染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

林芙美子 「浮雲」

2019年10月31日 | 店主の一日
大凡、僕が普段から読む本ではないです。

では、なぜこの本を読んでいるかと申しますと、土曜の夜にはNHKラジオの「朗読の時間」の再放送を聞くでもなくぼんやりとしています。
さらに具合がいいのはアーカイブもあり、いつでも何度でも聞くことができます。

せんだって、放送していたのがこの林芙美子の「浮雲」

まあ、内容は割愛しますが、聞いていてなかなか面白い。
戦後のヤサグレ具合というか、渇望というか。
ところが、話が中盤になったあたりで「話の後半は来年一月に」と言って終わってしまった。
来週まで待てと言うなら我慢するのだけれど、一月まで待てとなれば話を違ってくる。

そんなこともあって買って読むことにいたしました。
艶っぽい展開も含めて程よく進捗。無事に読了。
それなりに面白く読み進めたのですが、全く救いがない読後感でございました。
まあ、こんな本もたまにはよいですね。


コメント
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