東北六県に伝統工芸品でやはり気になるのは同業とも言える置賜紬。
この置賜紬を落合陽一氏がプロデュースします。
普段から他の工芸品を羨ましく思うのは立体が完成型であること。
他のどの産地も自分たちの技術をつかって今までと異なる立体を作り出すことが可能です。
我々の仕事、織物は完成形が「平面」でそこから全く別の工程を経て立体になるのです。
意外とこれは展示をしていて悩ましく思うことがあります。
衣桁やや撞木を使って展示をしてもその形状そのものには全く変化がありません。
織物を二次加工して何ができるのか??
落合先生は平面の生地で何を作るのか興味津々でした。
今回の展示にあったのはこちら。
紅花染めの糸を使った生地を使った組み立て式の茶室。
柱がないので天井から吊ってあるのかと思えば、「テンセグリティ構造」なるもの。
ネットで調べて、「なるほど!」
同じ部屋に展示をしてあるのは、我々が普段から接している飾り付けをされたきもの。
この対比がなるほど、面白い。
制作したのは米沢の新田さん。
この工程の中で何を思ったのか今度聞いてみなきゃ。
一通り見終わって外に出るともう真っ暗。
九段ハウスとそこにある新たな工芸品から去りがたい気持ちでした。
この置賜紬を落合陽一氏がプロデュースします。
普段から他の工芸品を羨ましく思うのは立体が完成型であること。
他のどの産地も自分たちの技術をつかって今までと異なる立体を作り出すことが可能です。
我々の仕事、織物は完成形が「平面」でそこから全く別の工程を経て立体になるのです。
意外とこれは展示をしていて悩ましく思うことがあります。
衣桁やや撞木を使って展示をしてもその形状そのものには全く変化がありません。
織物を二次加工して何ができるのか??
落合先生は平面の生地で何を作るのか興味津々でした。
今回の展示にあったのはこちら。
紅花染めの糸を使った生地を使った組み立て式の茶室。
柱がないので天井から吊ってあるのかと思えば、「テンセグリティ構造」なるもの。
ネットで調べて、「なるほど!」
同じ部屋に展示をしてあるのは、我々が普段から接している飾り付けをされたきもの。
この対比がなるほど、面白い。
制作したのは米沢の新田さん。
この工程の中で何を思ったのか今度聞いてみなきゃ。
一通り見終わって外に出るともう真っ暗。
九段ハウスとそこにある新たな工芸品から去りがたい気持ちでした。