資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

「埼玉クルド人問題」を読んで

2025年02月16日 | 読書感想

 

 「埼玉クルド人問題」という書籍を買って読んでみた。川口・蕨当たりの不法滞在の外国人、クルド人を取りあげた書籍だ。

 最近は、その影響が、お隣りの越谷にも及んでると言う。越谷と言えば、私の住んでる街の隣町だ。そろそろここにも来るかな、という感じ。

 私は、書籍を読んときは、おや、と思ったところに付箋を挟む。今回の書籍は、付箋だらけで、どこが重要かわからなくなってしまった。そんな中、付箋を貼った3箇所に絞ってポイントを書こう。

 その1~不法滞在のクルド人は、日本人への被害を、迷惑と認識していない、だから改善もしない、絶対に譲らない、日本人と共生する意思がない。

 その2~最初からルールや、善悪の規範が違う。違法行為をしているとは知らない人がいる。性善説で接しても無意味。

 その3~埼玉クルド人問題は、外国人の人権問題でも移民問題でもない、「日本政府が不法滞在の外国人の管理に失敗した」「埼玉県に住む日本人は、正規の在留資格のない外国人により、人権を侵害されている」という問題だ。

 困った人たちだ。ちょうどアメリカでは、トランプ大統領が、不法滞在の外国人を強制退去させている。アメリカは羨ましいね。どうするか、日本人に川口の実態をコツコツ知らせて、政治を変えていくしかないな、でもそれまでに、間に合うかな。

 ちなみに最新の人口統計が出て、川口市の人口は、60万人で、日本人56万人、外国人4万人。そして1年で4千人減、外国人が5千人増、さらにさいたま市への転出が1千百人だったそうだ。

 

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読後感想~許されざる者たち

2025年01月17日 | 読書感想

 

 「許されざる者たち」を読む。著者は、島田洋一氏、先頃、日本保守党の衆議院議員になった方だ。私より2つ年下、衆議院議員としては、だいぶ年齢がいっている。まえがきにも書かれているが、三十代半ばにして突如レギュラーで試合に出ることになったプロ野球選手の気分と。

 質問主意書や国会での質問(短い時間で、よく質問している)など、結構、活躍されている、そして元大学の名誉教授だけあって、貫禄も十分だ。保守党は、いい人材を獲得できたと思う。

 さて、本書だが、エネルギー、核抑止、移民、LGBT、歴史戦、学術会議などは、よく書かれていて、私にとって、満足でき、支持できる内容だ。

 特に大学の専門がアメリカ政治だけあって、民主党、共和党など、アメリカ政治の事情は、日本の国会議員の中ではピカイチじゃなかろうか。今後の活躍に期待する。

 対中、LGBT、脱炭素原理主義、入れ過ぎた移民、などに対する抵抗勢力として、欧州、アメリカとも、行き過ぎた政策の揺り戻しが来ている、日本でも保守党の登場はむしろ遅すぎる感じだ、次の参議院選挙でも躍進を期待する。

 

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読後感想~ドイツの失敗に学べ! 

2025年01月08日 | 読書感想

 

 「ドイツの失敗に学べ!」を読む。ドイツ在住の川口マーン恵美さんの書籍だ。川口さんは時折ネット番組などで拝見する方。

 ドイツ、そのイメージは、工業国で模範的なマナー、昔からいろんなものを日本は学んできた。でも今は全く違う、没落国家だ。特にメルケル以降は悪い。移民・難民を大量に入れる、それもイスラム教だ。極端なLGBT政策、農民の反EUデモ、中国べったり、もう戻れない。

 極めつけは、脱原発と再エネ。脱原発と脱炭素を同時にやっている原発も火力も止めて、再生可能エネルギーだけで、生活しようとしている。日本人なら直感的におかしいと思うが、むこうは本気だ。

 ドイツの経済産業大臣は「電気の供給に合わせた産業活動をせよ」だって。どんな意味かというと、太陽光や風力が動き発電できるときに、工場などを稼動させよ。ダメな時(再生可能エネルギーは、雨や無風では動かない)は、工場は止めろ! という意味だ。大臣が大まじめに言ってる、産業革命以前に戻る、まさに本気か!

 日本の与党の一部や一部の野党も、同じこと言ってる。でもドイツは政権を持ってる側がそう言ってるんだ。従って、ドイツの産業は、どんどん海外に逃げ出してる。従って経済成長も止まっている。

 この夏に、欧州の脱炭素視察に行ったとき、現地の方が、EU本部の指示が厳しい、と不満を漏らしていたが、ドイツはEUの盟主だ。そうか、今になって繋がってきたよ。

 正月のニュースで、欧州はいよいよロシアの天然ガスが打ち切られるそうだ。すると、親ロシア国経由のガスを何倍もの価格で輸入することになる。昨年、欧州訪問で向こうの方が心配していた通りになる。

 書籍のタイトルは、ドイツの失敗に学べ!だ。川口さん、ほんとにいいこと言うね。

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読後感想~正月に「俺たちの箱根駅伝」を読んで

2025年01月03日 | 読書感想

 まず、昨日gooが、朝から接続できなかった。昼過ぎにようやく繋がったが、夜のニュースで大規模なサイバー攻撃を受けたそうだ。私のブログは大した影響もないが、決済などに使っている人は大変だったろう。正月だからそうでもないか。

 

 年末にふと思いつき、正月の駅伝に合わせて読もうと買った本である。年末から読み出して、昨日、読み終えた。さすが池井戸潤さんだ、面白い! の一言。

 駅伝は、若い頃、私も出場したことがある。会社員時代、当時は、社内でもスポーツが盛んだった。特に夏には、事業所対抗の駅伝大会が毎年開催されていた。私も当時、マラソンをやっていて、駅伝の第一走者としてタスキを掛けて出場した。

 結果、年代別の部で銀メダルをもらった。駅伝はマラソンと違い、団体競技のため、プレッシャーがすごかった記憶がある。メダルの方は、子供が遊んでいて、そのうちどっちかに行ってしまった。

 さて、書籍の方。昨日は、5区まで読んで感想を書いたが、今日は読み終えての感想だ。関東学生連合チーム、大手町のゴールでは、〇位に入った。(スートリーはブログでは書かないのが礼儀、そのためゴールの順位は〇としました)走者や監督の心理、箱根駅伝中継のテレビ局内の様子、さらに気象状況の変化まで、微に入り細に入り書き込まれている。

 傑作だな。以前、三浦しをんさんの「風が強く吹いている」という箱根駅伝を題材に書かれた小説も読んだが、俺たち..のほうがリアル感がある。特にゴール手前は、私、〇〇大学が現在何位か、メモ用紙に順番を書いて、次の展開はどうなるか、貪るように読み続けた。チーム名の中には、青山学院、駒沢、早稲田とか、実在の大学ネームも入っており、リアル感が増している。 

 この小説のおかげでリアルの学生連合チームも人気出そうだ。ただ、昨日のリアル箱根駅伝往路、関東学生連合は下から何番目(オープン参加のため正式な順位はつかない)だったかな。今日の復路も期待する。関東学生連合ガンバレ!!

 

 

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読後感想~世界のニュースを日本人は何も知らない6

2024年12月27日 | 読書感想

 

 めいろまさんの、上記の書籍を予約販売で購入、読み終えた。毎回楽しみにしてるんだが、今回ばかりは、あんまり面白くなかった、のが正直な感想だ。その中で、おやと思った部分を何ヶ所かピックアップする。

 「世界の裏ワザを日本人は何も知らない」から、欧米は日本に比べて治安が悪い。そこで犯罪から店舗や店員を守ることが発達している。店舗にはホンモノをおかず、イミテーションだけを置き、店内のモニターから注文を聞く、宝石店など。また靴屋では、片方だけを展示する。履いて逃げるやつも多いそうだ。片方だけねえ・・

 「世界の最新エンタメ事情を日本人は何も知らない」から2つ。ゴジラー1.0の評価が高い。ファンが期待する怪獣らしい造形、それを安く実現してる。なぜ安いかというと、少数の日本人が一堂に集まって、分業はしてるんだが、コミュニケーションよく、助け合って制作していること。欧米のスタジオは、分業で場所が離れ、他人のやることは知らない、コミュニケーションに非常に時間がかかる、そうだ。いかにも日本的な作り方がいいそうだ。

 もう一つ、弥助、フランス人が作った戦国時代のゲームソフトだが、特にアフリカ系で人気、史実とはだいぶ違う。それでもアフリカ人は「サムライ」が大好き。アフリカは、かつては奴隷の国、日本のサムライのような、「武士道」を貫く生き方を見ると、アフリカ人を刺激するそうだ。

 最後は「世界の重大ニュースを知る方法」から。学者でテレビによく出ている人、学術界ではメディア出演は業績にならず、大学も体系的にブランディングしているので、個人に依存するのを嫌うそうだ。安い報酬で、急な依頼に対応できる人だけが出演する。大学の広報活動とは関係ない人だ。従って、その人の意見は要チェックだそうだ。

 メディア出演で思い当たることがある。かつで十年くらい前だが、私はテレビや他のメディアに出演する機会か何度かあった。その出演料はいくらか? テレビ・ラジオの場合は、無料で、交通費も出ない。漫才師のライセンス(今もいるんだろうか、消息は聞かないが)のDVDに出演した時は、日当5千円+交通費、だった。新聞の原稿では、スペースによるが、1回5千円だったっけな。そんなもんだ、メディアに出してやるだけでも十分だろう、という感覚だ。

 めいろまさん、毎週月曜の早朝、文化放送ラジオおはよう寺ちゃんに出演するので、よく聴く。書籍は次を期待しますよ。

 

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読後感想~二酸化炭素温暖化説の崩壊を読んで

2024年12月05日 | 読書感想

 

 トランプ次期大統領は、地球の温暖化は、人工起因(二酸化炭素などの増加)ではなく、自然起因(主に太陽の黒点変化による)だと思っているらしい、従って大統領就任後は、パリ条約から脱退し、二酸化炭素を出す政策に戻すようだ。すると石油・石炭が復活し、供給が増えるため、価格は安定して、インフレも収まり、好影響をもたらすだろう。

 私は、夏に欧州に出掛けて、カーボンニュートラルの取り組みを視察した。また今、カーボンニュートラル検定を学習中である。一方で二酸化炭素は原因ではないという説は、かなり気になるため、書籍を探した。温暖化説を否定する書籍は、あんまりない。世の中、脱・炭素で溢れているね。

 その中で、選んだのは、この書籍だ。初版は2010年というからかなり前のもの。著者の名前は、昔、聞いたことがある。確か、原子力に反対する方だったような。本書の後半は、原子力のことが書かれているが、そっちは気にせず、温暖化と二酸化炭素の関係のことの感想を書く。

 結論から言うと、温暖化の原因は二酸化炭素とは言い切れない、怪しいな、でも決定的でもない、というところ。

 本書籍はそのことがいっぱい書かれているが、私は二つの図だけで説明する。一枚目、過去45万年間の気温の変化グラフ、地球はこの間、何と10℃以上の変化を繰り返している、今は温暖期、これから寒冷化に向かうだろう、従って、2,3℃の変化はわずかなもの、という。う~む。

 もう一枚、19世紀からの気温の変化グラフ。二酸化炭素が大量に出るようになったのは戦後だ。だが、気温の上昇は、1910~1940年の間と、1980年以降の二度上昇している。前者をどう説明するか。それに1940~1980年は、気温は停滞している、二酸化炭素は出続けているのに、気温は停滞、これどう説明するか。自然起因なら説明は簡単、人工起因なら説明はつかない。

 世の中の人、実は昔からの気温の変化グラフなんて、あんまり見たことないんじゃないかな。じっくり見ると二酸化炭素起因がおかしいことに気がつく。 

 もう一つ、空気中の二酸化炭素割合の上昇は、ppmのオーダーだから、百万分の50くらい。こんなわずかな上昇がホントに二酸化炭素が犯人と言えるんだろうか。

 ここからは私の私見、なら、実験をやってみたらどうか、実験室に箱を作り、ある温度の状態で、太陽光を当て、気温の上昇分の熱を外に逃がす。そして二酸化炭素の割合をppmのオーダーで増やして、温度がどのくらい上がるか、を試す。

 これで統計値と実験値で証明できることになる。これどっかに似たような実験している情報があれば、教えてほしいね。

 という訳だが、温暖化人工起因説である、脱・炭素は、引き続き学習し、研修など資料に使う。また、それなりに自分も脱・炭素に協力する。一方、自然起因説も捨てず、情報取集して行くよ。

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検定合格の国史教科書

2024年12月03日 | 読書感想

 

 検定合格の国史教科書を入手、400頁以上ある厚いものだが、ようやく読み終わった。この書籍は、令和書籍という武田恒泰さんの個人商店のような会社の発行だ。そして何度も検定不合格だったが、粘り強く改訂して、やっと合格したそうだ。また、一部の中学校で参考書として採用された、とニュースで聴いた。

 中身に入る、読んでいて、おや、と思った部分に付箋を貼っておいた。全部で10箇所。その一部を紹介する。113頁、なぜ京都御所はお堀がないのか。歴史上日本以外の王様は、城壁やお堀に囲まれて暮らす、賊が侵入するのを防ぐためだ。ただ日本では、天皇を殺そうとした人はいなかった、民と共にあったのは天皇家。

 もう一か所、201頁、歴史上の無謀とされた文禄・慶長の役、当時は武力で交易の道を開くのは珍しくない。秀吉が死んだことで戦は終結したが、当時の明の歴史書「明史」では、明と朝鮮には勝算がなかったと記録されている。秀吉が死んだことで撤退した日本軍は疲弊したが、明・朝鮮軍はもっと疲弊していて、数十万の士卒を失い、費やした兵糧は数百万(単位は?)、国力が衰退し、明の滅亡が早まったそうだ。講和の時期が遅くなれば、無謀とされた秀吉の北京占領計画も実現可能性があったそうだ。

 まだまだあります。徳川綱吉の生類憐みの令、天明の大飢饉と御所千度参り、満州国建国の歴史的意味、通州事件と南京大虐殺、ユダヤ難民を救った樋口季一郎、シベリア抑留のウズベキスタンオペラ劇場、天安門事件、蒸し返された韓国の請求権、沢山気がついたことがありました。一読をお勧めします。

 

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山小屋ガールの癒されない日々、を読んで

2024年10月16日 | 読書感想

 

 書店で手に取って、勢いで買った本だ。読みやすく一気に読んでしまった。北アルプスの山小屋で10年以上働いた女性のエッセイである。

 私も、山小屋はよくお世話になる。山小屋の従業員さんの印象で、その小屋の印象は決まってしまう。山小屋では支配人とはほとんど会わない、従業員の方と接触するのだ。

 書いてあることは、心当たりのあろことが多い。チヤホヤされる歩荷、山小屋のお風呂、山の荒天、小屋締め、マウンテンでマウントを取る人。人間関係は運任せなど。

 その中で一つ気になったエッセイがある。「山の事故で亡くなった方を責めないでほしい。」だ。山の事故は多い、特に高齢者だ。そして、ヤフコメでは、メチャクチャに叩かれる。いい年して、山なんか登るな、迷惑かけるな、など。私は山の記事をよく読むせいか、最近特に目立つ。と言うか、たいした怪我でもないが、yahooに入れると、よってたかって、コメントで叩くのが楽しいようにも感じるほどだ。

 ところがこの筆者の感想では、事故が起きた原因は、山を舐めていた人より、真面目な登山者の方が多いそうだ。そして、実際に救助している県警や遭対協の方より、ニュースを見ただけの一般人の方が厳しいそうだ。うん、そんな感じ。

 そして、事故で亡くなった方を責めないでほしい、起きた事故を教訓にすること、山の安全を啓発することは有意義、しかし、それは、亡くなった方を責めななくともできる。なるほど、深いな。

 

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もしも徳川家康が総理大臣になったら・・

2024年09月15日 | 読書感想

 もしも徳川家康が総理大臣になったら、という映画を見た。7月から公開されてるからもうだいぶ経つ。ストーリーは、新型コロナで総理大臣が死んでしまい、AIを使って歴史上の偉人を登場させ、1年間限定で偉人内閣を運営していくというものだ。映画の前提がだいぶ飛んでるから、これ、面白いんか、と心配したが、結構面かった。

 まず、日本を1ヶ月間、ロックダウンする。そして、給付金として、国民一人あたり50万円を、10日以内に支給する。そんなに簡単にできるわけがないという反対の声、やってのける。不正をしたらどうするのかに、打ち首にする、だって。国債は、企業に買い取ってもらう、信長財務大臣が脅かす、鳴かぬなら殺してしまえホトトギス。

 他には、全国的に農園を作り、食料自給率を上げ、失業者を雇う、外国企業を誘致し、税金を安くる、楽市楽座だって。内閣の人気がうなぎ上りになるが、信長、秀吉、家康が仲違いする。そして、官房長官の坂本龍馬が間に入って、活躍する。

 最後の方は、ストーリーがどんどん飛んでいき、これ、どうなんかな、というシーンもあった。最後の方のことば、竜馬や家康が、今の日本人は、自分じゃ動かない、すぐ他人のせいにする、政治に関心がない、選挙だって投票率は極めて低い。そして、日本を将来、どうしたいのか、考えてる人もいない、・・ なんだか、今の自民党総裁選挙に出てる人に見てほしいな。

 

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読後感想~SDGsエコバブルの終焉を読んで

2024年08月22日 | 読書感想

 

 セブンイレブンの本棚にあったのを買った書籍だ。SDGsエコバブルの終焉と言うタイトル、ちょっと刺激的で、何人もの共著だが、著者の一人に川口マーン恵美さんが入っていたので買ってみた。結構凄いことが書かれている。

 私が付箋を貼った箇所は5ヶ所、紹介しよう。まず、ESG投資とSDGsバブル。ネットの検索件数から推定して、世界ではどっちも衰退局面に入っているそうだ。特にSDGs、世界ではほとんど知られていない、興味もない、日本だけでもてはやされている。日本だけが周回遅れ、近々日本人も知るだろう。今でも日本ではバッジ付けてる人いるけど、どうなんだろう。

 次、IPCCの温暖化仮説、温暖化の原因の二酸化炭素の増加は人為的、というものだが、これってまだ根拠が怪しいそうだ、やっぱりな。となると、世界は何をやっているのか。トランプさんは人為説を信じていないんだが、大統領になると、政策変更で大騒ぎになるぞ。

 その次、再生可能エネルギーの密度の低さ。例えば火力発電で生ずる重油1立方メートルのエネルギーを、水力発電で同じエネルギーを作ろうとすると100mのダムで4万立方メートルの水が必要となる。これ、私が講座を持ってるガス主任技術者試験の問題(エネルギーの単位:ジュールの計算問題)になりそうだ。太陽光や風力は、その開発面積は、水力の数倍必要、FITや再エネ賦課金はこの辺、隠して設立したように見える。

 水素の種類、私は仕事上、その生成過程の違いから、何種類かの水素を知っているが、この本では、ブラウン水素(石炭由来)、グレー水素(天然ガス由来)、ブルー水素(CCSを使う)、グリーン水素(再エネ電力由来)、イエロー水素(原発由来)、ターコイズ水素(メタンの熱分解由来)、最後がホワイト水素(製鉄の副産物由来)とびっくりするほどの種類がある。どれもコストや脱炭素面ではまだまだ。

 最後、水素基本戦略と言う政策がある。しかし水素経由の発電では、どれも他の発電にはかないそうにないそうだ。水素生産のコストは、物理的・化学的原理に問題があり、技術が進めば解決するという性質のものではない。これって、国内でも、先般視察した欧州でもわかっているんだろうね。それでもも開発するって、大丈夫かな。

 脱炭素が頭から離れず、脱炭素真理教の方、一度読んでみたらいいですよ。

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読後感想~「放送禁止」を読む

2024年08月16日 | 読書感想

 

 朝のネット番組、あさ8の書籍版だ。私は日本保守党員、でも特に何かしている訳でもない。党の設立の時に、保守党に入会し、秋葉原の設立集会に行った。あと5月の江東区の補選では、ブログで保守党の応援メッセージを入れたくらい。

 ただし、あさ8はほとんど聴いてる。ナマで聴けない時は、夜、寝るときに録画を聞く。そんな私が、なんでまた書籍を。

 結論から言うと、もう忘れていることが、ちゃんと書かれていて、記憶を思い出したことだ。再生可エネ利権、LGBT法、自民の裏金問題、チャイナマナー、移民問題、世襲議員、財務省と消費税などなど・・

 この書籍、220頁ほどで、読みやすい。あさ8ファンのみならず、最近あさ8を聴くようになった方もちょうどいいですよ。

 

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読後感想~クスノキの女神

2024年07月28日 | 読書感想

 

 クスノキの女神は、売れっ子、東野圭吾さんの小説だ。書店に行くと一番いい場所に置いてある。たぶん一番売れてる(売りたい)書籍なんだろうと購入。推理小説か、と思いきや、ちょっと違う。霊力のあるクスノキの番人が主人公だ。

 ブログは、小説のストーリーは書かないのが礼儀だから、ここでは書かない。何だか、チルチルミチルのようストーリー、だけ書いておく。

 さて、クスノキ、森林インストラクター試験にも出題される。写真は学習中のメモ。常緑広葉樹、互生、全縁。温暖地の山地、スギと同じく大木になる。葉っぱは、三行脈、分かれ目にダニ部屋、樟脳の匂い。類似はヤブニッケイ、同じ三行脈、ダニ部屋はない、葉をちぎるとシナモンの匂い。

 このクスノキ、小説の舞台となる木はないのか、調べると佐賀県の武雄市にあるそうだ。写真は、武雄市観光協会のHPから拝借。 見る・学ぶ | 武雄市観光協会 (takeo-kk.net)

 

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読後感想~北岳が舞台、マークスの山

2024年06月05日 | 読書感想

 

 南アルプス北岳と都内各所が舞台のミステリーだ。次々と起こる殺人事件、ミステリーだからストーリーは書かないのが礼儀。小説の周辺のことを書く。この小説はかなり前だが、NHKラジオ山カフェで紹介されていたものだ。

(私が夏に登った北岳・間ノ岳の尾根、左に行くと八本歯のコル)

 最後のシーン、犯人を追って北岳八本歯のコルを登るシーンを、声優の石丸謙二郎さんが読んだが、迫力満点だった。ただ一つ、八本歯コルから北岳山頂まで10分ほどだ、と書いてあったが、そんなことはない、この夏、暴風の中登ったが、1時間以上もかかった。自分の思っている場所と違う場所かもしれないが。

(草すべりから、池山吊尾根を望む)

 北岳を普通に登るコースは、広河原から御池小屋、草滑り、肩の小屋、山頂のルートなんだが、この小説の舞台は、池山吊尾根という、あまり人が入らないコースだ。そう言えば、草滑りから見えた尾根だなあ。

(犯人が見たかったという北岳から富士山)

 南アルプスに登るなら、この小説、面白いよ。

 

 

 

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読後感想~徒然草、私のブログもこれ使おう「資格マニアの徒然草ブログ」

2024年04月28日 | 読書感想

 

 徒然草、吉田兼好さんが、つれづれなるままに書きつけた随筆だ。その七百年後に、1日2~3頁ずつ読み、読み終えた。現代語訳の後に原文だから、読みやすい、ビジナーズ、クラシック。

 自己を発見、出世の本道、政治の倫理、男の欲望、女の色香、四季の移り変り、会話のマナー、今でも通じることばかりだ。

 1日2~3頁ほどの遅読だからじっくり味わえる。源氏物語は官能小説、今昔物語は週刊誌ネタ、徒然草は、内容的に私のブログに似てることに気がついた。

 私がブログなるものを始めたのは2005年、今年は2024年だから、もう19年になる。記事の数は気がついたら5,400個にもなってきた。タイトルの「資格の達人」とは言うものの、資格以外に、登山やお城、温泉やビジネスなど、まあ資格には関連するんだが、徒然草っぽい内容になってる。

 そうか、このブログのタイトル、自分も「徒然草」のネーミングを使おう。ネットで調べると「徒然草」と名がついたブログは、2,3個ほどある。でも「徒然草」は、七百年前のもの、もう著作権はとっくに消滅している。

 ということで、今日から、このブログは、「資格マニアの徒然草ブログ」とネーミング変えます。今日は東京15区の投票日ですよ。棄権しないでね。

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読後感想~トランスジェンダーになりたい少女たち

2024年04月26日 | 読書感想

 

 この書籍は、アメリカの実態を表したもので翻訳本。初め、カドカワが出版する予定だったが、脅迫があり、出版を中止、続いて産経出版が出版したが、こちらも書店に脅迫が続き、主要な書店には置かれていないようだ。私は、ネットですぐ購入した。

 しかし、翻訳本、なかなか読み進まない。英語特有の表現があるからなのか、読みづらい。いきなりファーストネームが出てきて、詳細な記述が続く。何と読みずらいことか。そしてようやく読み終わった。

 私は、以前、何かの研修で日本全体の7%がトランスジェンダー指向だと聞いたことがある。それを聞いて、そんなはずはないと思っていた、学校のクラスが40人とすると、2~3人がトランスジェンダー指向なんておかしい。私の周りや同級生で女性になりたい人など誰もいなかった。この本の何ページか忘れたが、米国の医学的な調査では、%は小数点第3位のオーダー、数百PPMだ。学校で1千人の在校生がいれば、0.5~1.0人、こっちのほうが正しそうだ。

 本書によれば、トランスジェンダーは、米国では最近急速に多くなってきた。不思議なことに、ほとんどが白人の少女。SNS、学校、医療が煽っている。多感な世代では自分の性別について疑問に思うことがあるらしい。そこにSNSによる仲間、学校内でのグループなどの影響が大きいそうだ。なんかわかるな。

 特に「肯定診療」だったかな、カウンセラーや医師が、少女の相談に、あなたが思うことはすべて正しい、という出発点で治療していく。これじゃ、トランスジェンダーを奨励して、どんどん作っているようだ。

 こう考えると、日本でもトランスジェンダー推進者の多くは活動家のような気がする。出版に際して、何度も脅迫があるといことは、活動家がバレては困るということ。日本の政治家のほとんどはLGBT推しだけどね。

 日本でもこの2,3年、トランスジェンダーを巡る環境は、急速に変わってきてる。数年前に中小企業診断士の月例会で、トランス女性に来てもらって話を聞いて、へえ、LGBTってそういうことか、そんな人がいるのか、というレベルだったが、それ以来、LGBTは急速に普及(?)してきた。

 LGBTの方、ご自分で志向するのはどうぞご自由に、なんだが、それを他人に、世の中に押し付けなさんな、という感想だ。

 昨年のLGBT法の成立、与野党ともLGBTやトランスジェンダーの普及を奨励してるようだが、こんな世の中にしちゃいけないと思う。日本保守党と参政党が反対しているが、私はそっちを支持するよ。

 

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