昨年3月に「生涯五百資格」を達成、年末に4年かけた「森林インストラクター」資格を取得。その後、気が抜けてしまった。次は何にしようか、登山は日本百名山を狙うんだが、資格は、気象予報士? 何かほかにないか考えた。ふと広告が目に入ったのが。産能大の大学院。ここの経営管理コースは、MBAである。
じゃあと、パンフレットを入手した。私は3年ほど前に産能大を卒業した。コロナの真っ最中だったから、卒業式はなし、寂しい卒業だった。産能大の大学院はMBAだ、費用対効果を考えてみる。入試は、書類審査、面接、小論文だから、まあ問題なさそうだ。
まず、費用。入学費用が27万円、学費が2年間で150万円。ただし教育訓練給付金が、最大112万円、差し引き65万円の負担だ。1年あたり32万円。MBAって、高額な費用が相場だが、そんなもんか。そういえば学部の時も、シニア割引きで2年間で24万ほどだった。年32万円と言えばお安くはないが、まあ出せない金額でもない。
そして効果、共通科目がマネジメント理論、マネジメントケーススタディ、マネジメントの視座とスキルだ。経営管理コース科目は、戦略的マネジメントの実践、経営管理研究、この中に修士論文がある。
授業は、オンラインも一部あるが、対面は、平日夜間か休日だ。代官山キャンパスだって。これはちょっと辛い。でも出席できないこともないな。
そして、問題はその修士論文の効果だ。学部の時の卒論は、資格の講演や、ネタに随分使わせてもらって、資格の研修講師である私にとって、役に立ったものだった。修士はどうか、考えたが、もうあんまり使う場面はなさそうだ。マネジメント力の方も、中小企業診断士で実務を通じて使っている、もうこれから習うほどの価値はかなり疑問。
という訳で、コストメリットは少ないと判断。まあ、学習で得たものでも、もう使わない、学習することにこそ価値があると考えるなら、それでもいいが、まだそんな心境にはなれないな。それにこの年で、修士号持っても、どこにPRできるんだ?
という訳で、MBAは、今年は見送ります。さらに年齢が経って、見返りはともかく、とにかく学習したい、という気持ちになったらまた考えよう。それまでは、ブログにこの記事、取っておき、振り返りに使おう。