2022年04月20日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[“またがり資源ニシン”2022年漁期北海道・サハリン沿岸群来情報中間報告]
“3月末の石狩・厚田地区の漁獲物には、サハリン系群が混在”
今年2022年漁期、同年4月14日、稚内対岸のアニワ湾コルサコフにおいて、またがり資源のニシンの群来が確認された。
今漁期のサハリン州での群来情報の第1報となる。
今回、目立った産卵行動が確認された北海道とサハリンの沿岸における当該日比較(2021年⇒2022年)を中間報告する。
なお、“北海道漁協系統通信”は、北海道総研中央水試資源管理部が、石狩湾系群の漁獲後の調査を2022年4月12日公表し、初めて脊椎骨数の分析を示して、同年2月の盛漁期、小樽・厚田地区で水揚げされたニシンは石狩湾系群の特徴が確認されたが、3月末の石狩・厚田地区の漁獲物には、サハリン系群が混在していたことを明らかにしたと伝えた。
“群来確認情報当該日比較”2021年⇒2022年
銭函(朝里) 2月13日⇒3月6日 小平 4月6日⇒4月14日
コルサコフ 4月20日⇒4月14日 ホルムスク 4月5日⇒4月16日
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