半年ぶりにお邪魔する
「祇園にしかわ」さん。
先回は寒い時期でしたが
今回は
湿気が多い
暑い時期の訪問になりました。
予約時にお願いしていたとおり
案内していただいた席は
カウンター席。
座った席からは厨房が丸見えで
黄瀬戸の土鍋が置かれた
おくどさんがよく見えました。
じめじめと暑いので…
まずはビールからスタート。
と、同時に
京都の地酒「蒼空」もお願いしました。
ミシュラン二つ星
「祇園・にしかわ」の主人
西川正芳さんです。
お食事のスタートはこれから
柚子酒
おきまりの食前酒。
スッキリした美味しさです。
花そうめん
氷の器の中につゆを流し入れ
三輪素麺、フルーツトマト、
広島の蓴菜、茗荷、花穂紫蘇の順に置き
最後に青柚子で振り柚子に。
鱧と賀茂茄子のお椀
鱧と茄子以外は
ミニオクラ、白髪葱、木の芽。
八坂神社の湧き水「美人の水」を
使われているそうですが
かつおと昆布が出しゃばらず
とにかく…
うなりたくなる美味しさです。
おしのぎ
蓮蒸し
結んであるひもを解いて
蓮の葉を広げてみれば
↓↓
新蓮根と蓮の実とアワビが
餅米に混ざっています。
このアワビがやわらかくて
なんとも美味。
お造り
アコウダイ・剣先イカ・アジ
煎り酒とアコウダイの肝醤油で。
煎り酒もサッパリ美味ですが
肝醤油は、濃厚な旨みが
口いっぱいに広がります。
鮪のにぎり
主人の西川さんが自ら握って
各お客に手渡ししてくださいました。
ほんとうは、
そのまま食べるべきですが
私は写真に撮りたいので
いったんお皿の上に置きました。
とろけるおいしさ。
稚鮎のほうじ茶炙り
煙がもうもうと上がって
香ばしいにおいが漂います。
取り分ければ
↓↓
添えられた蓼酢を付けていただきますが
稚鮎のほろ苦い旨みがあとを引きます。
八寸
(春慶の京団扇の器で)
鯖ずし・新生姜ガリ
ローストビーフ
菊菜と菊花と椎茸の煮浸し
とうもろこしの天ぷら
鯖ずしは、
このお店の代表的な一品ですが
京都亀岡牛のももしんを使った
ローストビーフは、
さすがの美味しさでした。
私は生ビール、冷酒と続き
白ワインで。
ノドグロの酒蒸し
京豆腐の上にノドグロをのせて
蒸したもの。
この日、いただいた中で
一番美味しいと思いました。
お店を出たあと、
夫に「何が一番だった?」と、
訊いたところ
やっぱり…
「ノドグロ」と答えました。
お食事
白ご飯・ナメコのお味噌汁
ちりめん山椒と漬け物各種
味がわりで
時鮭ごはん
「おかわりはいかがですか?」と、
言っていただき、
本当は
もう一膳いただきたいところですが
ま、止めときましょう。
てなことでグッと我慢。
温かいわらび餅
あー、おいしい。
お抹茶は、
主人の西川さん自らが
点ててくださいました。
私はお抹茶もさることながら
器の金継ぎの見事さに
目がいきました。
レイニアチェリー
これは、夫と二人分。
マンゴーづくし
宮崎産マンゴーだそうですが
生とソースとシャーベット。
最後の最後、
口の中がサッパリしました。
お料理はどれも素晴らしく
器の演出も最高でした。
おもてなしへのこだわりが感じられ
贅沢な京都の夜になりました。
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