碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

桜と、選挙と、みそかつサンド

2011年04月10日 | 日々雑感

お天気はあまりよくないけど、町のあちこちで、桜が一生懸命咲いている。

上の写真は、駅前通りの桜並木。

下は、子どもたちの母校である近所の小学校。



桜を眺めるついでに(笑)、投票。





ごひいきのコメダ珈琲店で、いつもの小倉トーストじゃなく、今まで食べたことのなかった「みそかつサンド」にトライ。



そういえばコメダさんの本拠地は名古屋だもんなあ、と思いつつ、さくさくガブリ。

確かに、みそかつでした(笑)。


今週の「読んで書いた本」 2011.04.10

2011年04月10日 | 書評した本たち

ずっと読みたいと思って、探していた野上弥生子『迷路』を、これまた欲しかったワイド版岩波文庫(でっかい!)で入手できた。

昭和10年代から敗戦前までという時代、青年たちはどう生きたか。

上下巻、とても一気には読めないし、もったいなので(笑)、味わいつつ、少しずつ読み進めたい。

嬉しいことに、同じワイド版で、こちらは中学生時代からの愛読書である、吉野源三郎『君たちはどう生きるか』もやってきた。

昭和12(1937)年に出版された作品だが、我らが“コペル君”は、時代を超えて不滅だ(笑)。




さて、今週、「読んで(書評を)書いた」のは、以下のような本たちです。

菊池夏樹 
『菊池寛と大映』 白水社

小沢昭一 
『小沢昭一 僕のハーモニカ昭和史』 小学館

香山リカ 
『「気だてのいいひと」宣言!』 東京書館

久我なつみ 
『アメリカを変えた日本人』 朝日新聞出版

倉田満・鍛冶俊樹 
『総図解 第二次世界大戦』 新人物往来社



* 上記の本の書評は、発売中の『週刊新潮』最新号(4月14日号)に
  掲載されています。