ずっと読みたいと思って、探していた野上弥生子『迷路』を、これまた欲しかったワイド版岩波文庫(でっかい!)で入手できた。
昭和10年代から敗戦前までという時代、青年たちはどう生きたか。
上下巻、とても一気には読めないし、もったいなので(笑)、味わいつつ、少しずつ読み進めたい。
嬉しいことに、同じワイド版で、こちらは中学生時代からの愛読書である、吉野源三郎『君たちはどう生きるか』もやってきた。
昭和12(1937)年に出版された作品だが、我らが“コペル君”は、時代を超えて不滅だ(笑)。
さて、今週、「読んで(書評を)書いた」のは、以下のような本たちです。
菊池夏樹
『菊池寛と大映』 白水社
小沢昭一
『小沢昭一 僕のハーモニカ昭和史』 小学館
香山リカ
『「気だてのいいひと」宣言!』 東京書館
久我なつみ
『アメリカを変えた日本人』 朝日新聞出版
倉田満・鍛冶俊樹
『総図解 第二次世界大戦』 新人物往来社
* 上記の本の書評は、発売中の『週刊新潮』最新号(4月14日号)に
掲載されています。