川上和人、新潮文庫。
読んだっけ?と思ってたら、やっぱり積読だった。
主に小笠原諸島の鳥調査話を中心にしたエッセイ。
このお調子者な語り口調、滑りすぎるので、
「鳥肉以上、鳥学未満。」では危うさを感じたが、
これはまだ2冊目で油が乗り切っていなかったのか、いい具合に読めた。
むしろ、そのスピード感、講習とかに見習いたい。
しかし、それは、鶏肉が私のフィールドすぎて、
ツッコミどころ満載に感じたせいなのかも知れぬ。
専門って怖い。
意外にも夢のない専門選択とか、後回しで新種登録逃すとか、
公務員研究者のリアルが垣間見える。
見えない人には見えないレベルかも知れないが。
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