河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

DVD「シッコ」

2008-07-27 14:48:23 | 映画
マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー。
貧しくて医療費が払えないだけじゃなく、保険が下りなかったり、
自己負担が大きすぎたり。
切ないなあ、医療難民。
アメリカは、弱者を切り捨てて、豊かな国になろうとしているのか。
アメリカ人の「社会主義アレルギー」が理解できなくて面白い。
図書館で本借りてるくせに、医療費を国で統一したら、社会主義になってしまう!
・・・って面白いよなあ。
ラストで、キューバに乗り込むあたり、喝采したくなったが、
チェ・ゲバラの娘の医師が、
国が豊かになったのなら、国民と一緒に豊かにならなきゃみたいなことを言っていて、
医療費無料が少額負担のカナダやイギリス、フランス、キューバなどをみてると、
ほんとになんとかならないのかなあと思う。
アメリカだけじゃなく、日本も。
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DVD「ミトン」

2008-07-27 14:41:05 | 映画
「チェブラーシカ」と同じ監督の人形アニメ。
「ミトン」「ママ」「レター」の3作品。
言葉がわからなくてもほぼ大丈夫。
「ミトン」はかわいいし、よかったな。
あとの2作品は、ちょっと作りがリアルで、こわい。
(キュキュットのCMみたいだ)
「ママ」は、かなりシュール。
旧ソ連の買い物の行列は、分からない人もいるんじゃないの?
「レター」は、母を思う子の想いが切ない。
ひとりぼっちや孤独、さみしいと思う気持ち、を描くから、
北欧だのロシアの文学は日本人に受けるんだろう。
色彩も落ち着いてるからなあ。
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