朝井リョウ、集英社文庫。
2010年に作者が大学生の時、
出版されて賞を取って、ってあたりは、
知っていたけど、読んだことなかった。
19歳が描く17歳の風景ってなあ。とか思ってた。
実際、若いねえ、って感じの話ではあるのだが、
17歳がいろんなことくちゃくちゃ考えているあたりがとてもリアル。
スクールカースト上位の子等が多めだが、
彼らのうちの一人、宏樹を眩しく照らすのは、
自分は下位だと思っている前田だ。
物語は、バレーボール部の部長でリベロの桐島が
どうやら部活を辞めたらしい、というところから
始まり、5人の目線から語られる物語は、
桐島がいる世界だけど、各々が主人公の別の話。
彼が辞めたことへの波紋は大小あるけど、
各人が自分のことで色々悶々としてる。
そして、何かすごい進展があるわけでなく、
数日間でお話は終わるけど、
もっと読んでいたいような、
他の子の目線も見たいなあという感じ。
2010年に作者が大学生の時、
出版されて賞を取って、ってあたりは、
知っていたけど、読んだことなかった。
19歳が描く17歳の風景ってなあ。とか思ってた。
実際、若いねえ、って感じの話ではあるのだが、
17歳がいろんなことくちゃくちゃ考えているあたりがとてもリアル。
スクールカースト上位の子等が多めだが、
彼らのうちの一人、宏樹を眩しく照らすのは、
自分は下位だと思っている前田だ。
物語は、バレーボール部の部長でリベロの桐島が
どうやら部活を辞めたらしい、というところから
始まり、5人の目線から語られる物語は、
桐島がいる世界だけど、各々が主人公の別の話。
彼が辞めたことへの波紋は大小あるけど、
各人が自分のことで色々悶々としてる。
そして、何かすごい進展があるわけでなく、
数日間でお話は終わるけど、
もっと読んでいたいような、
他の子の目線も見たいなあという感じ。
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