ご主人が校正を業としておられる方からいただいた本。
いただいたというよりも「読んだから誰かにあげて」くらいの感じで僕に回ってきた感じです。
なるほど読書家(多分、校正者は大抵読書家だと思っています)あるいは知識人(多分、校正者は大抵知識人だと思っています)とはこういう本を読むのかと思い唸ってっしまいました。
今年もまだ一月半残っていますが、恐らく今年一番面白かった本になるでしょう。
元々は雑誌に連載されたものを再編されたもので体系的になっていない分、読みやすく、それでいて各々の伝承話の中からかつての日本人の生活が浮かび上がってきます。
中でも「有字社会」と「無字社会」における伝承のあり方の考察は僕の認識を大きく覆すのでした。
きはだやの仕事の「はた」機-畑について言及がないのと、新潟県についての内容がないのは個人的に残念でしたが、それはワガママというもの。
伝承されていることはそれなりに昔話であるのですが、地方において戦後すぐの古老はこの伝承のような中で生きてきたと思うと、それほど昔のことではないのかもしれません。また僕の子供たち世代にとっては完全は昔話で全く理解できないのかもしれません。
これで読了ということではなく20年後にもう一度読み直してみたい一冊です。
いただいたというよりも「読んだから誰かにあげて」くらいの感じで僕に回ってきた感じです。
なるほど読書家(多分、校正者は大抵読書家だと思っています)あるいは知識人(多分、校正者は大抵知識人だと思っています)とはこういう本を読むのかと思い唸ってっしまいました。
今年もまだ一月半残っていますが、恐らく今年一番面白かった本になるでしょう。
元々は雑誌に連載されたものを再編されたもので体系的になっていない分、読みやすく、それでいて各々の伝承話の中からかつての日本人の生活が浮かび上がってきます。
中でも「有字社会」と「無字社会」における伝承のあり方の考察は僕の認識を大きく覆すのでした。
きはだやの仕事の「はた」機-畑について言及がないのと、新潟県についての内容がないのは個人的に残念でしたが、それはワガママというもの。
伝承されていることはそれなりに昔話であるのですが、地方において戦後すぐの古老はこの伝承のような中で生きてきたと思うと、それほど昔のことではないのかもしれません。また僕の子供たち世代にとっては完全は昔話で全く理解できないのかもしれません。
これで読了ということではなく20年後にもう一度読み直してみたい一冊です。
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