ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

ロシア動植物衛生監督局はセネガル水産物加工を検査する

2014-03-06 15:56:53 | 日記
2014年03月06日
モスクワ発
[ロシア動植物衛生監督局はセネガル水産物加工を検査する]
ロシア動植物衛生監督局長ダンクベルトは、関税同盟(ロシア・ベラルーシ・カザフスタン)市場で流通している、セネガル水産物加工製品の生産過程を検査すべく、現地のロシア大使と調整していると発表した。
ダンクベルトは調整が取れ次第、当局が、関税同盟市場への製品輸出に関心のあるセネガルの水産加工場を訪問し、生産の過程を検査するとしている。
(報告担当者 原口聖二: 今年2014年1月に発生したセネガル当局によるロシア漁船拘束事件への報復措置が始まると仮説を立てることができる)

(関連過去情報)

2014年01月24日 モスクワ発
[セネガルによって拘束されたロシア漁船が解放される]
2014年1月4日、セネガル軍によって拘束、ダカールへ連行された、ロシア船籍トロール漁船”Олег Найденов”(オレグ・ナイデノフ)が解放され、モスクワ時間2014年1月23日22時、漁場へ戻った。
船主のムルマンスク”Феникс”(フェニックス)社が会員となっている、“АОРЗПА”(アフリカ西海岸水域出漁者協会)の関係者の情報によると、保釈金は100万ドル内外とされている。
同社は、今回のセネガル当局の対応は、強引で、拘束理由も不明確であり、保釈金の返還交渉を行い、場合によっては国際海洋法裁判所への提訴も検討するとしている。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする