2025年01月14日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[2024年 ロシア漁業者漁獲量 488万2,800トン 前年比8%減]
ロシア漁業監視通信センターによると昨年2024年漁期、ロシア漁業者による水棲生物資源漁獲量は、488万2,800トンで前年2023年を8%下回った。
主要海域別では、極東で369万6,700トン生産されたが前年を7.7%下回り、この内、スケトウダラは194万2,800トンで3万6,600トン上回った。
また、ニシンが45万400トンで5万4,300トン上回り、マダラが10万7,200トンで7,100トン、カレイが6万900トンで1万5,800トン、それぞれ下回った。
さらに、自国EEZ内のイワシが55万3,900トンで1万6,000トン上回り、太平洋サケマスは23万5,500トンにとどまった。
この外の主要海域では、北部海域が44万1,600トン、バルチック海7万7,200トン、アゾフ・黒海3万5,500トン、そしてカスピ海が8万2,200トン等となった。
なお、外国海域は29万490トンで前年を3.1%上回り、国際協定海域および公海部海域が20万9,380トンで25.4%下回った。
なお、昨年2023年、ロシア漁業者は530万トンを漁獲し、過去30年間で最高を記録していた。
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