冬のトレーニングは、高い山には雪があり、登れる山は、限られてくる。私は、トレーニングでは、茨城県は筑波山、神奈川県は高尾山から陣馬山、新幹線で湯河原の幕山、箱根の金時山あたり、丹沢はちょっと遠すぎる。東京都なら奥多摩の御嶽山、高水三山。埼玉県では、高麗から日和田山、伊豆ケ岳・子の権現、そしてこの関八州見晴台がある奥武蔵である。今年に入って奥武蔵はまだ行っていないため、今回はここに決めた。
冬の朝は、空気が澄んで、遠くまで展望が効く。風が強いともっと遠くまで見える。そしてここのところ雨が降らずにいい天気が続いている。おとといは、風が強く、展望の条件にピッタリの日であった。
奥武蔵は、関八州見晴台。西武線西吾野駅からの登山で、帰りには国民休暇村の風呂に入って帰る、というプランだ。西吾野駅には、クマが出るという看板が・・ 今回はソロのため、さっそく買ったばかりのクマ鈴をつけて歩く。尾根に出ると、風がすごい。ゴーゴーと山全体が鳴る。その中で、ちりんちりんとクマ鈴の音を鳴らして歩く。2時間ほどで山頂に到着。すれ違いは平日のため、3パーティくらいで、少ない。
最近の登山の感想・・yamapを使っているが、これすこぶる調子がいい。里山は地図にない山道が多く、過去何度も道迷いしているが、スマホが使えるようになって、これはなくなった。電波の飛ばない場所でもGPSは使えるからだ。それに登山の断面図や消費カロリーなどの情報も提供してくれる。今度はランニング用のソフトも使うか、これ使うと、歩くペースまで教えてくれるから、遅れているか、どうかももわかる。
関八州見晴台からは、百名山が三座見える。富士山に丹沢山塊、それに埼玉県の両神山、近くには日本二百名山の武甲山が見える。富士山と丹沢は都心からでも見えるが、両神山はここまで来ないと、なかなか見えない。高山不動尊に寄り、参拝。さら下って、奥武蔵国民休暇村へ。風呂がリニューアルしたそうで、なかなかいい露天風呂だった。
けっこう岩もある登山道だ。
関八州見晴台の山頂、この日は標高差約500mを登る
山頂からは、①富士山がくっきり 昨夏、三十数年ぶりに登った
そして、②丹沢の山々、右から大山、丹沢山、蛭ケ岳、檜洞丸 塔ノ岳は一昨年登った
山頂がぎざぎざ、奥秩父の ③両神山、この山は昨年初めて登った
ついでに二百名山の武甲山、採掘しているのか煙が上がっている
下山して、奥武蔵国民休暇村、下山してすぐの風呂は助かる
お待ちかね、リニューアルした露天風呂、帰りはここから駅まで無料バスが出る