資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

命拾いの羊蹄山登山

2020年08月31日 | 登山&自然系資格とその活用

(登山翌日、車窓から撮影)

 羊蹄山は秀麗な山だ。真狩口7時30分に登山届を出して登山スタート、朝から暑い。一合目からもう汗が噴き出す。二合目、三合目あたりは森の中、特に蒸し暑く無風だ。翌朝知ったのだが、この日は付近は32℃以上と、本州並みの暑さだった。

(真狩登山口)

(一合目)

(こんな森林が続く、森林インストラクターで森を学んだが、今回は余裕なし)

(三合目)

 四合目あたりから徐々に体力を奪われ、スピードが落ちてきた。五合目、六合目、休憩を入れながら歩く。

(五合目)

 そして七合目に到着、もう12時だ。とても頂上までは時間的に無理。そして相変わらず暑く、無風。周りは雲で景色は見れない。水もこのままじゃ持たないかも。

(七合目)

 そして、この七合目で撤退を決める。北海道まで来て、撤退は決めにくいが、ここで判断した。

(七合目では暑さのせいか、景色はかすんで見える)

 あとで思うにこの判断は正解だった。翌朝、タクシーの運転手さんから聞いたのだが、この日羊蹄登山中に熱中症で一人なくなったそうだ。ネットでも出てる。夕方5時頃、意識もうろうとして一合目倒れていたが、病院で死亡したという。おお、命拾いしたな。

(登山中死亡のネットニュース)

(下山して山頂を見ると、依然雲がかかっていた)

 私、山の知識検定はゴールドまで持ってるが、安全の知識で、熱中症はあまり出てこない。高い山はそんなに暑くないのだ。北海道は涼しいと思って登ったのだが、標高が低い場所は、本州並みでの暑さだった。

 今回の登山での敗因は4つ。①朝出発が遅すぎたこと。7時半ではもう日が昇ってカンカン照っている。②北海道がこんなに暑いとは思わなかった、北海道は、旭岳、黒岳、、駒ケ岳、利尻山と登っているが暑いと感じたことはなかった。それだけこの日は特別に暑かった、温暖化が激しいということか。③選定コースのミス、真狩コースは南斜面、日射がもろに当たる。別のコースにすればよかった。④水不足、500ml3本と330ml1本を持って登ったが、明らかに不足した。500ml5~6本必要だった。北アルプス白馬の時に3本で不足だったのが最高で、今までこれで問題なかったんだがねえ。

 ちなみに山の知識検定テキストによる計算では、体重70kg×行動時間9時間×5=3.15ℓ で500ml6本と少し。テキストに書いてることは本当だったんだねえ。

 と、ここまで書いて気が付いた。そもそもこんな暑い季節は、北海道であっても、登山に不適なんじゃなかろうか。人が死ぬほどの暑さでは、山なんか登るもんじゃないと。

 今度は、もっと涼しい季節に、水をたっぷり持って、別のコースから、早立ちで登りたい。gotoキャンぺーンは、北海道往復・朝食付きホテル二泊で、補助付きで一人3万4千円。安いうちにね。

 

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登山前泊でニセコ温泉へ

2020年08月30日 | 登山&自然系資格とその活用

 登山前泊で北海道はニセコへ。ニセコノーザンリゾートホテルで前泊、付属の温泉へ。どうせ大したことないだろうと思い入浴。ところがこれなかなかの泉質であった。

(車窓から羊蹄山を望む)

(JRニセコ駅、しゃれてる)

 泉温52℃、PH7.2、溶存物質2.8g/kg、そしてナトリウムイオン83%、塩化物イオン44%、硫酸イオン38%と立派な泉質だ。ナトリウムー塩化物ー硫酸塩泉。低張性中性高温泉、昔の呼び方だと「含芒硝ー食塩泉」だ。やっぱりこっちの呼び方がいいな。入浴したときは何も感じなかったが、入浴後は肌がピカピカ。

 部屋からニセコ・アンヌプリの山頂が顔を出し、そばはスキー場、私の若い頃は北海道へ行ってのスキーが流行っていた。パウダースノーのスキーだ。ここ、若い頃に来たような気がするホテルだ。でも北海道という割には暑い。

 以前、ここは日航系のホテルだったが、経営を譲渡して、お客さんは外国人が多い。でもコロナからは少しの日本人だけ、ホテルには悪いがゆっくりとくつろげる。明日は羊蹄山登山。暑そうだな。

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認定には至りませんでした。

2020年08月29日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用

 

「認定には至りませんでした。」という通知、世界遺産検定1級の通知は、このような切り出しだった。この試験、私の狙いは、基礎知識と日本の全遺産で90点満点の80点をとり、世界の遺産は、可能な限りの得点で90点満点の45点、を取る。その他10点で、これで135点を狙い、ギリギリ合格を、というものだった。

 しかし、結果は、基礎知識・日本の全遺産で72点、世界の遺産は34点、その他で6点合計112点と、いずれも数点から10点不足で、目論見からは足りないものだった。

 なかなか、うまくいかないねえ。3サイクルまではほぼ予定通りだったんだが。本番ではガクッと落ちた。12月にまた受験する予定だが、基礎知識と日本の全遺産は、踏襲するとして、世界の遺産の得点を上げないと。でも世界は数が多いからねえ。戦略、練り直しだ。

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今年もガス主任の模試が始まった

2020年08月28日 | 執筆・講演・診断

 今年のガス主任技術者試験講座もいよいよ終盤になる。この時期は直前対策&模擬試験を実施する。例年なら毎日のように新幹線や飛行機に乗るのだが、今年はだいぶ違う。新幹線乗車は二回、往復4回だけ。ビジネスホテルの泊まりは一回だけである。一年で様変わりしてしまった。

 そして模擬試験の受験者、今年は甲種乙種併せて130部ほど印刷・製本した。出張して試験する会場受験は全部で6回、これ以外に通信受験は10人ほどかな。

 甲種乙種とも採点結果が集まってきた。甲種も乙種も最高点は75%、この試験の合格ラインは60%だから、この方達はかなり有力だ。こういった受験生には、私はこんな話をしている。「残り1か月、一生に一度の1か月と思って生活してくれ」と、試験勉強を最優先した生活を送ってもらうのだ。合格が目の前にあるのだ、こんなモチベーションを持った気持ちでの生活は、人生でもう二度と経験できないだろう。

 試験1か月前の気持ち。一番いいのは、合格可能性50%の時に、モチベーションは最も高くなる。これは分かるよね。さてこの土日も模試だ、受験生とともに頑張ろう。

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「森林インストラクター」を目指してその8~修了証を戴く

2020年08月27日 | 登山&自然系資格とその活用

 森林インストラクター研修第8日、最終日のカリキュラムは、1,2時限目が、森林の効用、3時限目が、特用林産物、4,5時限目は森林の育成と管理であった。

 そして、お昼休みには、もう修了証が配布された。同時にレクレーション協会の資格、「森林活用ガイド」証明書、森林活用ガイドのバッジが配布された。

 ところで、この協会の会長さんは、あの三浦雄一郎さんだ。三浦さんとは現役時代に、よみうりホールの楽屋でお会いしたことがある。私の会社提供のセミナーで、大宅映子さんと、三浦さんと、私が講演者で、顔合わせをしたのだった。三浦さん、鉄の下駄を履いていたっけな。

 証明書はともかく、バッジは帽子に付けられる、ちょっといいな。さてこの資格、次の一次試験は、来年の9月、それまで頂いた研修資料は眠ることになる。

 ああ、8日間、毎日、長かったな、暑い中、朝早くから都心に出て、終日研修だった。こんな経験もう二度ととないだろう。今夜は研修終了のお祝いだ。

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「森林インストラクター」目指してその7~少し退屈、山村&保全&木材

2020年08月26日 | 登山&自然系資格とその活用

 森林インストラクター研修の第7日。ラスト前の日である。この日のカリキュラムは、1,2時限が山村と農林業、3,4時限が森林の保全、5,6時限が木材の利用だった。講師はお二人が農大の先生、お一人が航空測量会社の方だ。

 まず、山村と農林業。課題は山積してる。地域コミュニティーの崩壊、生活基盤整備の遅れ、深層崩壊、鳥獣被害の増加、産業の衰退・空洞化、産業従事者の減少と高齢化など。これは聞いていて嫌になってしまう。

 次の講義は、森林の保全。森林計画に保安林、治山の歴史、治山工事、林道の整備と続く。治山工事には、砂防ダムが登場した。(写真)ここは、私の土木施工管理技士の専門土木の講義と一部ダブる。

 道路を作るときはは、「道路構造令」が適用されるが、林道は「林道規程」だ。ただし道路交通法は、どちらにも適用される。

 最後は、木材の利用、木材の特性から始まって、木税の性質、加工と進む。途中、木材の価格の低下の話が出たため、森林林業白書から木材の価格に推移を抜粋する。木材は30年前に比べて半分以下になっている。これじゃ、採算取れなくて、山は荒れるよね。

 35℃を超える暑い中、早起きして、よく頑張った、いよいよ明日が最終日だ。

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[森林インストラクター」目指してその6~キャンプ、話法と企画力

2020年08月25日 | 登山&自然系資格とその活用

 

 森林インストラクター研修第6日。この日のカリキュラムは、1,2時限が野外活動基礎とキャンンプ、3,4時限が、人を引き付ける話法。5,6時限が企画の立て方であった。

 1,2時限は、キャンプの特性、そしてロープの結び方。キャンプは子供の成長を促す効果があるそうだ。ただ、キャンプは若い頃興味があったが、今はあまりないため、さらりと流す。

 午後に入って、3,4時限の話法、今年はコロナの影響で隣の受講生と話ができない。講師が適当に当てて、その人が話をする。私は青いモンベルのポロシャツを着ていたせいか、一番最初に当たり、自己紹介のスピーチをする。派手なシャツ着て行って、損した。

 そして、最後の5,6時限。企画の立て方は、私、もう何度も立ているので、さらりと流したかったが、一人ずつ、様式に従って企画を書かないといけない。

 しょうがない、私は、シニアトレッカー向けに、年末年始、高尾山のシモバシラを見に行く企画を立てる。この時も当たるかと思ったが、パスされた。

 第6日は、自分としては、あまり役に立ちそうな講義はなかったな。こんな日もあるさ。研修もあと2日だ。

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「森林インストラクター」目指してその5~クラフトは木もと竹うら

2020年08月24日 | 登山&自然系資格とその活用

 

 森林インストラクター研修は第5日。この日のカリキュラムは、1、2限目が救命手当・応急手当。3,4限目はネイチャークラフト。そして5,6時限目は森林と自然保護。

 まず、救命手当・応急手当は、三角巾から。三角巾はいろいろな研修で何度も扱っているが、すっかり忘れている、新鮮だ。

 また、AEDで一つ覚えたことがある。通常心臓が止まっているときは、心室がけいれんしていることが多い。AEDは、このけいれんを止めて、心臓の動きを止めるそうだ。でも止まったら動かさないといけない。これが心肺蘇生、心臓マッサージだ。従ってAEDと心臓マッサージはセットだ。これ知らなかった。

 2時限目のネイチャークラフトの先生は、Zoomで出演。森林に落ちてるいろいろな材料を使って、クラフトができる。結構面白そうだ。

 講義の中で「木もと、竹うら」という言葉がだ出てきた。薪割りなどで、木を切るときは下から、竹を切るときは上から切ると、上手に切れる。転じて、物事にはやりやすい方法がある、ことのようだ。

 この「木もと、竹うら」、実は、三十数年前から気になっていた。現役時代、労働組合の支部の機関紙部長をやっていた頃、本部から年配の組合員の原稿を依頼された。ある年配の組合員に依頼していたが、締め切りが近くなって、原稿が上がってきた。そのテーマはが「木もと、竹うら」。当時は何だかわからず、締め切りも迫っっていたため、そのままアップ。本部の機関紙に原稿が載った。当時から、「木もと、竹うら」って、どんな意味なんだろうと、ずっと気になっていた。今日その意味が三十数年ぶりに理解できた。スッキリだ。

 最後の科目、森林の自然保護、講師は、農業大学の先生だったが、大学の講義らしく、データやグラフをふんだんに使っての講義だった。現在、国内材は、原価が安く、外国材に勝てない、このためメンテする人がいなくなり、森林は荒れている。困ったものだ。

 いい方のニュースは、バイオはカーボンニュートラル。このため、国内の森林を燃焼して、発電などを行う事業が本格化しているそうだ。昨年、デンマークを訪問した際、バイオ燃料は発電の半分を占めると言っていた。これはチャンスだな。

 話の中で、酒林(さかばやし)という杉玉が出てきた。この酒林。造り酒屋で新酒ができたら、店頭に飾る。先日の日本酒検定でもでてきたものだ。見たことあるかな。

 

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「森林インストラクター」目指してその4~森の民俗学を学ぶ

2020年08月23日 | 登山&自然系資格とその活用

 

 森林インストラクター目指して、第4日のカリキュラムは、山の安全、野外活動概論、森の文化史、野外ゲームだった。

 1限目の山の安全は、登山ガイドの方の安全の講義、コロナの話も入ってはいたが、私は正直、やや聞き飽きている話。2限目の講義は講師の方が時間になっても来ない。そしてその講義は時折、ポケットに手を突っ込んで話す。プロ講師養成講座でのプレゼンならなら、即アウト!!だね。

 3限目は森の民俗学、これが珍しく、テキストに沿っていて、しかも一番面白かった。民俗学は「伝承」を研究対象とする。口頭、行動、儀礼で伝わっている。火山や地震、土砂災害などの自然と信仰の関係。山・森の信仰、そして樹木の信仰などが話された。御岳山から大岳山に登る途中にある、天狗の腰かけ杉、これ私、知っているが、この話も登場した。形態の異常な樹木には、神が寄りつくという信仰だ。

 出典:青梅市御岳観光ガイド

 さらに、松、スギ、椎の木、栃の木、マサカキ、焼き畑、狩猟の話などが、山の利用と信仰の話として聞けた。狩猟は、山の神の贈り物と考えられている。

 最後の4時限目は、野外ゲーム。1時間ほど講師とその団体の紹介。次は各種のゲームをやって、最後に講義という内容。終わりは18時過ぎるから、かなり疲れる。この日で研修も半分終わり。まだまだ。

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「森林インストラクター」目指してその3~高尾山

2020年08月22日 | 登山&自然系資格とその活用

 森林インストラクター研修の第3日、この日は高尾山で実習だ。午前は、樹木の学習。森林インストラクターの方について、一つずつ樹木の説明を受ける。高尾山は1号路、この登山道には数多くの樹木がある。しかし、暑い。

 戴いた説明書のリストには50種類の樹木が記載されていたが、私がスマホを撮り、メモを取ったのは、35種類だ。でもよくは覚えていない。

(ミツバウツギ)

 高尾山には、ブナとイヌブナがある。イヌブナの方が優勢だ。ブナは関東地方では標高700m以上の土地に生える、高尾山でも大切にされているそうだ。

(ブナ)

 お茶にして飲むと目にいいという。苦いそうだ。

(メグスリノキ)

 さて、午後は、高尾山ミュージアムのお隣の学習センターで、学習。まず、4人の森林インストラクターから体験談を伺う。そして15種類の枝を回して、樹木名を記入。どこまで理解できているか、テストだ。

 いや、難しい。結局私は、モミ、ヒノキ、ダンコウバイ、カエデ、そして、スギの5つがおまけの正解、最高は10種類分かった人がいた。

 本試験では、似た樹木名を出題して、どこが異なるかを記述させる問題が出るそうだ。いや困ったな。この日は、暑い中、楽しい時間でした。

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「森林インストラクター」目指してその2~試験の研究

2020年08月21日 | 登山&自然系資格とその活用

 森林インストラクター講座、その2日目。カリキュラムは、森林の生態、森林の動物(鳥)、森林の地質と土壌の土、森林の動物(昆虫)である。会場は林野会館。

 講義が始まる前に事務局から、耳よりの話。今年の森林インストラクター試験の申し込みを締め切ったが、この研修受講中の方、まだ申込できますからどうぞと。これはいい話を聞いたと、休み時間に会場後ろにおいてある過去問題をじっくり見たり、スマホで試験の内容をチェックする。

 まず、試験は4科目、そして記述式が多い。森林白書を読んでいないと書けないような内容もある。300字以内に書けとか。これ、似たような内容に記憶がある。

 昔、中小企業診断士の試験科目で、「中小企業対策」(略称:チュータイ)という科目があった。役所の施策を徹底的に暗記するのである。しかし、ボランティア資格である森林インストラクターに、なんでまたここまで求めるんだろう。

 そして、この一次試験の4科目、5年間で取ればいいという。しかし年1回の受験は1万8千円。5年間なら9万円になる。受験料の減免制度はなさそうだ。合格率は約20%、すると2,3百時間は学習しないといけない。半年ほど、じっくり時間をかけて学習しないと取れない試験のようだ。

 そして、この資格、受験生は年々減少し、20年で半分ほどになっている。合格率が20%、1次試験が最大10万円近く、二次試験も研修なら5万円。半年の学習。合格してもボランティア。これじゃ、受験生は減って来るよねえ・・

 私の場合は、資格取るのが職業のようなもんだから、別格だが、普通の人には魅力が小さいと思う。敬遠されそうだな。ということで、このブログ書きながら、私は、来年にまとめて4科目受験しよう、と決める。

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「森林インストラクター」目指してその1~森林活動ガイドが取れる

2020年08月20日 | 登山&自然系資格とその活用

 試験の申し込みを忘れた、森林インストラクターの養成研修、こちらはお金を払い込んであるので、しょうがなく参加。試験は来年だから、気合が入らない。

 その初日だ。会場は茗荷谷の林野会館。それらしい建物だ。そして大会場に受講生は60名。8日間連続なんだが結構集まっているな。

 最初に事務局からガイダンスがあった。それによると、この研修を終えると、森林インストラクターの二次試験が免除になるほか、この協会指定の「森林活動ガイド」という資格がもらえるそうだ。ほう、そりゃいい、インストラクターの試験は、まだ1年後だと思っていたのだから、何でもいい、すぐに手の届く資格がもらえるのは励みになる。

 そして初日の講義、9時から18時10分までと長い研修だ。①森林の法令、②森林の動物(哺乳類)、③森林の植物・樹木、最後は④キノコ。

 このうち誰とは言わないが、ある講師の声が、もやもやしていて、1/5ほどはよく聞き取れない、画面のパワポの文字も小さくて読めず、テキストも文字が小さくてつぶれている。私の通っていたプロ講師養成講座ならば、コテンパンに言われるだろう。経歴は素晴らしいのだが、研究者と研修講師は別モノのようだ。私も研修講師を職業にしているから、こんな講義に金が払えるか、と感じることもある。

 でも森林について、こんなに多くの法律があったのか、とか、キノコについてはかなり詳しくなった。そういえばキノコ検定ってのもあったっけな。

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「貧乏国ニッポン」を読んで

2020年08月19日 | 読書感想

 

 この方の書籍は初めて読む。どんな著者か全く知らない。全体的には、日本はどんどん貧乏になってきている。このままでは将来がほんとに心配だという内容で、同意できる内容だ。

 それはさておき、読んでいて、おや、と思う箇所と、そうだそうだ、と思うい箇所があるので、そこをピックアップして書き留める。

 まずは、おや、から。消費増税について、消費増税で不況に陥るのは間違いだそうだ。消費増税した分は国民に帰って来るから、不況にはならないという。これ、間違ってる。消費増税は、財務省は、PBの黒字化を目指して、集めた税金の大半をせっせと国庫に返している。だから消費増税は不況を呼ぶのだ。

 もう一点のおや。政府は借金をそんなにするなという。インフレになると利払いが大変になり、国が回らなくなるという。これも半分は間違い。国債の半分は日銀が持っている。従って、実質の利払いは生じない。貸している半分には生じるが、利払い分などその分の通貨を発行すればそれでよいのだ。

 別の本に書いてあったことだが、諸外国では、借金を返している国はないそうだ。利払いだけしているのが普通だ。日本の財務省だけが気が狂ったように、借金を返している。この方、財務省の息のかかった方かな。

 そうだそうだについて、日本はインバウンド需要などに頼ることなく、内需を拡大できるはずだという。その通り、そうだそうだ。

 もう一点、日本の企業経営者はだらしない。もっと儲かるところにシフトせよ。組織を変えて経営しろと。従業員をもっと働かせろ、という。これは半分そうだが、半分おやだ。私はトータルで、40年以上サラリーマンと経営者をやってきたが、従業員は、2:6:2 の法則になってる。優秀な2と普通の6、それにだめな2の従業員で成り立っている。下の2を取ってみても、その中でまた、2:6:2に分解される。つまり2割程度は、いつも社内失業がいるのだ。それを承知で経営して行かないといけない。残りの2を優秀な2へは転換できないのだ。それをわかって経営するのが経営者なのだ。これは変えようがないのである。

 かつて、日本製品は品質が良くて、高いのが相場だったが、20年もデフレが続き、品質はまあまあ、そして安い国になってしまった。再び蘇らないといけないのだが。

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日本百名山54座目、浅間山で出会った花々

2020年08月18日 | 登山&自然系資格とその活用

 浅間山、今日は出会った花々です。

(キオン)

(シャジクソウ)

(シモツケソウ)

(ノアザミ)

(ハクサンオミナエシ)

(ハクサンフウロ)

(ヒメシャジン)

(マツムシソウ)

(マルバタケブキ)

(ミネウスユキソウ)

(ミヤマアキノキリンソウ)

(ヤマハハコ)

(ワレモコウ)

 

 

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日本百名山54座目、浅間山

2020年08月17日 | 登山&自然系資格とその活用

 新幹線で佐久平へ、そこからバスで、車坂峠へ。登山口を9時半に出発。浅間山の噴火警戒レベルは2の登山規制がかかっていて、登れるのは、黒斑山(くろふやま)までだ。それでも標高は2,404mもある。そして登山ルートは表コースと中コースの2つがある。時間はかかるが展望のいい表コースを選択。

 快適な登山道だ。1時間と少しで、槍の鞘に到着。息を飲む雄大な景色だ。現在も噴煙を上げている噴火口のある浅間山本体の前掛山2,568mが姿を現す。山頂に雲がかかっている。矢印のように、左に急登を登ると、ト―ミ―の頭。豆粒のような人が登っているのが見える。

 トーミーの頭は風が強く、すぐにそこから登って、黒斑山(くろふやま)へ。ここが現在、登れる最高点だ。結構人がいる。

 昼食を食べ、さらに蛇骨岳に向かう。景色も変わらないことから、途中で引き返し、黒斑山、トーミーの頭、槍の鞘と戻り、表コースで、車坂峠へ。所要時間は約5時間、標高差約600mと、天候に恵まれた、まずまずの登山だった。

 この日は、車坂峠にある高峰高原ホテルに宿泊。展望風呂に、コース料理と、言うことのないホテルだ。明日は、浅間山で出会った高山植物をアップします。

 

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