■■初めての人前での発表 連載小説 経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.76 昼休みのブログ<o:p></o:p>
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昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>
昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>
【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>
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■8 初めての人前での発表 1 通算76回<o:p></o:p>
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印刷会社であるラッキーの社長である幸と竹根は靖国神社境内を散策しながら、二人が再会した1980年代のことを思い出している。<o:p></o:p>
ラッキー取締役を対象とした取締役研修は、ビジネスドックという竹根が開発した思考ツールを使いながら進められる。まずは、戸惑いの中、ブレインストーミングから始まった。<o:p></o:p>
ブレインストーミングに馴れていない5人は、なかなかアイディアも意見も出てこない。取締役の高齢化も気になる。課題が課されるがそれに対してどのように取り組んでいったら良いのかで停滞してしまった。<o:p></o:p>
受講者の取締役はビジネスドックとの取り組み、幸社長に「経営理念構築」という宿題が出された。<o:p></o:p>
ビジネスドックには、共通認識という観点から、グループ討議をした結果を発表するという作業がつきものである。<o:p></o:p>
ビジネスドックの思い出から、シーンは現代に戻った。<o:p></o:p>
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【現代】 <o:p></o:p>
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竹根と幸は靖国神社を肩を並べて歩いている。<o:p></o:p>
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幸は無言を続けている。ブログなどインターネットについて考えているのかと推し量って竹根は先ほどの自社のブログについて語り始めた。<o:p></o:p>
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「毎日十時頃というと外出していることが多いのですが、在席していたり、外出先でネットを使える環境にいるときに『経営コンサルタントに関わるQ&A』というブログを送っています。私がかけないときには他のコンサルタントが私に代わって回答してくれます」<o:p></o:p>
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「先生の会社は連係プレイが徹底していますね。ところで、相手は経営者であったり、コンサルタントであったりするわけでしょ」<o:p></o:p>
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「そうですね。でも、どのような情報も視点を変えてみると、それが自分自身の仕事にプラスに使えるのです。例えば、企業の経営者・管理職にとっては、経営コンサルタントというのはどのような業務をやってくれるのか、どのような経営コンサルタントなら信用できるのか、信頼できる経営コンサルタントは何処で見つかるのか、様々な疑問・質問を持っています。経営コンサルタント向けの情報を裏返してみると、それが経営者・管理職の疑問・質問への答えとなることがあります」<o:p></o:p>
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「でも、経営コンサルタントを目指している人の場合には、だいぶ違うのでしょうね」<o:p></o:p>
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「これから経営コンサルタント資格を取得しよう、将来は経営コンサルタントになろう、社内コンサルタントになるにはどうしたら良いのだろうか、等々あまり人には訊きづらかったり、訊いても適切な答えが返ってこなかったりするような疑問や質問に的確にお答えします。これを経営者や管理職側から見ると、経営コンサルタントを選ぶときのポイントとして、参考になるはずです」<o:p></o:p>
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「なるほど、裏から見るという表現にぴったりの説明ですね」<o:p></o:p>
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幸は、『視点を変えてみる』ということを実践しているつもりである。『裏から見る』ということもやって入るが、改めにその言葉を聞いて竹根の言い回しに感心した。<o:p></o:p>
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< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>
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■■ 脚注<o:p></o:p>
本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>
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