資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

温暖化は自然起因?CO2起因?米国世論は二分

2025年02月08日 | ビジネス・経済

 

 私は業界紙の主催する「エネルギー時代研究会」という研究会に入っている。ここでは二か月に一度講演会、半年に一度懇親会が開催されている。2024年度最後の講演会に参加した。3名ほどの講演だったが、一番興味のあったテーマについて書く。(上の書籍は今回の講演とは直接関係ありません)

 第二次トランプ政権の経済・エネルギー政策だ。講演者は外資系エネルギーコンサルタントの方二名、うちお一人は米国在住が長い。

 バイデン政権とトランプ政権の主要な経済政策の違い、エネルギー政策の違いが話された。結論は、太陽光、風力、DVが急ブレーキ、原子力、ブルー水素やCCSは継続、天然ガスを始めとする化石燃料への投資拡大、火力発電所の耐用年数延長・新設となっている。

 まあ、この辺までは、ニュースやネットを見てるとある程度想像がつく。私が知りたかったのは、トランプ政策にある地球温暖化に対する考え方、トランプは地球温化は二酸化炭素ではなく、自然起因だと思ってるらしいが、ほんとなのか、だ。

 講師の発表が終わって、質問の時間になった。私が手を上げたら、司会の方が私を指名してくれた。私の質問は「日本では、地球温暖化は二酸化炭素が主因だと思われてるが、トランプ政権はそうでもないようだ、米国の世論はどうなっているのか?」だ。

 その回答は、「米国では、共和党支持者は『自然起因説を支持』、民主党支持者は『二酸化炭素説を支持』している。従って、選挙で大統領が変わる度に、政策は大きく振れる」そうだ。

 そう言われると、腹にストンと落ちる。温暖化の真の原因は不明だが、米国では「自然起因説」「二酸化炭素説」がほぼ半々だということ。

 日本は二酸化炭素一色。だいぶ違うな。日本では、二酸化炭素が犯人だとなると、一斉にそちらに走る。取り掛かるのに時間がかかり、ブレーキにも時間がかかる。みんなやってますよと、周りの先進国を見て決める、日本人の国民性だな。

 しかし、米国の選挙結果、振れが大きすぎる。これじゃ、投資も難しいだろう、日本にとっては、いい迷惑だよね。

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ENEX2025地球環境とエネルギーの調和展

2025年02月01日 | ビジネス・経済

 東京ビッグサイトのENEX2025に見学に行ってみた。興味があった&面白かったものをピックアップする。

 まず、(株)イワテックの水素燃料電池、模型がある。太陽光発電で水を電気分解し、水素タンクに入れる。水素を使って燃料電池で発電する。春秋は電力が余っているから、その時期に水素を作り溜めし、必要な時に発電する。水素は二酸化炭素を出さないから、エコで脱炭素だ。

 欧州では、これ、ホンモノやってるんじゃないかな。私は欧州出張の経験もあり、すぐわかったが、素人では意味が分からんと思う、でもここに来るのは皆専門家か。

 次は、日本理化学工業さん、この会社さんは障碍者の方を優先的に採用している会社さんだ、昔、神奈川県に見学に行ったことがある。今回の展示は、ホタテをプラスチックに混ぜて使うという、サスティナブルな材料の出展だ。

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)、今回の展示スペースは大きい。

 ペロブスカイト太陽電池、話は知っているが実物は初めて見た。薄く軽く曲げやすい太陽光パネルだ。今のところまだ寿命が短く、耐久性も低いそうだ。技術改良が待たれる。説明員の方の話だと、国産を目指しているそうだ。それはよし。

 バイオでは、早生樹コウヨウザンという中国原産の樹木。成長が早く材料として使いやすい。そう言えば、スギやクリに比べて年輪の間隔が幅広い。

 省エネルギーセンター、この団体は、エネルギー管理士試験の主催団体だ。この資格は、私も保有している。名刺を差し上げると、雑誌省エネルギー12月号を1冊貰った。

 どの企業か忘れたが、太陽光パネル100%リサイクル、廃棄ならお任せ、だって。いずれ太陽光パネルは廃棄のラッシュになる。今のところ廃棄処分は、はっきりしない。めざといねえ。

 小水力発電。小河川にスクリューの様なものを入れると、スクリューが回転して発電できる。小水力は聞いたことはあったが、実物は初めて観た。

 最後に九電工さんから頂き物。九電工さんと言えば駅伝で知ってる。頂き物は、なんとラーメンだ。何の関係があるんだろうか。翌日お昼に調理して食べたが結構美味しかった。

 

 このような展示会、見たことのないものが見れる、毎年とはいかないが、来れるときには来よう。

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排出削減、日本は何とオントラックだって!!

2024年11月29日 | ビジネス・経済

 私は、ガスエネルギー新聞社の主催する総合資源エネルギー時代研究会に入っている、2ヶ月に一度内外の講演を聞くことができる。会員は数十社が参加している。講演は会場とオンライン両方だ。先週は、虎ノ門に会場講演を聴きに行く。終了後に懇親会もあるためだ。

 この日のテーマは、ガスエネ新聞記者の報告、資源エネルギー庁様の幹部の方の講演、最後はAIを使ったライフライン管理。そして1時間半の懇親会。いずれも結構、見甲斐、聴き甲斐がある内容だった。

 そのうち、今日紹介するのは、資源エネルギー庁様の講演。戦争などエネルギーを巡る情勢変化、脱炭素に向けた世界の動向、日本の状況、第七次エネ基本計画の議論の状況、GX2040へ向けた検討などなど・・

 都市ガスのカーボンニュートラル化に向けては、合成メタン、バイオガス、バイオメタン、水素、LNG+CCUS/カーボンリサイクル、LNG+クレジットによるオフセットなどなど数多くのメニューがあり、これを組み合わせているんだろうとは予想できる。

 さて、この日一番驚いたのは、温室効果ガスの削減で、2030年度、2050年度目標に対する進捗状況。日本の場合は、この10年で順調に削減が進んでいる。破線と実線がほぼが同じに進捗している。このペーパーの表現では「オントラック」とされている、つまり計画線にの乗っているということだ。

 しかも、驚いたことには、あの脱炭素原理主義のドイツでさえ、計画通りに削減されてない。アメリカも同じだ。イギリス、フランス、イタリア、カナダもみな同じ。つまりG7では、日本だけが真面目に削減している。このグラフを見ると、日本はもっと手を抜いてもいいんじゃないか。

 こんな日本に化石賞なんて、その賞はイデオロギーの塊のようだ。でも、我が日本、コツコツと真面目に努力する国柄なんだ、と感じるね。

 

 

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ビッグサイトのXR展・メタバースへ

2024年07月11日 | ビジネス・経済

 久しぶりにビッグサイトの展示会に参加した。XR展・メタバース展だ。(この記事は7月4日のときのもの)XRは現実世界と仮想世界の融合。メタバースって何だっけ? 仮想世界のこと、IT技術を使って、バーチャルの世界が生まれている、ビジネスに応用が効くものも多い、そこで情報収集に出掛けた。

 結構な人出。まずは、教育への応用、バーチャル溶接だ。私もゴーグルを被ってやってみた。ガス管の世界は突合わせ溶接がほとんどだが、なぜか開先が遠く、溶接棒が届かない。おかしいな、と思ってたら、鉄筋などのフレア溶接だった。でもこれなら、コストと安全を気にせずにトレーニングできそうだ。

 同じブースで建設ICTの資格を見つけた、12月に試験があるという。土木の世界では、盛土などの土工、大手ゼネコンは、GPSを使った建設機械の利用が当たり前になっている。土木施工の試験にも頻出だ。テキスト買って、受けてみようと、購入。

 どうしても安全のブースが気になる。バーチャルの消火訓練と感電体験だ。これならすぐにでも導入できる、消火の方は、地元の防災訓練に貸し出してるという。

 韓国や台湾のブースも目立つ。日本の国力もだいぶ落ちて来たからな。

 人間にセンサーをいっぱいつけて、その動きをアニメにしようというもの、これならわざわざ描かなくても簡単にアニメ化できる。

 人間も可愛いが、アニメも可愛い。

 車のバーチャル、こっちは大勢が並んでいて、順番が来ない。でも自動車教習所なら、かなりの部分、自動化できるんじゃないかな。

 最後は、ゴーグルなしでも三次元に見える技術、米国のベンチャーが作って販売しているそうだ。(写真じゃよくわからないが)

 会場は広くて、全部回り切れない。年に一度くらいは情報収集すべきだな。

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私のビジネス~東京商工リサーチからの調査

2023年11月18日 | ビジネス・経済

 東京商工リサーチという会社から企業情報調査が来た。この会社さん、よく、「先月の倒産件数は、東京商工リサーチによると・・」という情報でおなじみの機関だ。

 会社を設立したての頃、ここから依頼が来て、丁寧に答えた。すると毎年、データの更新の依頼が来る。面倒なので放っておくと、今度は電話がかかって来る。電話で適当に答えておく。こちらも面倒だ。これが毎年だ。

 ということで、今年は回答するか、と真面目に、調査票のサンプルを見ると、これが大変、A3サイズ裏表にびっしりと調査内容が書かれている。かつて、こんなに詳細に書いたのか、と感心する。財務諸表までつけろという。

 今は、ネットでの報告も可能だそうだ。ご丁寧にユーザIDとパスワードまでついている。ネットで主要な内容を入れていく。入れながら考えた。これって、どこまで対応すればいいのか。別に法的に必要な調査でもない。でも信用機関だ。ちゃんと答えておかないと、このデータ、悪い方に方に使われるとまずいし・・と考えて調査票を入れ終えた。

 この機関、利用方法はいろいろあるようだ。HPから一部抜粋する。私は中小企業診断士だからもう使わないけどね。あと何年、仕事続けようかな。そんなこと思いながらの対応でした。

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広島県安芸高田市長と議会

2023年10月12日 | ビジネス・経済

 最近、広島県安芸高田市議会のYouTubeを見るようになった。地方議会のやり取りだが、視聴者が多い。なぜか、40歳の若い市長と、古株の市議会議員のやり取りが面白いからだ。

 市長は地元生まれで、元銀行員、海外駐在も経験している元エリート社員だった。広島県の元大臣の賄賂事件で、市長が辞職、急遽、選挙が行われ当選したのが、この若い市長だ。

 そして、X(ツイッター)やSNSを駆使して、情報発信する。そして行政を改革する。これが旧来からの議員達に気に入らないのだろう、いちゃもんをつけて来る。これを市長が見事に切り返す。こんなパターンだ。ヒール役を主人公がやっつける、というパターンだ。

 この様子はYouTubeでも見れる。その再生回数が凄い、中には百万を超えるものもある。こちらはそれを扱った地元テレビのドキュメンタリーだ。1時間ほどと長いが、部分的にでもご覧ください。6百万再生だ、そしてコメントも1万を超える。

 コメントは、圧倒的に市長を支持する声が多い。そして、うちの地元議会はどうなんだろう、という声も。

 こっちは短いです。無印良品の道の駅出店に関するものです。4分、160万再生、コメント3千件。

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三橋経済塾第11期に入塾

2022年02月17日 | ビジネス・経済

 

 

 三橋経済塾第11期に入塾した。ブログ「新世紀のビッグブラザーへ」はもう十年近く前から毎日読んでいるが、経済、特にマクロ経済に話になると、やや弱くなる、難しいのだ。政治に比べて経済は難しい。

 何とかならんかと思っていたが、この塾が見つかった。毎月講演会がある、今はオンラインやVTRも揃っているため、それほど負担にはならない。

 先月は、三橋さんの「貨幣」の講義と岡三証券のチーフエコノミストの方の講演であった。お金は、いつ生まれるか、信じられないかもしれないが、我々が「銀行にお金を借りた」時点で、お金は発生する・・。日銀券は、お金を借りたの借用証書だ、銀行から借りると、個人のバランスシートは、借方に現金という資産と、貸方に借入金という負債が発生する。銀行は、日銀に行って、日銀当座預金と・・続くが、この先はまだよくわからん。でも、これでお金が生まれるそうだ。まだまだ勉強不足。

 それに、財務省はプライマリーバランス(PB)の黒字化を目標にしているが、こんな目標を持っているのは、日本だけ。世界中の政府の財政政策は、インフレなら各種の対策を打ち、デフレなら逆の対策を打ち、国のGDPを増加させる。そしてその余力でプライマリーバランスを考える。これがグローバルスタンダードだ。しかし、日本の財務省は、PB黒字化を第一の目標にしている。デフレ対策や国民が貧乏になってもPB黒字化が優先という。これはおかしい。だから30年も日本は成長しないんだ。

 MMTがどうとか言っているが、そんな話より、財政政策をグローバルスタンダートにするだけで、積極財政に転換できる。分かったのこのくらいかな。

 今月もまた、講演会がある。今月のゲストは、積極財政派で知られる西田昌司議員だ。自民党の積極財政の検討会の委員長をやっている方だ。生講義はプラスして受講料が必要だが,VTRなら年会費でOKだ。寒い中、登山やお城巡りならならともかく、わざわざ出かけることもなかろう。自宅の机上でコーヒーを飲みながらVTRを聴いで勉強しよう。

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インボイス制度が始まる

2022年02月07日 | ビジネス・経済

 インボイス制度の研修を受講した。中小企業診断士協会の主催だ。インボイス、聞いたことがあるが、正直、よく知らなかった。ヨーロッパでは消費税はインボイスとセットだと聞いたことがあるくらいだった。

 研修を受講した感想。結論から言うと、私のような簡易課税を選択している事業者は、あんまり影響はない、事業者として税務署に事前登録しておいて、売手のときに請求書をインボイスのスタイルにする位だ。

 国税庁のホームページにサンプルが載っている。インボイス(適格請求書)のポイントは、登録番号に、税率、税額だ。

 これが、売上1千万円未満の個人事業者(免税事業者)なら厳しい。これからは消費税を払わないといけないし、インボイスも書かないといけない。

 そもそも今回の法改正の目的は、免税事業者の排除だ。買手のときに消費税を貰っておいて、決算では消費税は払わない。これは不公平だ。ごもっとも。もっとも一昨年まで、私も免税事業者で消費税は払っていなかったが。

 施行は令和5年10月から、まだ2年近くあるが、事業者登録はもう始まっている。これに登録しないとどうなるか、インボイスを貰う方が、企業を選択するようになる。インボイスを発行しない(消費税を計上しない事業者)なんて取引しないよ、となりそうだ。

 さて、ぼちぼち、登録の準備するか。オンラインでも可能だそうだ。

 

 

 

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日経プラス1「40代からの学び直し、資格に挑戦」に専門家として登場

2022年01月16日 | ビジネス・経済

 昨日土曜日の日経新聞プラス1、何でもランキング「40代からの学び直し資格に挑戦」に専門家として登場した。お仕事は、昨年依頼があり、裏方の仕事も含めて、お手伝いした。

 土曜にある方から、すごいですね。こんな仕事までしてるんですか、しかも日経ですよね、と。おおそうか、記者さんが記事になったら送りますと言っていたが、ネット記事は、日経は有料だ。郵便局はまだ来ない。ああ、郵便局は土曜日、配達しなくなったんだ。とセブンイレブンへ。あと2部残っていたが、無事入手。

 役に立つ資格のランキング、企業の人事部ほか専門家の投票では、トップは、我が中小企業診断士、2位は社会保険労務士、3位がITストラテジスト、4,5位もIT系だ。IT系の人気が特徴だと、記者さんが言っていたが、その通りになっている。

 紙面に小さく、資格アドバイザー○○××(私の名前)が載ってる。大学教授の次だ。この肩書、私の会社名じゃ、誰もわからないだろうから、中小企業診断士にしてくれ、と言ったら、診断士が診断士を推薦するのはどうか、と普通名詞に落ち着いた。

 この記事、診断士のPRにしばらく使えるかもね。

 

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皇室の仕事は広報?

2021年09月30日 | ビジネス・経済

 

 先日、私の所属する診断士会の人財開発研究会の月例会があった。9月のプレゼンは私もよく知ってるS会員。自身の経験から広報がテーマであった。広報とは何か、広告や販促とは違う。広報とはその組織のプレゼンスを上ることだと言う。プレゼンス=存在感、だ。

 その例え話で、映画「ローマの休日」のワンシーンを放映してくれた。ヨーロッパのある王国の王女様がヨーロッパ歴訪中、こっそり抜け出して、ローマ市内を自由に徘徊する物語だ。ほとんどの方は見たことがあるだろう、私ももう数回、見たことがある。

 主人公のオードリー・ヘップバーン扮する王女様が、スペイン広場で、グレコリー・ペック扮する新聞記者と話しているワンシーン。(グ)あなたの職業は? (オ)そうねえ、(詰まりながら)ええっと、広報よ、と。皇室の職業をうまいこと表現したもんだと思った。

 そうか、皇室の職業は、「広報」、日本で言えば、日本国のプレゼンスを上げることが職業だ。最近、真子内親王が、結婚することが話題になっているが、皇室の職業は、日本の広報。ただし世襲だから、生まれながら、いやでもやらないといけない。日本でただこの一家だけは、憲法で保証されている職業や思想信条の自由がない。

 その分、十分な教養を身につける時間や、海外留学、普段の経費などが支給されている。真子様は、自分が広報をする存在だと分かってはいないだろうね。そんな教育は受けていなんだろう。

 女性皇族は、結婚すると皇族を離脱するから、広報の仕事は免除される分、職業や思想信条の自由を享受することになる。ヤフコメなどには随分心配することが書かれている。ほんと大丈夫かいな。

 

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二度目のワクチンは打ったけど

2021年07月20日 | ビジネス・経済

 日曜日の夕方、講座を終えて大手町の自衛隊へ。二度目のワクチン接種を終えた。この日は前回と違って、少しの間時間待ちが生じた。それでも全体で30分ほどかな。二度目が終わって一段落、だいぶ安心感が出てきた。

 ところがである。マスコミの報道では、東京での感染が拡大していて、大変な事態と騒いでいる。でも待てよ、重症者はトントンだ。前回ピークは150人近くいたが、今回は50人前後で大きな変化はない。これっておかしいと思わない? 感染者数も前回ピークの3倍になったが、重症者は変わらない。全国的にみると、重症者はこちらもピークの1/3、しかも少しずつ減り続けている。この勢いだと、来月には地方の重症者はいなくなってしまう。

 実は、テレビや新聞社は言わない、コロナはピークを迎えるごとに「弱毒化」しているのだ。感染者と死者のグラフを書いてみると簡単にわかる。第一波のときは確かに感染者に対する死者は多かった。そのときの記憶が皆に染みついていて、頭から離れないようだ。そこに感染者が何倍、と言われると世の中が死人だらけと錯覚してしまう。

 でも今は違う、65歳以上の重症者は格段に減っている、もちろんワクチンの成果だ。言いたいことは一杯ある。①補償をしない財務省、②患者を診ない医師会、③とにかく煽りまくる大手マスコミ。

 でももうそろそろ大騒ぎも終わりに近づいている。非常事態や無観客オリンピック、重症者や死者が増えていないのにおかしいよね。

 ワクチン、もう1,2か月も早ければまた違った世の中になっただろうに。これからは重症者が減って、誰も関心がなくなるんじゃないかな。そのときは、今盛んに煽っている大手マスコミはどうするんだろうね。また別のネタを探してくるんだろうか。

 

 

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創業10周年を迎えました

2021年06月29日 | ビジネス・経済

 この7月1日、私、アップウエルサポートは、独立・開業10周年を迎えます。ちょっと早いですが、家族とささやかなお祝いをしました。

 創業したベンチャーの生き残り率は、10年で6.3%だというから、よく残ったものだ。東日本大震災も冷めやらぬうち、55歳でガス会社を早期退職、人生二毛作もいいかなと思い、中小企業診断士として独立・開業した。企業研修、企業診断、それに執筆や、資格・安全の講座を中心にして、業容を拡大してきた。今は、少々の蓄えもできて、まあ、成功した部類だろうか。

 独立後の10年を振り返ると、その前のサラリーマン時代の35年間が大切だった。学生時代の土木工学、若手時代の都市ガス知識、中間管理職になってのIT開発、地震対策、人事・労務管理、リーダーになってからの、毎月のプレゼンテーションやリスク・目標管理、人材育成など、独立後はすべてが役に立った。35年の経験の上に、ビジネスを展開していった。

 これからの10年は、新市場や多角化などは目指さず、狭い専門分野を深く掘り下げる、ニッチな分野の市場浸透戦略を中心にしていきたい。とともに、登山やお城、資格取得など、人生の生きがいを楽しんで行きたい。読者の皆様、これからもよろしくお願い致します。

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40年ぶりの増田明美さん

2021年03月25日 | ビジネス・経済

(3月24日撮影、自宅の桜、八分咲きかな)

 昨日は40年ぶりに増田明美さんを観た。もちろんテレビなどでは見ていたが、ナマで見るのは40年ぶり。40年前、私もマラソンをやっていた頃、国立競技場で、国際競技会があり、小さな女子選手が大きな外国人選手を抜いていく、その姿にびっくりしたものだ。昨日は、有楽町マリオン朝日ホールで、JTBの旅行文化講演会があり、そこで増田さんの講演を聞いた。

 増田さんは、日本パラ陸上競技連盟の会長さんだ。そして大阪芸術大学の教授になってる。ほう。90分ほど講演を聴く。この講演会はコロナの影響で、二度ほど延期になっていたものだ。会場は全員マスク、増田さんは透明のアクリルの中からの講演、観客は皆マスクしてるから、表情がわからないので増田さん、困った様子、時折、アクリルから出て話す。

 海外旅行が好きなこと、プラハ、ウイーン、行けば2時間ほど夫婦で走る。ウイーンのリンクは周回コースになっていて走りやすいそうだ。走りながら俳句を考える、ジョグハイクと呼んでいた。NHKスペシャルに出た時のこと、東京オリンピックマラソン代表のその後のこと、などなど。

 一番言いたかったのはこれだろう、論語で「知好楽」(ち・こう・らく)、知っている人は、好きな人にはかなわない、好きな人は、楽しんでいる人にはかなわない、という意味。シドニーで高橋尚子さんは踊っていた、私はロス五輪(棄権した)でこの言葉を知っていたらきっと違った結果になったただろうと。これ、私も当てはまるな。しっかり事前の練習をして、講座当日は、自分も楽しむこと。なかなかそんな余裕ないんだけどね。

 楽しい90分であった。大阪国際で倒れて途中棄権したときのこと、覚えている、志賀高原のスキー場のテレビで見ていた。選手を引退したときは、この子、これからどうなっちゃうんだろうと心配したが、あれから40年、人生を楽しんでるようだ。よかったね、増田さん、これからも応援するよ。

 旅とスポーツをテーマにした講演会、これ、私にピッタリだった。またあれば参加したい。しかも無料、JTBさんにもありがとうと言いたい。

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ウユニにガンツウ、ニセコ白馬をハシゴ!!

2020年11月09日 | ビジネス・経済
 
 
 先日、写真の書籍(2030年日本の針路)のことをちょっとだけ書いた。その後この本を購入、読んでみた。2030年に向けて、デジタル×地方が牽引する、というコンセプトで書かれている。

 この中に面白いな、と思ったことが3か所あるため紹介したい。まず、山形県の鶴岡、ここにショウナイホテル スイデンテラス というホテルがある。このホテルは、ボリビアのウユニ塩湖をイメージしてできたホテルだ。確かにウユニ塩湖のように浅い水面が光り、ウユニのようだ。しかし、田んぼの水面で、よくウユニに似ていること気が付いたな、という感じ。

 次は瀬戸内ガンツウ、ガンツウとは、瀬戸内で取れるカニのこと。これは瀬戸内海を走る豪華客船だ。クラスにより価格は異なるが二泊三日で一人40万円ほど。それほど大きな船でもないが、人気があり予約は一杯だそうだ。日本にも富裕層をターゲットにしたこんな取り組みもやってるんだな。

 もう一つ、新千歳空港と長野の松本空港の利用客数が、この10年で2倍になっているそうだ。そして両空港の連携を考えているそうだ。
 なぜか? 外国人が北海道ニセコなどスキーに来た際に、長野白馬などにも行くそうだ。外国人からすると、せっかく日本に来たんだから、ニセコも白馬もとハシゴするそうだ。そうか外国人視点で見ると、そうなるのか。

 まだまだ面白そうな話が載ってるが、今日はここまで。
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人口二万人以上が分岐点、しかし

2020年11月03日 | ビジネス・経済
 私が毎週購読している業界紙、「ガスエネルギー新聞」に面白い記事が載っていた。エネルギー事業コンサルタントの角田氏の記事だ。都市機能と人口規模の関係というタイトル。

 シンクタンク、アクセンチュアの下記の本によると、多くの都市機能は人口2万人以上ないと維持できないそうだ。ペットショップや総合スーパー、カラオケ、外国語教室など。例外的に映画館やスタバなどは人口10万人以上。記事に書かれてはいないが、人口2万人というのは、都市ガス会社もこのラインなのかもしれないな。
 
 なるほど私の育った田舎を思い浮かべると確かにそうなってる。私の子供の頃は人口3万人だったが、今は2万人を切ってる。駅前の中心市街地は寂れている。シャッター通りだ、そもそも人通りがない。帰省するたびに大丈夫かいなと思う。
 話はややそれるが、この町の温泉施設に市長宛てのアンケート用紙があり、そのことを書いて投函すると、何と当時の市長から返信が来た。若い市長で、内容は、確か、ハードとソフトがかみ合わず、苦戦していますというような内容だった。

 そして氏は続ける。日本の市町村はもう半分が人口2万人以下だ。ただし、最近の技術、デジタル化がこれを破ってくれる可能性があるという。

 最近中小企業関係の仕事をしていると、新型コロナの影響で、確かに、中小企業の多くが、一斉にオンラインに移行している感がある。実は私もオンラインの恩恵を受けている。昨年まで対面型研修を行ってきたが、今年春急遽オンライン研修に切り替えたら、関東地方以外、北海道、大阪、広島などから受講生が集まった。マーケットが関東地方から、一挙に全国に広がったのである。
 
 

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