花嫁着付師のキャリアも仕事に生かしたい
「きつけ塾いちき」の今年一年の特徴のひとつは、「花嫁の着付け」や「振袖の着付け」を学ばれる美容師さんが多くなったことではないでしょうか。
遠くからは、車で1時間から2時間かけて、お勉強に来られる方までいらっしゃいます。
鹿児島でも、今年の秋は、おけいこに来られる美容師さんが多いらしく、「きつけ塾福元」のブログでも紹介されています。
美容学校を卒業された美容師さんが独立されて、他の美容室との違いを出すためにも必要だと思われていて、将来のためにキャリアを積まれる若い美容師さんもいらっしゃいます。
ひと昔前までは、花嫁着付けは美容師さんの専売特許のようなものでした。
しかしその後、カリスマ美容師に代表されるカットが主流になってから、和装の花嫁の技術は置き去りにされてきました。
ウエディングドレスが主流になって久しく、「打掛の着付け」を行なえる質の高い技術者は圧倒的に少なくなっています。
なぜかといえば、花嫁の時代考証にもとづいた着付けの基本を学んでいる方が少ないからだと思われます。
私の見た花嫁さんの中には、「おいらん」と見紛うほどに衿を抜いた花嫁さんや、前の衿合わせが開き過ぎて、まるで「下町の女将さん」みたいな花嫁さんに出会うのにはおどろかされます。
今後も、「花嫁の基本から、実践に役立つ着付け」を伝えていくために誠実に伝えていくつもりです。
花嫁の着付け講座は、一対一(マンツーマン)でお教えさせて頂きます。
興味のある方は、お知らせ下さいませ。