眞並恭介、集英社文庫。
これまた積読だった本。
2018年、出た時に読んでれば。
なんとなく、愛護寄りなんだと思ってた。
全然違っててごめんなさい。
東日本大震災の後の福島の原発事故で、
人が皆避難してしまった土地で、
被曝しながら、通い詰め、または住み続け、
牛に餌をやり続けた牛飼いたちがいた。
多分、当事者たちの生の声は、作者のフィルターを
通して、かなりマイルドになって気がする。
そのおかげで最後まで読み切れた部分もあるかも。
どうしたって、産業動物は利用してナンボなので、
利用価値のないものを、生かし続けておくためには、
何某かの理由が必要なのは、税金を使うのであれば
必要なことかもしれない。
ただ、俺が責任持つから、やっちまえ!っていう
決定権を持った人が、近年この日本にはいないし、
結局自己責任って黙認するしかないのだ。
牛たちを放牧することで、田んぼは田んぼのまま維持されるという、
放牧地や田んぼは、「自然」ではないのだが、
里山的な手入れ前提の自然というふうに思ってるのかな。
そういうことにしとこう。
これまた積読だった本。
2018年、出た時に読んでれば。
なんとなく、愛護寄りなんだと思ってた。
全然違っててごめんなさい。
東日本大震災の後の福島の原発事故で、
人が皆避難してしまった土地で、
被曝しながら、通い詰め、または住み続け、
牛に餌をやり続けた牛飼いたちがいた。
多分、当事者たちの生の声は、作者のフィルターを
通して、かなりマイルドになって気がする。
そのおかげで最後まで読み切れた部分もあるかも。
どうしたって、産業動物は利用してナンボなので、
利用価値のないものを、生かし続けておくためには、
何某かの理由が必要なのは、税金を使うのであれば
必要なことかもしれない。
ただ、俺が責任持つから、やっちまえ!っていう
決定権を持った人が、近年この日本にはいないし、
結局自己責任って黙認するしかないのだ。
牛たちを放牧することで、田んぼは田んぼのまま維持されるという、
放牧地や田んぼは、「自然」ではないのだが、
里山的な手入れ前提の自然というふうに思ってるのかな。
そういうことにしとこう。
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