裏銀座シリーズ最終回は、4日間の山小屋生活について書きます。泊った山小屋は、ワサビ平小屋1泊、双六小屋2泊、水晶小屋1泊。
(双六小屋、後ろは樅沢岳(もみさわだけ)、雨が終日降っていた)
まずは寝室、山小屋の混雑しているときは布団1枚に2,3人が寝ることがあるが、コロナの影響で、すべて予約制、布団は十分余裕があり、透明のアクリル板で一人ずつ仕切りがある。また持参したシーツも敷く。
食事は、小屋によって多少時間がずれるが、朝が5時、夜が17~18時だ。朝はあまり食欲は出ないし、夕食は似たようなメニューで、少し飽きる。夕食を終えたら、明日の支度をして19時~20時には寝る。そのため夜中に起きてしまうのが困るのだが。
そして一番問題は弁当だ。山の弁当だからおにぎりが3個と多め。そして余ったものは簡単には捨てられない。経営の同じ小屋なら余りやゴミは引き取ってもらえるが、そうでないと、下界まで持参しないといけない。生ものだから始末に悪いし、重い。最終日の昼食は、ワサビ平でラーメンを注文、旨かったな。
もう一つ、スマホが使えない。もちろん場所によっては使える場合もあるが、今回使えたのは水晶小屋だけだった。これって、都合が悪い。気象状況がわからないのだ。山小屋には衛星テレビがあるが、これが頼り。そしてメールもSNSも見れない。これって、不都合ですよ。バッテリー充電は、他の方とコンセントが競合するが、私はタコ足を持っているから問題なし。
いろいろありましたが、今年一番のイベントでした。団体登山は資格を持つガイドがつくので安心ですが、なんせ天候を選べないのが欠点。来月も基本、個人で、山、登りますよ。
(双六小屋の名物、ケーキセット、私はシフォンケーキ、ガイドさんの分も入っています)