ロシアFOC/IUU取締情報 07"Декинару"

２００９年１０月１６日
カムチャツカ発
[FSB国境警備局はFOCカニ密漁密輸取締強化を継続する]
ロシアFSB北東管区国境警備局は、便宜地籍船によるカニの密漁取締を継続している。
10月13日、ロシアEEZオホーツク海において、国境警備艇"Сахалин"(サハリン)がパトロールしていたところ、呼び出しに応じない不明をとらえた。
これを検査の結果、カンボジア旗(プノンペン籍)で、船名はСТР"Декинару"(STRタイプ デキナル)と判明、船長と乗組員は全員ロシア人だった。
船内からは、活ガニが発見されたが、この漁労活動を満たす許可証は所持していなかった。
"Декинару"はさらなる調査のため国境警備艇"Сахалин"によりペトロパブロフスクカムチャツキーへ連行された。