2022年08月31日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[またがり資源“韓国EEZスルメイカ”2022年漁期TAC業界配分情報が確認される]
北海道機船漁業協同組合連合会は、日本EEZとまたがり資源となる韓国EEZスルメイカの2022年漁期(管理期間2022年7月-2023年6月)TACの業界配分情報を確認した。
韓国の新年度となる2022年漁期の自国EEZでのスルメイカのTAC設定は8万5,590トンで、既に当該管理期間操業は開始されている。
これは2021年漁期の102%相当であり、増加分、1,760トンの内、西海での二艘引き操業が1,380トンで約8割を占めている。
2021年漁期、韓国スルメイカ漁業の5割におよぶ生産を西岸沖合漁場が占める実績を示したが、これまで日本の資源評価において、ほぼ論議の対象外となっており、問題点として指摘される。
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