最近は新書ブームだそうです。確かに各社が新書シリーズを出して多様なテーマで書店に並びます。僕が学生の頃、新書と言えば岩波と講談社あたりで岩波の青版では小林秀雄や中村雄二郎、丸山真男、清水幾太郎、桑原武夫等々の知識人が難しそうな背表紙を並べていました。
それでも「学生はこのくらいは読まないとならん」くらいの勢いもあってか、辞書を引き引きしながら読んだ気がします。(別に、僕に限らずみんなそうでした)それに比べると昨今の新書は随分とサラリとしているものです。
~なあんて、朝から奈々子姐さんと笑っていました。奈々子姐さんは少し読書量が減っていると笑っていましたが、相変わらずかなりの読書家です。
聞くと、奈々子姐さんのおっかさまもかなりの読書家でいらっしゃって、宮尾登美子や瀬戸内晴美なんかがお好きなようです。この前、こたつで寝ていたのを奈々子姐さんが起こしたところ、おっかさまは「平塚らいてうの夢を見ていた」とおっしゃったそうな。何でも野上弥生子の本を読んで眠ってしまったのだそうです。
きはだやの知恵袋、奈々子姐さんのおっかさまもただ者ではありません。
画像は平塚らいてう
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