東京・鶯谷『笹乃雪』にて
創業元禄四年の『豆富茶屋』です。
(豆富→豆腐の間違いではありません。あくまで豆富なんです)
一階の座敷から見る坪庭
涼やかに流れ落ちる水と緑鮮やかな美しい苔、色とりどりの鯉。手入れが行き届いています。
生盛膾(白酢和え)・小付・冷奴
生盛膾(いけもりなます)は周りの野菜などを中央のとうふクリームのような白酢和えにつけていただきます。
この白酢和えは、こくがあってクリィーミィで、とにかく、美味しいとしか言いようがありません。
あんかけ豆富
(写真は二人分です)
上野の宮様がご来店の折、あまりの美味しさに「今後は二椀ずつ持って来る様に」と仰せられたことから、それ以後、二椀ずつ、出されるようになったそうです。辛子の効いた餡が、ビールや冷酒で冷たくなったお腹を、やさしくやさしく温めてくれます。
胡麻豆富
(笹乃雪特製柚子味噌)
もう~、ぷりんぷりんのぷるぷるです。
絹 揚
揚げたての熱々にジューとお醤油をかけて頬張る、幸せ。
季節の一品(冷や鉢)
(煮大根とミニトマト・海老のアボカド挟み・玉子とうふ)
この、お料理には組み合わせの妙を教えられました。海老とアボカドも絶妙な美味しさでしたが、煮大根とミニトマトのプチプチ感が思わぬ美味しさでした。
雲 水 (湯葉巻き 豆乳蒸し)
赤く見えるのは蟹です
冷たいお料理の間に、温かいお料理が出されると、ホッとします。
うずみ豆富(お茶漬け)
ご飯の上に刻んだとうふがかけられた、このお茶漬けは何度いただいても飽きが来ません。添えられた牛蒡と大根の漬物も少なすぎるように思えますが、食べ終えてみると、ちょうど良い量で、長年続けてこられた老舗だからこそと改めて感じます。
豆富アイスクリーム(キウィソースがけ)
まるで粉雪を固めたようにサクッとしています。なるほど…とうふが入っているのね…と実感します。
この、鮮やかな青いお皿は木製でした。
とうふ・とうふ・とうふばかりですが、大満足でした。若い方たちも何組か来店されていて、嬉しく思いました。
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