きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

今日も「振袖特訓」が続きます。/宮崎

2015-12-19 13:33:17 | 振袖着付け

全ては新成人のために…晴れの振袖姿を提供するために

平成28年の成人式まで三週間です。
「きつけ塾いちき」が、今度の成人式でお受けするのは、約百名余り。
一生で一度の成人式。その晴れの振袖を着せる心構えと技術は、着付け師に欠かせないものです。

今日は宮崎の「振袖の特訓」。先輩などから指摘を受けながら、着付けや帯結びを完成させていきます。

全ては新成人のために…晴れの振袖姿を提供するために。





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着流しの着付けと、帯結び三種

2015-12-19 12:18:10 | 衣裳方

手先の長さが命です。
舞踊(衣裳方)の着付けを学んでいる、  さんの今日のカリキュラムは「着流しの着付けと帯結び三種でした。

三種の内容は、「貝の口」「片ばさみ(浪人結び)」「神田結び」です。
特に男の角帯の場合、手先の長さはことさらに大切で、一番肝心なところです。
帯を締める要領がわかっていないと、手先をきっちり取っていても、、不思議に長くなったり短くなったりします。
また、硬さや厚みによっても手先の長さはちがいます。

舞踊の演目によっては、粋にしたり、真面目な表現をしたり、野暮ったくしたりしますので、帯の位置が違ってきます。
例えば商家の番頭さんや遊び人、股旅ものなどでも形が違ってくるからややこしくなります。

これらの問題を解決するには、自分でいろいろなものを観て、センスを磨くことしかありません。
例えば、「粋だなア」と感じることが出来る感覚を養う事しかありません。
帯を締める時に頼りになるのは、自分の感覚と帯との会話なのだと思います。

さんも、「一人前の衣裳方」目指して一歩づつ確実に腕をあげています。



 



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