資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

槍ヶ岳大縦走の最終選考~南八ヶ岳縦走3

2019年07月31日 | 登山&自然系資格とその活用

 八ヶ岳縦走の三日目は、山頂小屋から、美濃戸口への下り。標高差1450mの下りだ。まずは朝焼け。虹も見える。写真だと七色には映っていないが、実際は七色だ。

(山頂小屋の夜明け)

(山頂に虹がかかる、色が変だが実際は七色)

  

 そして、またまた岩稜帯の下り。岩は下りの方がずっと危険だ。この辺りは岩登り下りに技術に個人差が出て、すぐわかる。列の先頭のガイドさんと、最後尾の添乗員さん(この方も剣岳の添乗をするだけあって、相当のベテランだ)から何度も各メンバーに厳しい声が飛ぶ。

 私が岩を下りてると上の添乗員さんから声がかかる。なんか失敗したかと思っていると、〇〇さん(私のこと)、その下り上手、とほめてくれた。こりゃあ、最終予選通過かな。

 そしてな急な下りを降りて、行者小屋でコーヒー、うまいね。ここまでくれば滑落の心配もない。老若男女関係なく、(若はいないけど)無事降りれたことを称えあう。

(行者小屋)

(行者小屋から赤岳を望む、あそこから降りてきた)

 そして最後の下り、長い長い樹林帯を降りて、美濃戸口へ。

(八ヶ岳はコケで有名)

(樹木の上にキノコ)

 途中のスーパー銭湯に入り、特急あずさで帰宅。8月下旬組は再会を期して別れる。聞くと、今回のメンバーどうやら全員合格したようだ。全員、ほんとに大丈夫かな。

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槍ヶ岳大縦走の最終選考~南八ヶ岳縦走2

2019年07月30日 | 登山&自然系資格とその活用

 八ヶ岳縦走の二日目、6時にオーレン小屋を出発。まず、夏沢峠から、硫黄岳に登る。樹林帯を経て、途中から展望が開けてきた。そして硫黄岳山頂に到着。ここでツアーの列が長くなる。遅れる人が出てきたが、私の脚は調子いい。

 3年前に登った時は風雨で写真を撮ってすぐ降りたものだが、今日は違う。360度の展望だ。南にはこれから縦走する横岳・硫黄岳と阿弥陀岳、西には北アルプス連山が見える。目標とする槍ヶ岳ももちろん見える。北は天狗岳、その奥には蓼科山。素晴らしい。

(硫黄岳山頂にて) 

(左から横岳、赤岳、阿弥陀岳)

(北アルプスは、尖ったのが槍、その左が穂高連峰)

 

(天狗岳、その奥は蓼科山)

 硫黄岳山荘に降りてお茶をする。この辺りは、ゆっくりペースだけあって、ゆったりだ。コマクサやシャクナゲ、クロユリなど人気の高山植物が咲いてる。

(コマクサ)

(キバナシャクナゲ)

(クロユリ)

 そして、ストックを締まい、ヘルメットを着用して、岩稜帯に入る。このコースはもちろん初めてだが、岩の初心者には結構すごい。緊張して上り下りする。

(背景の写真の岩、これを登り下りしました) 

(横岳山頂にてヘルメットは必須)

(確か、ウルップ草)

(白いコマクサ)

(ちょうどいい場所があり、岩下りの練習、このあたりは2本の脚だけで降りれるように)

(富士山が顔を出した)’

 そして、最後は八ヶ岳最高峰の赤岳へ。横岳からは赤岳の雄姿が大きく望める。この急登、いつかは登ってみたいと思っていた尾根だ。岩を登っているため写真はないが、山頂に到着。この日は、赤岳山頂小屋で宿泊。二日目が終わった。累積標高差は登り920m、素晴らしい縦走だった。

(赤岳の雄姿)

(赤岳山頂にて)

(赤岳山頂小屋、ここに泊まる)

 

 

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槍ヶ岳大縦走の最終選考~南八ヶ岳縦走1

2019年07月29日 | 登山&自然系資格とその活用

 「ゆっくりペース槍ヶ岳大縦走」の最終選考が行われた。このイベントは8月~9月に槍ヶ岳登山ツアーを開催するが、これについていけるかどうかをトレーニングして判断するものだ。この槍ヶ岳ツアーは、双六小屋・西鎌尾根経由の槍で、毎日長時間歩くため、それなりの体力と技術がない連れて行けない。

 このツアー、ゆっくりペースのため、どちらかというと体力のない人が集まっている。普通のツアーは歩く速度が速いため、ついていけない人たちが集まってくる。そのため、シリーズで毎月いろんな山でトレーニング山行を行っていた。そしていよいよこの3日間、南八ヶ岳縦走を通じて、体力や技術を最終選考するものだ。前回以前にお会いした方もいるが、みなちょっと緊張してる。

 初日は、桜平からオーレン小屋までの2時間程度、累積標高差にして500mの林道歩き。まあ、雨の中の足慣らし程度だ。ところがもう付いてこない人が出る。ああ、先が思いやられる。

 

 オーレン小屋のオーレンとは、黄連(おうれん)、キンポウゲ科の白い花で漢方薬にもなっている。ここから取っているようだ。小屋裏には、高山植物の女王、コマクサが咲いてる。

 

 またこの小屋には風呂がある。もちろん石鹸やシャンプーは禁止だが、山の中で入浴できるのは助かる。そして食事は馬肉のスキヤキのような料理。夕方外に出ると、明日登る硫黄岳山頂がよく見える。硫黄岳から横岳、そして最高峰の赤岳を縦走する。ハードな一日になりそうだ。

 

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経済で読み解く日本史~全5巻を読み終わる

2019年07月28日 | 読書感想

 経済で読み解く日本史、ようやく全5巻を読み終えた。経済の角度から見た日本史など、私は初めて読んだ。このような書籍、今までもあったのだろうが、私は初めてだ。結構売れてるというから、私のような一般人にとって、初めて読む方も多かろう。

 5巻目は大正・昭和時代だ。ポイントはなぜ日本は戦争に突っ込んでいったのか。今までその理由ははっきり聞いたことがなかった。本書では経済的な要因が書かれている。話は金本位制や日露戦争まで遡るが、詳細は内容を読んでいただくとして、私は結構満足する答えだった。

 全巻を通すと、室町時代から、現代に至るまで、マネーのコントロール次第で、インフレ・デフレを繰り返している。明の渡来銭、江戸時代の貨幣の改鋳、明治時代の金本位制など、いずれもマネーのコントロールの話だ。今でこそ、マクロ経済が発達していて、何をすればどうなるかは経済学の研究成果でおおよそわかるが、当時は難しかっただろう。

 この書籍、文庫本で1冊648円+税だから、そんなに高価でもないし、軽い。持ち運びできるため、私は登山などイベントに出かけるときでも持って行き、すきま時間で読み終えた。お薦めの書籍ですよ。

  

【数量限定】経済で読み解く日本史 文庫版5巻セット
上念 司
飛鳥新社
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産能大8月の習得試験は、4科目受験

2019年07月27日 | 産業能率大学

 産能大の修得試験(単位の認定を受ける試験)は2か月に1回ある。次は8月だ。申し込み時期は限定されている。思案の上、8月は4科目を申し込む。6月の初回は5科目申し込んだが、とにかく大変だった。記述式が多いため、試験中、書く字数が多いのだ。そして5科目目あたりではボウ~、としてしまう。疲れるのだ。

 これに懲りて、8月は4科目。人事管理入門、人材マネジメント基礎編、人材マネジメント実践編、最後は人材マネジメント法令だ。6月は共通科目だったが、今回は、人事の専門科目ばかりだ。8月中旬は4科目の復習をしないといけない。この時期、ガス主任は模擬試験&直前対策で忙しいんだがね。

 さて、これが終われば、残りは2科目、8単位。人事コンサルティングと、企業内人材育成入門だ。こちらはできればスクーリングで取りたいと思っている。きっちり学習しないとね。

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家庭の省エネエキスパート合格!!

2019年07月26日 | ガス主任技術者資格とその活用

 6月に実施された「家庭の省エネエキスパート検定」に合格した。この団体(省エネルギーセンター)は、合格の場合は、合格通知書だけが来る。認定証や認定バッジは、別途有料だ。

 

 合格通知書だけでは、ちと寂しいため、認定証を購入する、1,620円だ。認定バッジの方は、1,080円、こっちは止めとこう。「お届け予定:全ての手続きが完了した月の翌月」、とここだけ、太字で書かれている。ずいぶん遅いな。

 しかし、あれ、検定というのは、終了すると、あっという間に内容を忘れてしまうものだ。事実、先月の試験だが、結構忘れている。まあ、忘れても、ほんとに必要な時は、テキストなどを見ればいいんだよね。

 さて、次は10月の技術士一次と、労働安全コンサルタント学科だ。8,9,10とまだ3か月ある。先は長い。この間には、産能大の科目習得試験もある。計画的に学習しないと。

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夏休みにピッタリ、百田直樹最後の作品、夏の騎士

2019年07月25日 | 読書感想

 夏休みの読書にピッタリの本が出た。この作品で小説家から引退するという、百田尚樹さんの作品だ。舞台は昭和の終わり、3人の小学生が、騎士団を結成する。秘密の隠れ家、二人の友だち、憧れの美少女、意外な面を見せる嫌われ者のもう一人の少女。そして模擬試験に学芸会。

 ひと夏の勇気がテーマだ。センズリの百田尚樹さん、虎ノ門ニュースで毎週見るが、こんなロマンチックな作品も書けるんだ。人は見かけじゃないね。2時間ほどで一気読みできる、お薦めの本ですよ。

 

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旅客機エアライン検定、受験できず残念

2019年07月24日 | おもしろ資格とその活用

 今度、旅客機・エアライン検定というのが開催される。日販の検定受け付けてますのホームページに検定の趣旨が載っている。ほう、日本航空も特別協力している。これは面白そうだ。第1回の開催だが、何回続くかわからないから、いつものように早く受けておかないといけない。

 開催は10月27日(日)2級と3級で、東京・名古屋・大阪で開催だ。3級の模擬問題をやってみると4問中3問正解だ。おお、これいけるぞ。公式テキストも発売されてるようだ。

 しかし、私の手帳を見ると、残念ながら先約があり、受験できない。この検定何回続くかな。受験された方、感想など戴ければ嬉しいです。受験申し込みはもう始まってますよ。 

旅客機・エアライン検定 公式テキスト 航空機の構造や航空管制の知識が身につく
小林宏之,日本航空
徳間書店

 

 

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大雪山縦走~その3ほんとに青い池

2019年07月23日 | 登山&自然系資格とその活用

 最終日は、新千歳空港まで、休養を兼ねて観光がてらバスで美瑛と富良野を移動。最初は「青い池」。日差しが入ってほんとに青い。この池は川のバイパスのような場所だ。ここにアルミニウム成分が流れてきて、コロイド状になって、日差しが反射し、これが青い色に見えるそうだ。裏磐梯の五色沼は、成分が青い鉱物の影響だが、こちらは日差しで反射するものだ。可視光は波長によって7色の色がつくが、ちょうどコロイドの口径が青色の波長なんだろう。

 

 そして、パッチワークの丘。

 

 マイルドセブンの丘は、大半の木が切られて、さっぱりしている。樹木が老朽化したのと、観光客が無断で畑に入るのを防ぐのが目的だそうだ。

 

 最後は、ファーム富田。ここは北海層観光の度に、寄る場所だ。ラベンダーが盛りで美しい。初日は仕事、二日目は大縦走、三日目は休養と、充実した大雪山縦走でした。 

 

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大雪山縦走~その2夢の大縦走

2019年07月22日 | 登山&自然系資格とその活用

 いよいよ大雪山大縦走だ。快晴。早朝6時から動いている黒岳ロープウエーで登り、縦走し、17時半まで動いている旭岳ロープウエーで降りる、最大許容時間は11時間半のコースだ。

 まず、黒岳ロープウエーとリフトを乗り継いで、そこから標高差5百㍍を登り、黒岳山頂へ。晴れていて、緑も映え、高山植物もそばに咲いていて、気持ちのいい歩きだ。2時間弱で山頂へ。ここで、お鉢平の風景が広がる。

 

 

 

 

 一旦黒岳石室へ下り、次の目標、北海岳へ登る。雪渓がたくさん残っていたり、雪解けの川の渡渉がある。雪解けの後はお花畑が延々と続く。

 

 

 

  そして、お昼に北海岳山頂へ。登山者憧れの山、トムラウシ山が見える。お鉢平の下は、有毒ガスの温泉だ。間宮岳に向かう途中に、ヒグマに出会う。写真では、遠くだから小さな黒い点になってる。

 

 

 (登山者憧れの山、トムラウシ山)

 

 (中央下の、緑の中の黒い点がヒグマ)

 

 そして最後の旭岳。北側に雪渓が山頂近くまで残っていて、アイゼンを履いて直登する。登山道は見えないため急登だが、真っすぐ効率的に登れる。ここは頑張りどころだ。

 

 

 

 旭岳は二度目の山頂だ。姿見方面はやや霞んでいる。滑りやすい下山道を二時間近く歩き、姿見ロープウエーへ。この下山は脚もだいぶ疲れてもいるため辛い。

 ロープウエー終了15分前にゴール。北海道は本州のような山小屋はない。ロープウエーで降りて、ホテルで温泉に入り、バイキングの夕食。ちょっと大げさに言うと、一生に何べんも経験できない大縦走であった。

 

 

 

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大雪山縦走~その1板チョコに挟まれたパン

2019年07月21日 | 登山&自然系資格とその活用

 梅雨のない初夏の北海道、大雪山の縦走に出かけた。一昨年、旭岳に登山して、山頂から見下ろした縦走コース、ここ歩いてみたいな、と思っていた夢がいよいよ実現する。

 早朝羽田空港を出発し、新千歳空港へ。ここで私は、ツアー一行と別れて、空港でWi-Fi使って仕事。実は、ツアー申込みの後、仕事が入ってきて、締切の関係で、どうしても空港内の喫茶店で、仕事になったものだ。

 お昼に終わって、特急列車で帯広へ、そしてバスで層雲峡へ、約4時間の旅だ。昼食には、写真のパンを購入。ソーセージはともかく、板チョコがそのままパンに挟んである。北海道はすごいな。

 宿に入って、ツアー一行と合流。いよいよ明日は縦走だ。

 

 

 

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労働安全コンサルタント試験の申込み

2019年07月20日 | 土木施工管理技士資格とその活用

 

労働安全コンサルタント試験 重要ポイント&練習問題 第3版
テクノ・リアライズ
テクノ・リアライズ

 国家試験、労働安全コンサルタント試験の受験申し込みをした。国家試験のため、願書はかなり厳密だ。受験資格の証明が必要で、私は1級土木施工管理技士資格で申請。すると専門科目は免除になる。合格証書を探し出して、コピーし、裏に会社の証明を書く。私は従業員兼事業主だから、変な感じだ。

 そして、受験会場は、10月の学科が東京、1月の面接が、当日仕事の関係で大阪を選択。学科試験は学習中だから、おおよそ感覚はわかるが、面接はどんな感じになるか、想像もつかない。まあ、学科試験が行けそうなら、対策を考えるか。

 それに受験料、なんと24,700円だ。研修して免状をもらえるタイプの試験を除いては、一発試験では、今までで一番高額だ。何度も落ちれないな。まずは、10月の学科試験に向けて、コツコツと学習を続けていく。

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人財研は中小企業のモチベーション管理

2019年07月19日 | 診断士活動(研究会)

 MMT国際シンポジウム参加の次は、診断士の人財開発研究会の月例会に参加。この日はS会員から「中小企業のモチベーション管理について」のプレゼンとディスカッション。 

図解 モチベーション大百科
池田貴将
サンクチュアリ出版

 動機付け衛生理論とマズローの段階欲求説に始まって、SNSツールを使って4番目の欲求である他社承認(いいねの執着、インスタ映え、バイトテロ)などが起きている。

 また、「やりがい搾取」と言って、金銭的な報酬の代わりにやりがいという報酬を強く意識する組織もある。組織風土がそうなっていて一種の宗教のような実例も、発表者から話していてだいた。また最近では、モチベーションの管理のためのサービス(ITシステム)も流行っているそうだ。フムム。

 実例を聴くと、明らかにやりすぎ、やりがい搾取だと思う例もみられる。この日は、プレゼンが早く終わったせいか、ディスカッションが長時間行われた。終わって、恒例の暑気払い。現役時代と違って、あんまり夜は出る機会が少なくなっているが、この日は帰ったのは23時過ぎ、昔は何ともなかったんだが、やっぱりトシかな、夜遅いと疲れた。

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MMT国際シンポジウムに参加

2019年07月18日 | ビジネス・経済

 浜離宮朝日ホールで開催された、MMT国際シンポジウムに参加した。MMTとは、現在貨幣理論のことだ。MMT理論の提唱者、米国ニューヨーク州立大学のケルトン教授の来日を記念して開催されたものだ。シンポジウムの会場は狭いため、私は、パブリックビューイング会場での参加だ。はじめは三橋貴明氏の講演、その後、中継でケルトン教授の講演だ。ケルトン教授の講演は、同時通訳で聴きやすい。

 

 MMT理論の柱は、以下の通り。①自国通貨を持つ政府は、財政的な予算制約に直面することはない。②全ての経済は生産と需要について実物的あるいは環境的な限界がある。③政府の赤字は、その他の経済主体の黒字である。

 もう少し簡単に言えば、政府は上限をインフレを制約として、予算を使える、公共事業も社会福祉も全部やればいい。政府の赤字は国民の黒字、何の問題もない。つまりプライマリーバランスを黒字に持って行こうとする財務省の考え方と真っ向反対のものだ。米国ではこの議論を巡って、大議論になってるそうだ。

 私は以前から三橋ブログを読んでいてよくわかるが、果たして一般の方には理解されるだろうか? 今までの財務省の洗脳が効いてるからね。天動説から地動説への転換のようなものだ。

 最後の質疑では、消費税の値上げはNO!だった。さて、これからこのシンポジウムをきっかけに、国内でもMMTを巡って議論が起きそうだ。

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産能大スク―リング~マーケティング論

2019年07月16日 | 産業能率大学

 

 この土・日は産能大のスク―リング。マーケティング論だった。マーケティングは、中小企業診断士一次試験で随分学習したものだが、この日は知識の補充も兼ねている。内容は、マーケティングとは何か、環境分析、データ分析、4P、マーケティングの新潮流、それにグループ討議と最後は修得試験だ。

 印象に残った授業を二つ。一つはマーケティングターゲットの話。ナルミヤ・インターナショナルと西松屋、どちらも子供服を売る店だが、価格は全く違う。西松屋は低価格、ナルミヤは高価格で、スウエットが1着2万円もする。ナルミヤは、シックスポケットを狙う。シックスポケットとは、少子化の現在、子供の親ではなく、その両親4人とさらに叔父叔母2人の併せて6ポケットの支出を狙っている。

 もう一つは、カタリナ・マーケティングという会社。クーポンシステムで大手の企業はほとんど使っているそうだ。お店で出るあのクーポン、どの客にも出てる訳じゃない。ポイントカードでロイヤリティの高い客だけに出しているそうだ。いわゆるチェリー・ピッカー(バーゲン・ハンター)には出していない。商品のバーコードとポイントカードで顧客別の売り上げを識別できるようになったそうだ。なるほどねえ。

 そしていよいよ、グループ討議。テーマはサントリーの「プレミアムモルツ」。数ページもある長い記事から4Pを抜き出す。4Pとは、プロダクト、プライス、プレイス、プロモーションの4つだ。いずれも頭文字がPだから、4Pになる。いつものように私がリーダーになる。(ほんとにいつもそうだ、そんな雰囲気でもあるのかねえ・・)私のメモをたたき台にして、他の4人の意見を聞く、そして 部分的に意見を取り入れ、メモを修正する。時間を見計らって、提出用紙に書く。程よい時間でまとまる。

 最後は修得試験。選択式が10問、記述式が1問。記述式は半分の50%を占める。マーケティングの流れを説明し、フレームワーク等のキーワードを書き込む、書き終えて、まあ確実に80点以上はあるな、この科目も2単位ゲット。残り16単位。

 

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