大学院の授業、そしてゼミを終えて、夕方から汐留の電通へ。
ある映像アワードの審査会。
無事、受賞作も決まって、外に出たら、すっかり夜だ。
さすがに空腹を覚え、新橋駅近くの店に入り、ひとりの夕食。
新橋なので、勤め帰りのグループが多い。
各テーブルで、みんな、食べて、飲んで、話して。
「あの案件はですねえ・・・」とか、
「聞いてくれる?アイツったらさあ・・・」とか、
「これ食べたかったんだよ・・・」とか。
そんな会話が、ちょっと懐かしいような、どこか旅先にいるような、おかしな気分でした。
さて、今週、「読んで(書評を)書いた」のは、以下の6冊です。
原 宏一
『佳代のキッチン』 祥伝社
五木寛之・梅原 猛
『仏の発見』 平凡社
茂木健一郎
『脳の王国』 小学館
井上章一
『妄想かもしれない日本の歴史』 角川書店
中村 稔
『文学館を考える』 青土社
谺 雄一郎
『醇堂影御用 裏切った女』 小学館文庫
・・・原さんの作中にある、その名も「佳代のキッチン」で作ってもらった料理を、ぜひ食べてみたいものだ。
佳代さんにも会ってみたいし(笑)。
* 上記の本の書評は、発売中の『週刊新潮』最新号(4月28日号)に
掲載されています。