舞妓のダラリ、芸妓の重箱、関東の柳、後見結びなどを実技指導
東京浅草で行われる、「日本舞踊の着付け、浅草西会館講座」が、12月20日(木)午前10時からと、午後1時からの二回行われます。
特に今回は、京都花街の舞妓と芸妓の着付け、関東芸妓の着付け、などを中心に講座が進んでまいります。
舞妓の着付けはご存知「ダラリの帯結び」。
京都の芸妓は、衿替えのときの「重箱結び」。
関東芸妓は、「柳結び。」
舞踊の会などの祝儀舞いでよく結ばれる「後見結び」のうち、花柳流の後見結び。
一日楽しく、時代考証の解説を学びながら、技術を学んでまいります。
見学者大歓迎…お問い合わせを。
当日の見学は無料です。
楽しい講座をぜひご覧くださいませ。
お問合せは、090-4489-9745 いちき まで。
拍手と歓声の中、23演目を31名の方が熱演
12月16日、佐賀県立美術館ホールで行われた、花柳鶴貴三社中の「をどりの会」は、早朝からの雨の中で幕が開きました。
会場の前には、開演を待つ皆さんの傘の列が出来ていました。
舞台裏では、裏方の皆さんの拵えがすすみ、開幕までの緊張の時間が流れていきます。
「きつけ塾いちき」が「をどりの会」の着付けを承るのは今回で三回目。
少しでも踊りやすく、格調のある着付けを目指して、6名の衣裳方が着付けをすすめてまいりました。
10時の開演…幕が下りるまで番組に支障が出ないよう、全力投球です。
今回の舞踊の会も、会場いっぱいのお客様。
歓声と拍手が舞台裏まで聞こえてまいります。
それぞれが、まだまだ未熟な事は分かっていますが、「踊りやすかったわよ…」などは、私たち衣裳方にとって最高のほめ言葉。
踊り手さんのお叱りや、お褒めの言葉を励みに、精進してまいりたいと思う一日でした。
会主の鶴貴三先生をはじめ、ご一門の皆さま、本当のありがとうございました。
着付けが忙しく、現場の写真を掲載することが出来ず申し訳ございません。
着付けに伺った衣裳方の皆さん。