資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

世界遺産、日光の社寺

2020年09月30日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用

 世界遺産日光の社寺を巡った。日光と言えば東照宮くらいしかお参りしたとはなかったが、世界遺産検定1級を意識してからは、世界遺産の社寺を参拝してみたかった。

 二荒山神社、奥の院は昨年登った男体山の山頂だ。そして輪王寺、明智光秀ではないかと言われる天海和尚が復興したお寺だ。

 そして東照宮、ここだけは何度も参拝している。陽明門の一本の柱は模様がさかさまになってる。これは全て完成すると、すぐに崩壊が始まるそうで、そのため未完成のままにしておいたそうだ。逆さ柱という。

 さて、今宵の宿は、日光リッツカールトンホテル、7月にオープンしたばかりの宿へ行く。 (続く)

 


江戸時代のマルチタレント平賀源内

2020年09月29日 | 読書感想

 

 書店でなんとなく手に取ってみた新書である。帯に書かれていることがすべてを表している。元祖マルチタレントの「常ならざる人生」、電気学者、鉱山技師、イベントプランナー、画家、小説家、コピーライター、博物学者・・

 私は(読者もそうだと思うが)平賀源内というと「エレキテル」の発明しか思い浮かばない。実際は、外国製の壊れたエレキテルを入手し、マニュアルなどがない中、修理して使えるようにしたのが真相だ。エレキテルは、見せ物として、摩擦により電気を起こし、人を感電させて驚かせたそうだ。

 この人、石綿など、貴重な鉱物を発見して、事業化しようとした。知識やアイディアは十分あるんだが、なにせベンチャー、経営のノウハウが全くない。それにいろんなことに手を出すから、一つの事業を丁寧に行うこともない、次から次へと興味が移る。そしてベンチャーの事業は失敗ばかり。

 こう聞くと、事業化を支援する人物がいたら、成功したのに、と感じる。今なら、中小企業診断士のような人材だ。

 最後は獄中死してしまうという壮絶な人生、ハチャメチャ人生だった人だ。知らなかったなあ、平賀源内。


チョコレート検定は意外に手ごわかった

2020年09月28日 | おもしろ資格とその活用

 日曜日は、チョコレート検定を受験。靖国神社そばの二松学舎大学だ。結果、これが意外に手ごわかった。3級だが、100問でわかったのは半分ほど。どうやら不合格だ。この試験、前回が初回だが、合格ラインが70%で、3級なら9割の方が合格した。9割だから、まず大丈夫と軽く考えて、受験したが、そうでもない、結構難しい。

 この試験レベルなら、合格者はおそらく半分以下だろうと思う。合格ラインの調整でもするんだろうか、でも正解が半分なら、厳しいよね。

 チョコレート検定を学習していて、役に立った話をする。中小企業の経営支援で、あるお店がコロナ対応で、新しいメニューを考えている。ボンボンショコラ、だという。支援側はチョコレートの知識がないと、それなんですかとなるが、知っていれば、「ほう、ボンボンショコラですか、あれは花形商品で、職人の腕の見せ所ですね、で、どんなショコラですか?」、相手「それなんですよ、・・・」となり、話が先に進む。

 今回は対面じゃなかったから、このようなシーンにはならなかったので、残念だ。なお、ボンボンショコラとは、ひと口サイズのチョコレートの総称で、中にナッツなどを入れてチョコで包む、これが美味しいのである。

 中小企業の支援は、幅が広い、建設業、製造業から、サービス業に小売店までなんでも来る。当然知らないことにも多くぶつかるから、ネットで調べるんだが、それでも、少しでも知識をかじっていると、役に立ちます。


温泉指導士&温泉ソムリエマスター合同セミナーに申し込む

2020年09月27日 | 登山&自然系資格とその活用

 11月に東京でタイトルのようなセミナーが開催される。温泉好きの私としては、居ても立っても居られない、さっそく申し込みをした。平日の1日セミナーである。

 このセミナーを受講すると、温泉健康指導士、温泉ソムリエ、温泉ソムリエマスターの3資格が同時に取得できる。指導士は試験もあるのか。私は温泉ソムリエはだいぶ前から持っているから、指導士と、マスターの資格取得になる。これらの資格、重複する部分もあるため合同セミナーと相成ったようだ。

 最近は、登山の前や後に温泉に入る機会が多い。いや山の近くの温泉を見つけてその宿を予約している、と言った方がいいか。疲れた体に温泉、は気持ちいい。また温泉、入りたいな。特に露天風呂。

 日本百名泉などというものはないのだろうか、探してみたら、あったあった。ウイキに日本百名湯という記事が、数えてみると全国100名湯のうち40ほど入ってるかな。こっちはスタンプ収集などはないから、全国回ろうという気持ちも出ないが。

     セミナーの告知ホームページから抜粋


テクノシンポジウムに参加

2020年09月26日 | IT

 ガスエネルギー新聞社主催のテクノシンポジウムに参加した。毎年会場開催だが、今年はオンライン開催。ZOOMかと思って入ったが、YOUTUBE実況だった。司会者が案内すると、あらかじめ録画したものが流れる。録画によって音声が全く違うので、ちょっと違和感がある。

 発表で、システムの画面説明、現役時代もこの辺の仕事していたから、正直飽きてしまった。面白かったのは、レーザーメタン検知器の導入事例とシリコンバレーの活動紹介。レーザーメタンは海外でもかなり売れてるようだ。私の現役時代に現場でテスト導入が始まったが、今は結構使われてるんだ。ドローンに搭載して、空中からガスの漏えいを検査でもできる。やっとこういう時代になったかな、という感想。

 もう一つ、東京ガスさんのシリコンバレーの活動。シリコンバレーはベンチャーも集まるが投資家も相当数集まる、世界一の集積地だ。そして投資家は案件を選んで投資する。実は昨年サンフランシスコに出張したときに、このシリコンバレーのインキュベーション施設「プラグ&プレイ社」を見学した。もう一つの見学先、アップル社は、新型アイフォン発売のため、会社は全部休みだった。ああ残念だった。

 今もシリコンバレー、活発に活動しているようだ。集まってくる企業は米国と並んで中国も拮抗するほどの数だ。日本は・・寂しいね。緊縮財政の日本は、もっと政府でお金使わないと、どんどん世界に遅れてしまう。金なんて印刷すればいいんだから、ケチケチするな。

 


今月の人財研は「組織コンサル」の仕事

2020年09月25日 | 診断士活動(研究会)

 

 今月の人財開発研究会は、I会員によるプレゼン、テーマは「組織コンサルの仕事」。生まれたての企業は、売上第一だ、少し大きくなると組織作りが重要になってくる。社員が増えるにつれ、徐々にトラブルが増えていく。この問題を解決するのが組織コンサルタント。

 社員数が多くなると管理職ができるが、その管理職は何をやっていいかわからない。問題はプレマネ、自分の仕事に一所懸命で、部下の管理まで手が回らない。そこで組織作りの手順や教育を実施して解決するというものだ。

 プレゼンでは、ある中小企業の例が話され、これは私も納得する。一種の幼児性が見られる、私もコンサルの経験から、ええ、こんなこともできないのか、という課題にあたったことがある、しかしこれは躾のレベル、こんなことまで言うのは、ちょっとな、と感じた。まさにその話だった。

 会場はいつもと違い、銀座の中小企業会館の地下談話室。水割りを飲みながらやりたい雰囲気の会議室、でも、そうもいかない。また終わって一杯という街だが、これまたコロナでそうもいかない。会員間の情報交換も少なく、早くコロナ終息してほしい、と感じた研究会であった。(上の書籍と本記事は関連ありません)


マニアックな問題を作るガス主任試験の試験委員は誰だろう? 

2020年09月24日 | ガス主任技術者資格とその活用

 

 今年のガス主任の受験指導も終わった。昨年の本試験の解答解説をする講座もあった。解説しながら、こう考えた。昨年の試験は難問揃いである。私が解答速報を作っても、間違っていることもしばしばだ。(もちろん、これはあとで訂正するが)

 法令で、例外的に大臣報告が必要なガス工作物による死亡事故で、さらに例外としてガス栓は除くとか、ガス漏れ警報器と警報設備の違いをきちんと分けて覚えていないと解けないとか、相当マニアックな試験問題である。

 そこで考えてしまう。いったい誰が試験問題を作ってるんだろうか。大学の先生?ガス協会の方?大手ガス事業者の方? どれも可能性があるが、この方たち、相当勉強しているね。

 私が、独立してガス主任の講座をやり始めて9年、毎年資料改訂や講座で約3か月、月に15日とすると45日、一日5時間として年間225時間、9年で約2千時間だ。現役時代の関連時間は除いているが、これほどの時間、ガス主任試験にかかわっている人間は、日本中でも私一人であろう。その私でもわからない問題が時々あるから、試験問題を作ってる人は、どんなだろうと想像してしまう。

 もっともすべての科目を一人でやるわけではなく、分担してるだろうが。かつて私が取得した中小企業診断士の試験では試験委員が公表されていた。確か、今コロナの政府委員である小林慶一郎氏も入っていたことがあると思ったな。

 作成者の方、このブログ、見てるとしたら、俺だよ、と、心の中で思ってるんだろうね。さて、受験生の皆さん、試験は3日後ですよ。


診断士会エコステ―ジ研究会でプレゼン

2020年09月23日 | 執筆・講演・診断

 中小企業診断士会には、数多くの研究会がある。研究会ごと月に一度は集まって、特定業界や特定テーマの研究をする。会員間の成果発表やゲストを招待してプレゼンをしてもらう。私の研究会、人財研も時々ゲストを招く。

 先週土曜日は、エコステージ研究会という研究会からガス業界についてプレゼンを依頼されていた。槍ヶ岳登山のスケジュールとバッティングするのが怖かったが、何とか回避できた。

 そして、プレゼンは、Zoomで。Tシャツに短パンとラフな格好で、自宅からのプレゼンだ。テーマは「都市ガスの基礎知識」、ガス事業の経営、ガス設備と保安の知識、自由化と業界研究例という三本立て。全部で約60分だ。

 この資料、パワポで70枚ほどだが、私が実施していたガス業界の基本業務研修や、ガス主任技術者試験対策講座のから編集したものだ。プレゼンはちょうど60分、終わって質疑が2,3問。かつて別の研究会で出会った診断士からも質問を戴いた。

 このゲストプレゼン、私も逆にお願いすることもある、お互いさまで、知らない専門知識を容易に手に入れることができる。ポイントは、幅広い人脈を持っているかだ。私も独立して来年で10年、この人脈を広げる努力は続けていかないとね。(図は、プレゼンの表紙と内容の一部)

 


槍ヶ岳登山その4~槍ロス

2020年09月22日 | 登山&自然系資格とその活用

 肩の小屋で夜明けを迎える。明け方はとにかく寒い。下界と20度ほども気温差があるからね。宮城のおじさんと別れ、ゆっくりと朝7時、下山開始。

 下山前に肩の小屋から大食岳と中岳、この後ろは穂高だが、大キレットがあるためここはまず行かないだろう。もう一枚の裏銀座方面、ここはコロナがなかったら今頃縦走していたコースだ。

 下山は、まずは昨日寄れなかった天狗池へ。この寄り道、登り返すのだから大変だ。それでも風がないため、槍が湖面に映る見事な「逆さ槍」が見える。池の帰りに猿とすれ違う。お互いに顔を見合わせる。

 それに槍ヶ岳開山の播隆上人が修行した窟屋。登山の時は気が付かなかった。

 下山中に見つけた秋の花を紹介。それほど種類が多いわけでもない。花の名前は省略です。

 肩の小屋→殺生ヒュッテ分岐→天狗原分岐→ババ平→槍沢ロッジと下り、槍とお別れの「槍見河原」へ。

 1,800m下って、今日の宿は、徳澤園。小説「氷壁」の舞台で、木炭で濾したお湯の風呂、ステーキ夕食が名物だ。お土産も沢山売ってる。ここはもう三度目の宿泊になる。個室を予約してあったため、部屋に荷物をぶん投げて寝る。浴衣もついていて心地よい。

 山を始めて6年目、最大の目的だった「槍の穂先」に立てた。このブログを書いてる時点では、脱力感で何も手がつかない「槍ロス」になっている。

 槍以後のことはあんまり考えていなかった。まあ、しょうがないか。これから秋の仕事、そして秋の登山計画を立てよう。


槍ヶ岳登山その3~穂先に立つ

2020年09月21日 | 登山&自然系資格とその活用

 午後1時半、肩の小屋に到着、一服して宮城のおじさんと穂先へアタック開始。緊張してのどが渇く。おじさん自信満々そうに先を行く、穂先は何度目かと聞いたら「初めてだ」という、ほお・・ 取りつきからさっそく三点確保が続く。普段なら何でもないが、なんせ1,500m登ってきた脚だ、相当疲れている。

  登頂ルート前後に登山者はいるが、渋滞するほどでもない。以前夏の休日のピークは肩の小屋から穂先まで6時間待ちだったと聞いたことがあるが、今日はそんなこともない。

 途中でおじさんが写真を取ってくれた。上を見るとまだ山頂までは距離がある。黙々と登り、最後のハシゴに到達。おじさんが先に行けという、昨年肩の小屋で断念したことを話していたから、順番を譲ってくれた。そして山頂へ。

 山頂は十人ほども居られるスペース、もちろん手すりなどないから脚を滑らしたら真っ逆さまだ。しかし、今日はそんなに混んでないし、風もない。それでも順番を待って、槍の標識を持ち、祠そばで写真撮影する。

  下に見えるのは肩の小屋、その下の写真は昨年登って来た西鎌尾根・裏銀座方面、さらにその下は常念山脈と360度の展望だ。山頂に立った者だけが見れる景色、素晴らしい。

 山頂で若い二人連れの女性から、どうやって下りるんですか、と聞かれる。初心者らしく、不安そうだ。下り方を簡単に説明し、落石は絶対しないように言う。それを聞いて降りて行ったが、その後どうなったか。事故の情報はないから無事下りたんだろう。私は昨年半年ほど、岩山の昇り降りを訓練した。しかしこのような初心者も混ざってるんだな。

 おじさん、一生の記念だと言ってなかなか降りない。20分、いや30分ほどもいただろうか、しようがない私が先に降り始める。下りは結構怖い。ハシゴは高度感があるが、しっかり握って下りればいればどうってことはない。

 クサリは、ほぼ垂直の箇所もあり、慣れないと危険だ。コツは腕に頼らないこと、腕に力を入れ続けるとすぐに疲れてしまう。私はだいぶ慣れてはいるが、慣れてない人は難渋しそうだ。クラツーの団体登山では安全のため、ロープを張って下りることもあるそうだが、この狭い場所で渋滞していると迷惑になるな。

 祠のほうから二人の登山者がひょっこり現れる。穂先に登るもう一つのルート、北鎌尾根から登ってきた方々だ。北鎌は有名な難易度の高いルートで、一般の登山者では歯が立たない、そして事故の多いルートだ。尊敬する。

 とにかく、無事下山。今登った穂先を下から眺める。そしておじさんと合流し、小屋のベンチに座り、ロング缶で乾杯。緊張してたから喉がカラカラ、ビールもよく吸い込める。おじさんも私もしっかり🍺のつまみは持ってきた(笑)。大目標達成後のビールは最高だ。百名山談議に花が咲く。

 その4に続く


槍ヶ岳登山その2~1,500mの苦しい登り

2020年09月20日 | 登山&自然系資格とその活用

 二日目、朝6時横尾山荘を出発。1時間後一の俣を通過、1.5時間後槍沢ロッヂに到着、ここから遠いが槍の穂先が木々の間から見える(写真の〇)、望遠鏡で槍の穂先が覗ける。穂先は朝日に眩しく輝いている。期待に胸が膨らむ。

 2時間後、ババ平キャンプ場に到着、ここは標高2,000m、山頂まであと1,000m登る、気が遠くなるな。しかし体調は良好だ。3時間後大曲に到着。

 4時間後、天狗原分岐に到着、ここは標高2,350m、標高差で半分まで来た天狗の池は寄らずに、そのまま山頂を目指す。まだ槍は見えない。今日は3,000m級初のソロ登山、話し相手もいないので、黙々と登る。

 5時間後、標高2,500m、ようやく槍が見え始め、元気が出る。

 そして6.5時間後、標高2,850m、殺生ヒュッテ分岐、この辺で宮城県から来たというおじさんと一緒に歩き始める。おじさん疲れてるようだ。一緒に穂先に登った後、ビールで乾杯しようと話す。おじさん元気が出る。

 肩の小屋直下の槍、ガスのかかっていない槍を間近に見る。脚も心なしか元気になる。そして7時間半後、13時半、肩の小屋に到着。宮城のおじさんと健闘を称えあう。

 その3へ続く。


槍ヶ岳登山その1~思い立ったらすぐ

2020年09月19日 | 登山&自然系資格とその活用

 気象協会のアプリ「登山天気」にお試し1か月無料に入って1週間先の山のお天気をチェックできるようになった。ヤマテンは正確だが2日先まで、月~水がいい天気だ。季節的にこの後は寒くなり、高い山は雪になり私のような者はもう登れない。今年最後のチャンス、思いったたらすぐ、計画を作り、槍ヶ岳の3つの山小屋を予約する。今年はコロナの影響で山小屋も完全予約制だ。

 立てた全体計画は、初日:上高地から横尾山荘、2日目:横尾から槍ヶ岳山荘(肩の小屋)へ登山。お天気がいいと穂先アタック、3日目:肩の小屋から風呂+ステーキ夕食のある徳澤園へ下山。4日目:徳澤園から上高地経由帰宅というスケジュールだ。

(上高地は晴れ、穂高がすべて見える、こんないい天気、初めてだ)

(明神岳もすべて見えた)

(上高地から11㎞、槍まで11㎞の横尾山荘、槍と穂高登山の基地だ)

(今日はこの山荘で一泊、二段ベッド、石鹸は使えないが入浴できるのはありがたい)

 翌朝注文していた昼食を受け取る、パンが3個も、最初はびっくりしたが、行動食としてはなかなか便利だった)

 その2へ続く。


復習の必要回数とは・・

2020年09月18日 | 資格学習法・自己啓発

 

 1分間勉強法の続き、学習は、「短く何度も繰り返す」と書かれている。これを私なりに深堀してみた。ここではエビングハウスの忘却曲線が登場してる。私もこの曲線は研修などで使ったことがある。

 これによると記憶は、20分なら42%しか忘れない。1日なら77%忘れる・・1か月なら79%忘れて、これ以上はわからない。この忘却曲線は結構有名だ。

 改めて、曲線の使い方を考えてみた。試験直前で、どうしても覚えたい場合は、20分以内に復習する。それでも42%は忘れている。従って、できれば何度でも復習する。

 一方、試験が何か月か先の場合、そんな訳にはいかない。20分以内に復習なら復習だけで、先に進まなくなってしまう。効果的な学習をするとすれば、20分とか1時間とかのサイクルで復習することになる。困ったもんだ。

 1日とか、1週間とか、1か月とか後は20%ちょっとしか、覚えてはいない。そんなもんだと割り切って復習するとしたらどうなるか。単純計算で5回復習すれば20%×5=100%だが、そうもいかないだろう。

 私は今まで、自分の受験経験で、復習は3回すれば合格ラインに入ると思っていたが、その復習方法では、記憶の定着率は、20%×3=60%ほどか、60%なら、それでも何とか合格ラインに達するが。難しいもんだね。

 試験の学習は、少なくとも3回復習すれば合格ラインに入る可能性がある、5回ならかなり安心だ、とでも言うかな。

 


筑波山自然探求路

2020年09月17日 | 登山&自然系資格とその活用

 上高地から帰ってきて、脚が欲求不満になっている。そこで、高尾山に、筑波山とマイコースを歩き、トレーニング。夕方筑波山に登り、京成ホテルに宿泊。GOTOキャンペーンで安い。

 筑波山はそれほど高い山でもないのだが、朝起きたら、ホテル下に小さな雲海が広がっている。雲海を眺めながら露天風呂に入る。気分いいいな。

 そして、この日は、男体山をぐるりと回る、自然探求路に挑戦。じつはこの路、初めて歩く。樹木を見ながら歩いたため、所要約1時間、最後は、がけ崩れ箇所を避けるため、男体山山頂まで登る。

 付近は秋の花々。トリカブトにアザミ、白い花はAI検索で見ても出てこないが、きれいな花だ。しかし、樹木は覚えられないな。筑波山は70種の樹木があるそうだが、どれがどれだかさっぱり見分けがつかない。森林インストラクターへの道はまだまだ遠い。


知識の4段階を使おう

2020年09月16日 | 資格学習法・自己啓発

 

 1分間勉強法という文庫本を読んでる。産能大のゼミで紹介してもらったものだ。その中に「知識の4段階」というのが出てきた。

 今まで私の知ってる4段階は、1:知ってる、2:補助を受けて自分でできる、3:自分ひとりでできる、4:人に教えることができる、だ。現役時代に作っていた能力・技能のチェックリストにも使っていた。

 ネットで調べているとまだ出てきた。1:情報、2:知識、3:知恵、4:知性、というもの。これも角度が違うが、一理あるね。

 そして本書でに出てきたのが、1:知らない、2:思い出せない、3:思い出すのに時間がかかる、4:すぐに意味が分かる、(著者にも著作権があるでしょうから、書籍に書いてあることを私が意訳しています) そしてこの著者によると、「勉強を最適化するには、2,3を重点的に勉強すること」としている。

 これは、かなり納得だ。ガス主任技術者試験の学習で言えば、1は初めてテキストを読む、講習を受けることになる。2は、テキストを復習して公式などを覚えること、3は、その後、問題集や試験問題に出てきたら、これはこの公式を使うんだと何とか繋がること、4は問題を見た瞬間に、公式やその変形まですぐにできること、となる。

 1は、講習を受講する、2はテキストを復習する、3はテキスト・問題集で復習したものが思い出せるか、4はさらに問題集の繰り返しで完璧にする、とうあるのだろうか。1の時間は大したことはない。2,3の復習の時間が大切だ。2から4まで含むと、1のおそらく10倍ほどの時間になるんじゃなかろうか。

 このあたり、復習の大切さで、産能大の卒業論文にも生かせそうだ。