯にある。そして巻頭数ページはカラーイラストである。「狩る」「まねる」「子の数」「恋する」「機能と形」「奴隷制」「居候」と、昆虫の生態についてポイントが書かれている。
本文に入ると、ほんとにいろんな虫がいる。しかし、筆者もよくここまで実例を知っている博学な方だ。書籍の方はまだ途中のため、このへんまで。
話は、少し変わるが、読者は、「ファーブル検定」というのをご存じだろうか。よく他の人の資格一覧を見ると、ファーブル検定〇〇部門、〇〇部門・・・という形で資格数を稼いているように見える、あれだ。
ファーブル検定は、普通の検定と違って、知識を試験するんではなくて、虫を観察して絵をスケッチして、それが採点されるという、変わった検定だ。カブトムシやら、蝶やら、10のグループがある。1年間で受験できるのは5つのグループまで。そして一度合格すると、ステップアップした検定が待っている。
これなら数が稼げるわい。自分? 絵は苦手だし、地道に観察するのもどうか、小さなお子さんを持つ家庭で、お父さんと子供が一つずつ取っていく検定としてはちょうどいい検定じゃないでしょうか。