新しい年が明けました。 雲一つない青空です。 区切りがあるといのはいいことです。暦があるのも。
時の流れについて行けない私ですが、それでもなんとか新年を迎えることができました。
今年は横浜の妹と一緒にお祝いをしているのをこのコロナの状況で見送ることにして、それぞれの家庭で静かなお正月です。それでお節も最低限で今までで一番作らなかったお正月になりました。
最低限の祝い肴をそろえて、新年を迎えての朝です。
大晦日
午前中にデパ地下まで行って、自分では作らない数の子やお正月の和菓子など最後の買い物に行って、午後残りのお節作りました。今年はお肉を煮たり、日ごろよく作っていた筑前煮などはパス。栗きんとんや昆布巻きも作らない手抜きの準備となりました。
実家の母はあまり叩きごぼうを作らなかったのでよくわからないのですが、今回はやっとおいしくできました。いわゆる酢で味をつけたごぼうの胡麻和えなのですね。星岡では山ごぼうを使うと教えてもらいましたが、なかなか手に入りません。家にごぼうが少し残っていたので、作りました。
おやつタイムはシュトレーン。近くのパン屋さんでクリスマス後に買ってみました。
夕食は久しぶりに買った天一のてんぷらで年越しそばにしました。
ちょっと苦手な伊達巻き。今年はやまといもが手に入ったので、今までで一番良くできました。山芋を入れ忘れたり、粘りが強すぎる自然薯のような大和芋は混ぜるのに苦労したりしていたのに、今回の長細い大和芋(長芋ではない)で滑らかに混ざりました。一年に一度しか作らない料理なのでいつも新鮮です。(なかなか習得しません) テフロンが古くなって、少しくっつくようになったので、巻くのはあまりよくできませんでした。おまけにかまぼこも作ろうと思っていたので残っていた白身のすり身では半分しか作れないはずでしたが、卵を全部割ってから、半量作ることを思い出したので、かまぼこはやめました。
失敗その2は鶏松風焼で鶏肉を半量はそぼろのように煮てすり鉢でするのですが、煮ると書いてあったので、水分をあまり飛ばさないですりおろしたので、ちょっとしっとり系になったこと。もうすこし水分を蒸発したほうが食感はよかったかも。
失敗その3は田作りで案を作るのですが、あまり煮詰めないうちに混ぜてしまったので、もう一度ごまめをはずして、あんを煮詰めてから合わせました。
りゅうひ昆布巻きは、毎年の定番になりましたが、今回もヒラメが手に入ったので作りました。軽く塩をしたヒラメを甘酢にくぐらせてから甘酢しょうがのせん切りと一緒に巻きます。
いつもなら真夜中までお節料理を作っていましたが、今回は品数を減らしたので、なんとなく余裕でした。
作りながらも、台所の行き届かなかった掃除が目についたりしましたが、これからは毎日新しく生きたいと思いました。日々同じことをしていても違う発見があります。新しい年は「日々新しく」を心に刻んでいけたらと新年の準備をしながら思いました。