仕事が一段落したため、思い立って、4週間ぶりに山に行く、自由業はこれがいい。山のベテランによると、理想的には毎週、できれば2週間に一度登山するといいという。仕事が重なったのと天候が合わなかったため4週間ぶりになったが、ちと不安である。継続しないといけないとは、やっかいな趣味を持ったもんだ。
12月にトレッキングマスターを受験する予定だったが、事務局から連絡があり、受講者が集まらず、試験は中止。しようがない、来年開催されることを祈って、継続する。
早朝の電車は空いていて、社内でトレッキングマスターのテキストを読む。「ウエアリング」「レイヤーリング」という言葉が出てきた。アンダーウエアやミドルウエア、アウターウエアをこまめに着替える行為や重ね着を調整することを言うそうだ。自然が相手のため、こまめに対応しないと体調が悪くなる。
山を始めて、徐々に専用のウエアを揃えていったが、とにかく高価だ。写真は昨日のウエア。速乾性のアンダーとミドル、アウターとスラックス、雨具はすべて山用だ。山は金がかかる。
さて昨日は、奥武蔵は関八州見晴台。西吾野駅から、パノラマコースを歩き、山頂へ。標高差は約520m、トレーニングとしてはちょうどいい。2時間ほどして山頂へ。山頂はもう十数人の登山者がいる。二百名山の武甲山、百名山の両神山が展望できた。富士山は朝見えたが山頂では雲でバツ。
ここが一番標識が多い場所
明るい山道は、気持ちがいい
山頂にて、高山不動の奥の院だそうだ
左が武甲山、右奥が両神山、実際は写真より綺麗
下山は、高山不動に寄る。階段が急だ。踏みさんも幅が小さい。今なら仮設だって労働安全衛生法や建築基準法でアウトなんだが。たぶん明治時代以前に作られたんだろう。
高山不動、御朱印を探したがなさそう
ここ、階段がすごい急、鎖がついていて鎖場になっている
そして最後は、お待ちかね、「こもれびの湯」へ。奥武蔵国民休暇村だ。露天では、杉材がプカプカ浮いている。さて、今年はあと1回トレッキング、正月には元旦登山する予定だ。高いウエアを買ったから、早々に減価償却しないと。
杉の木材が浮かんだお湯に入ってスッキリ