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エスニック弁当/パクチーの話。

2019年05月02日 | 田舎生活の衣食住
 炒飯の生春巻き風おにぎらず(生春巻きの皮)
 ガイ(鶏)パッポンカリー(「いなば」タイ鶏のグリーンカレー缶詰、竹輪、卵)
 生姜煮(大根、焼き豆腐、生姜)
 大根サラダ(大根、セロリ、キャベツ)







 気が付けば、アジアンな弁当になっていた。詰め方やら形状に難はあるが、それには目を瞑ることにした。こんな時にレタスの葉一枚あれば、誤魔化しが効くのになあ。
 「生春巻きの皮」は初めて使って見たのだが、一枚目がバキバキに折れてしまった。まだろくに触ってもいなかったのに。そもそも折れていたのか、袋から出す時か? 何れにしても繊細な物らしい。
 これに、具無しなので、「炒飯(チャーハン)」と書いて、実は「焼飯(ヤキメシ)」。を巻いて、更にフライパンで炙って水分を飛ばして「焼きおにぎり」風にしてみた。パリッとして美味しいステック型ベトナム風味の「おにぎらず」。ベトナムの人、知ってるかなあ。それに透明だから、綺麗なご飯を巻けば婦女子好みの弁当さねえ。
 気に入った。これ、そもそも米だから、味が混ざらなくて良い。海苔、油揚げに続く、ご飯加工用
 これは「ダイソー」で100円だったので購入してみたが、スーパーだと結構なお値段なので、つい、安価な油揚げに色々詰め込んでお菜にしているのだ。
 「パッポンカリー」は、「いなば」さんの缶詰に竹輪をプラスして溶き卵で炒めただけ。そもそも鶏の「グリーンカリー」だったので、「プー(蟹)パッポンカリー」ではなくて「ガイ(鶏)パッポンカリー」なのだ。
 「旨っ」。竹輪がカリーに合う。ノーマルに「グリーンカリー」で食べるより、「パッポン」の方が美味いから好き。卵がいい仕事して流ってこったな。
 そして我が家の定番の「煮〆」は、アゴ出汁と味醂のみ。生姜の味を堪能するために、敢えて醤油は加えなかった。
 ベトナム、中国、タイ、日本で「エスニック」なっ!

 「生春巻きの皮」は今後も使い勝手が良さそ。ただし、「生春巻き」自体は好きではない。そもそもベトナム料理はどちらかと言うと、嗜好に合わないのだ。なぜなら、生、もしくはそれに近い野菜の料理が多いから。甘っぽい味覚の料理だから。「フォー」のスープは好きだが、生モヤシとかパクチーがねえ。
 そうそう、パクチーは、食べられなくはないが、敢えて食べたくはない食品のひとつ。大昔(二十代の頃)に、「台南担仔麺 (台南ターミー)」で初めて知ったのがパクチー。
 「これは何ですか?」。と、聞いてしまったほどにびっくらこいた味だったのだ。「西洋パセリですよ」。って店の人は言っていたっけ。
 当時は未だ、アジアン料理なんて流行る兆しもない頃だったので、分かりやすくそう答えてくれたのだろう。「台南担仔麺」も水道橋でオープして間もない頃だったしね。
 我が質問の仕方が、不味かったのか? いや、「何これ、こんな美味しい物、初めて食べた~。また食べたいな」。みたいに目を輝かせていたのだろうか? 店の方が、「サービスです」。と、中皿に山盛りのパクチーをくださった。
 人の好意は無下には断らない質なので、涙目になりながら飲み込んだとさ。そんな苦い思い出の味。
 中国や、タイに居ると嫌でも料理に入ってしまっているのもパクチー。日本で言えば、薬味のネギ的な位置付けなのだろうか? 何度も通っていた麺屋で運ばれてくる度に、「しまった。パクチーを抜いてって言うのを忘れてたー」。最後に上からトッピングするだけなので、幾らでも省いてくれる(筈)。ただし、注文を受けてから覚えていればの話だが。
 そしてその時は、「この次は必ず」。と思うのだが、次には案の定忘れており、目の前に置かれて初めて、また思い出し。を繰り返して、とうとうパクチー抜きを食べることができなかった(笑)。バッカだよね~、自分。

 庭の手入れをしたので、端まで見渡せるようになってね、気が付けば、茗荷竹がニョッキニョキ。






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卵餡掛け丼と鯖(さば)煮弁当/土着の日本人だけれど。

2019年05月01日 | 田舎生活の衣食住
 卵餡掛け丼(シメジ、竹輪、大根の葉、タマネギ、卵)
 鯖煮(鯖の切り身、大根)
 野菜のグリル(ナス、ピーマン、ニンジン)
 大根サラダ(大根、セロリ、キャベツ)







 野菜をロースターにぶち込んで~、そのまま忘れて黒焦げに~(笑)。特に焦げ度の激しかったピーマンを、新たに焼き直して、また忘れ、さっきよりも黒焦げになった(笑)。直ぐに忘れる鳥頭也。
 「卵餡掛け」は、片栗粉の濃度を少し濃くして、「天津飯」と」「卵とじ」の間くらいにしたので、「卵餡掛け丼」。
 少しづつ残っていた食材を有り合わせで使ったのだが、なんとかなった。と、思う。どころか、焼き過ぎ野菜以外は、めちゃウマ。
 本当に不思議なのだが、ご飯の量はいつも同じ。にも関わらず、「丼物」にすると、満腹感を得られるのだ。これは秘密。トップシークレットなのだが、普通にご飯だけ詰めた日は、食後にご飯お代わりとか「おにぎり」とか喰っちゃうけれど、「丼物」なら、デザートも入らないくらい。
 ならば、腹が慣れるまで、毎日「丼物」にしよっかなあ。と、割と本気で考えているのだ。簡単だし美味しいし、ひと品でも格好が付くし。一石二鳥には収まりきれないメリットだらけの「丼物」。デメリットなんてあるのかなあ?  
 あるとすれば出汁の糖分だろうが、我が家は最近砂糖抜き(市販の出汁やタレなど、調味料に予め含まれている場合は良しとしてい流)。なので、「煮物」も「丼物」も、多目の鰹節で出汁を取り、醤油少々と一味唐辛子もしくは豆板醤で引き締めているのだ。
 化学調味料の出汁でも良いのだが、鰹節から出汁を取ると、本当に旨味がある。砂糖要らずでも問題なし。

 朝から冷たい雨のいち日で、買い物にも行かれんかったので、明日は、本当に保存食とかを使って、有り合わせだな。「ウッシャー、何とかしちゃる」。

 昼の比重が高い(朝もご飯4膳喰っちゃったりするけれど)。そして食後は眠くなる。眠りゃあせんが、時としてうたた寝なんぞをしていたりもする。もしかしたら、先祖のどこかでスペイン人(シエスタ)の血が入っているのかも…って訳もなく、単なる大喰いとぐうたら。だからと言ってイタリア人の血も入っていないけどね。
 「あんたは四川省の人みたいだ。四川省に行けば、あんたみたいな人がいっぱいいる」。
  性格が荒いらしい。
 「あんたは(意見を)言えるけれど、日本人は言えないのだよ」。
  日本人は、自己主張しないからねえ。
 「中国人は外国人には親切だが、あんたは外国人には見えないから」。
  だから、中国人から親切にされないらしい。
 と、中国時代に中国人から言われ続けてきたが、中国人の血も入っていない。





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