ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

北海道新聞 流し網禁止 異例の緊急提案 きょうにもロ下院適過

2015-06-10 12:44:24 | 日記
2015年06月10日
一般社団法人北洋開発協会(原口聖二)
[北海道新聞 流し網禁止 異例の緊急提案 きょうにもロ下院適過]
当北洋開発協会は、2015年5月22日、太平洋サケマス流し網漁業禁止法案にかかる下院審議の第2読会と第3読会が、6月10日にスケジュールされている旨をカメルサント紙が伝えたと報告した経緯にある。
この件に関して、北海道新聞はその動向を次のとおり報じた。
(2015年06月05日付)
流し網漁業禁止法案の発効を2016年1月1日から2020年に延期する調整改正案をサハリン州選出議員が下院天然資源環境委員会委員長へ提出したものの、これが却下され、早ければ、同年6月9日にも同院本会議で可決される見通しとなる。
(2015年06月09日付)
6月8日の同院幹部会で、その採決の延期を決め、週明け以降にずれ込む観測となった。
政府側の意図は不明だが、関係筋によると、ロシア政府側から9日に採決しないよう指示があったとされる。
(2016年6月10日付)
6月9日の下院本会議において有力議員から法案の本会議審議を議事に追加するよう異例の緊急提案があり、同日の採決では、サハリン州の議員が提案した禁止時期の4年延期を却下するとともに、研究目的などの流し網操業も禁止することを決め、本日6月10日の本会議で下院を通過させる方針を天然資源環境委員会委員長カシンが示した。
(2015年06月10日付本文)
流し網禁止 異例の緊急提案 きょうにもロ下院適過
【モスクワ渡辺玲男】ロシア下院で9日、日本漁船も操業するロシア200カイリ内の流し網漁を2016年から禁止する法案の本会議審議が緊急提案され、審議が行われた。この日の採決では、一部議員から出された禁止時期の延期を却下することなどを決定。早ければ10日の本会議で下院を通過する見通しだ。同法案をめぐっては、各会派の代表で構成する8日の幹部会で、9日の審議を延期することを決めた。しかし、9日の本会議冒頭に、有力議員が同日、審議を行うよう提案。緊急で議事に追加される「異例」(下院関係者)の展開となった。同日の採決では、サハリン州の議員が提案した禁止時期の4年延期を却下するとともに、研究目的などの流し網漁も禁止することを決めた。法案を所管する自然資源活用環境委員会のカーシン委員長は同日の本会議で、同法案はサケマス資源の保護が目的だとあらためて強調。10日の本会議で採決を行い、下院を通過させる方針を示した。
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セヴェロ・クリリスク住民が流し網漁業禁止法案について嘆願書を下院議長外へ提出

2015-06-09 16:04:19 | 日記
2015年06月09日
一般社団法人北洋開発協会(原口聖二)
[セヴェロ・クリリスク住民が流し網漁業禁止法案について嘆願書を下院議長外へ提出]
2015年6月8日(モスクワ時間)、ロシア一般紙(WEB)は、サハリン州セヴェロ・クリリスク(北クリール)の住民が、ロシア下院議長ナルイシキン、同院天然資源環境委員会委員長カシン、そして同院水生生物資源委員会委員長グルボコフスキーに対して、流し網漁業禁止法案可決に反対する嘆願書を提出したと報じた。
嘆願書は、サケマス流し網漁業が禁止されると、地域全体が崩壊、悲惨な状態になるとし、その重大さの理解を求めている。
(*報告担当者 原口聖二: 一部情報によると北クリール沿岸では定置網漁業が充実していない)

2015年06月09日
一般社団法人北洋開発協会(原口聖二)
[北海道新聞 流し網禁止、採決延期 ロシア下院]
当北洋開発協会は、2015年5月22日、太平洋サケマス流し網漁業禁止法案にかかる下院審議の第2読会と第3読会が、6月10日にスケジュールされている旨をカメルサント紙が伝えたと報告した経緯にある。
この件に関して、6月5日付北海道新聞は、早ければ、本日6月9日にも下院本会議で可決される見通しだと報じたが、昨日6月8日の同院幹部会で、その採決の延期を決め、週明け以降にずれ込むとの観測を伝えた。
延期の意図は不明なものの、関係筋によると、ロシア政府側から9日に採決しないよう指示があったとしている。
(2015年06月09日 北海道新聞)
“流し網禁止、採決延期 ロシア下院”
【モスクワ渡辺玲男】ロシア下院は8日の幹部会で、日本漁船も操業するロシア200カイリ内のサケマス流し網漁を2016年から禁止する法案について、9日に予定していた採決の延期を決めた。関係筋によると、ロシア政府側から9日に採決しないよう指示があったという。採決は週明け以降にずれ込む見通しだ。
同法案をめぐっては、下院で所管する自然資源活用環境委員会が9日の本会議での採決を提案。8日の幹部会で対応を協議した。採決延期を指示した政府側の意図は不明だが、サハリン州の流し網業者は20年までの漁獲割当量を既に購入していると主張し、禁止時期の4年延期や調査目的などの流し網漁を認めるよう求めている。
法案が成立すれば、日本漁船が事実上、ロシア200カイリ内での操業から締め出される可能性がある。
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カザフスタン経由を懸念

2015-06-07 06:17:55 | 日記
2015年06月05日
モスクワ発 
[カザフスタン経由を懸念]
ロシア動植物衛生監督局は、2015年6月3日、ラトビアとエストニアからの水産物の輸入について、人体への有害物質の存在を理由に禁止措置をとると発表したが、今般、カザフスタンを経由した当該製品の搬入に懸念を表明、先方当局と会談した。
ロシア側は、この懸念について説明、対応を申し入れ、カザフスタン側は、追加的作業を約束した。
なお、この会談は通信を利用して行われた。
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漁業分野にかかる国家評議会幹部会合の設置準備作業会議が開催される

2015-06-06 11:55:01 | 日記
2015年06月06日
モスクワ発
[漁業分野にかかる国家評議会幹部会合の設置準備作業会議が開催される]
漁業分野にかかる国家評議会幹部会合の設置準備ワーキンググループを大統領補佐官レヴィチンが開催し、出席したサハリン州知事コジェミャコが、この分野の発展を妨げる問題等を報告した。
このワーキンググループは行政や業界の代表者ら78名で構成されている。
メンバーは、農業大臣トカチョフ、農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフ、極東開発大臣ガルシカ、天然資源大臣ドンスコイ、産業貿易大臣マントウロフ、財務大臣シルアノフ、運輸大臣ソコロフ、独占禁止庁長官アルテミエフ、税関当局、衛生当局、国家統計当局、内務省、FSBらの代表と、全ロシア漁業者水産物輸出者協会ヴァルペ会長ファミン、ロシアスケトウダラ漁業者協会会長ズベレフ、漁業コルホーズ連合議長ほか業界団体代表らに加え、極東地方等の水産業関連地域の各知事、科学研究機関代表等となっている。
会議では、2018年に更新期をむかえる漁獲割当設定と水産加工投資への関連付け、衛生当局の管理の合理化、国内物流経費の問題等が指摘された。
なお、同ワーキンググループの第2回目の会合は、同年7月に予定されている。
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流し網漁業禁止法案下院可決 早ければ6月9日

2015-06-05 12:13:57 | 日記
2015年06月05日
一般社団法人北洋開発協会(原口聖二)
[流し網漁業禁止法案下院可決 早ければ6月9日]
当北洋開発協会は、2015年5月22日、太平洋サケマス流し網漁業禁止法案にかかる下院審議の第2読会と第3読会が、同年6月10日にスケジュールされている旨をカメルサント紙が伝えたと報告した経緯にある。
この件に関して、本日6月5日付北海道新聞は、当該禁止法案の発効を2016年1月1日から2020年に延期する調整改正案をサハリン州選出議員が下院天然資源環境委員会委員長へ提出したものの、これが却下され、早ければ、同年6月9日にも同院本会議で可決される見通しだと報じた。



(配信済関連情報)

2015年06月01日 モスクワ発
[サ州選出下院議員カルロフが流し網禁止法の改正案の提出を水産業界紙に発表]
2015年4月24日、太平洋サケマス禁止法案にかかるロシア下院第1読会が行われ可決されたが、その発効を2016年1月1日から、2020年に延期する調整改正案を、同年5月21日、サハリン州選出下院議員カルロフが、第2読会に向けて下院天然資源環境委員会委員長へ提出したと水産業界紙(WEB)に明らかにした。
この提出理由として、サハリン州を中核とするロシアの流し網漁業者が、漁獲割当をオークションで獲得し、政府との2020年までの合意に基づき操業を行ってきた経緯にあること等を指摘している。

2015年05月31日 カムチャツカ発
[ロシアWWF 流し網漁業は多分最後の漁期となるだろう]
今年2015年漁期、カムチャツカ地方沿岸における太平洋サケマス操業は、6月1日から解禁され、その一方で同10日には流し網漁業の運命が下院で論議される。
法案のイニシアティブは、同地方の数名の議員がとった経緯にある。
ロシアの排他的経済水域における流し網漁業全面禁止法案の第2読会と第3読会は、6月10日に予定されている。
この作業は、かなり先行されていると言えるが、しかしながら、議員、環境団体らは、満足していない。
WWFは、あらためて、カムチャツカ地方沿岸のベニザケ操業の脆弱性の原因として流し網漁業が与える産卵行動への悪影響を指摘、海鳥と海洋哺乳類への被害をサイト(WEB)で批判した。

2015年05月22日 モスクワ発
[流し網漁業禁止法案 下院第2読会は6月10日]
2015年5月22日、カメルサント紙(WEB)は太平洋サケマス流し網漁業禁止法案にかかる下院審議の第2読会と第3読会が、同年6月10日にスケジュールされている旨を伝えた。
また、同紙は、下院議員の中から、この禁止措置の施行を2016年から2020年へ延期する提案がなされているとしている。
この法案のイニシアティヴをとった上院議長マトヴィエンコは、以前から産業界が強い抵抗を示す可能性を示唆していた。
サハリン州を中核とするロシアの流し網漁業者は、漁獲割当をオークションで獲得し、政府との2020年までの合意に基づき操業を行ってきた経緯にある。
なお、同下院審議の第1読会は同年4月に行われ、結果、賛成多数で可決されている。
(*報告担当者 原口聖二: ロシア下院は3読会制であり、第1読会は、法案の骨子、合憲性、緊急性、発効した場合の効果等を審議、近々予定されている第2読会は、より具体的な条項、修正と補足の審議や採択、そして、第3読会は、法案全体の最終審議で、この段階で行われる修正は編集上のもののみとされている。)

2015年05月21日 サハリン発
[ベルホフスキーがサハリン州議会へ流し網漁業禁止法案賛成を報告]
サハリン州選出上院議員ベルホフスキーは、同州議会に対して年次活動報告を行い、その中で、上院審議において流し網漁業禁止法案に賛成したことを伝えた。
ベルホフスキーは、流し網漁業の海洋環境への悪影響について言及し、多くの国がこの漁法を禁止しており、自身もそれが正しい判断だと考えている旨を加えた。
しかし、ベルホフスキーは、ロシアの流し網漁業者が漁獲割当をオークションで獲得し、政府との2020年までの合意に基づき操業を行ってきた経緯にあり、それまで、この禁止措置を延期する調整案を支援することで、同州選出下院議員カルロフと合意している。

2015年04月24日 モスクワ発
[ロシア下院 第1読会 太平洋サケマス流し網禁止法案可決]
2015年4月24日、ロシア下院第1読会が行われ、太平洋サケマス禁止法案が可決された。
法案の説明文は、太平洋サケマスの再生産の最適な条件を維持し、産卵行動を保護するため、流し網漁業を停止する必要がある等を述べた。
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ロシアFOC/IUU取締情報208“・・・・・・・・・”

2015-06-04 14:04:20 | 日記
ロシアFOC/IUU取締情報208“・・・・・・・・・”
2015年06月04日
・・・・・・・・・発
[・・・・・・・・・国境警備局がカニ密漁・・・・・・・・・船を拘束]
ロシアFSB・・・・・・・・・国境警備局は、カニの密漁を行った・・・・・・・・・船を拘束したと発表した。
当局所属警備艇が・・・・・・・・・海排他的経済水域をパトロール中、不審船を発見、呼び出したが、応答せず、これは逃走を開始した。
当局は、・・・・・・・・・し、・・・・・・・・・後にようやくこれを停船させた。
当局職員がこの不審船を検査、船名は・・・・・・・・・、・・・・・・・・・とわかり、違法に漁獲されたカニ製品・・・・・・・・・等が発見された。
このことから当局は・・・・・・・・・を拘束、・・・・・・・・・港へ連行した。
なお、・・・・・・・・・の船内は・・・・・・・・・のために設備されていた。


北海道機船漁業協同組合連合会は、関係団体、関係機関等へロシア漁業の直近の情報を提供するとともに、ロシア水産ビジネスに関与する会員傘下船主や更には漁業種、業種を越えロシアビジネスに携わる関係者、関係団体の一層のネットワークづくりを推進することを目的とし、月間情報「ロシア漁業ニュースヘッドライン」を発行しています。このブログではロシアIUU漁業関連情報を中心にサンプルとしてピックアップしています。本文のContentsと申し込みは次へコンタクトしてください。
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北朝鮮海軍が違法操業の中国漁船船員1名を射殺

2015-06-04 09:52:41 | 日記
2015年06月02日
NK Daily
[北朝鮮海軍が違法操業の中国漁船船員1名を射殺]
韓国の情報当局筋によると、北朝鮮海軍が、中国カニ漁船の北朝鮮海域での違法操業を取り締まる過程で、中国船員一名を射殺したと複数の韓国メディアが報じた。
韓国メディアによると、事件は2015年4月15日「太陽節(故金日成氏の誕生記念日)」に起こった。
朝鮮人民軍(北朝鮮軍)海軍8戦隊所属の警備艇は、西海の延坪島の北方限界線(NLL)付近で、違法操業をしていた中国カニ漁船を拿捕しようとした。
しかし、中国船員が北朝鮮海軍に凶器を振り回して抵抗。
この過程で北朝鮮海軍が発砲し、船員の一名が死亡したと情報筋は伝えた。
中国は、駐北朝鮮大使館を通じて「過剰対応だ」と遺憾を表明、抗議したが、北朝鮮側は中国船員の違法行為を阻止する過程で発生した「正当防衛」だと主張している。
その後、北朝鮮側は、違法操業の経緯などを調査を行い、射殺した船員の遺体とその他の船員、船舶を5月初めに中国に送ったところ、中朝外交問題に飛び火せず、事件は終結したと情報筋は伝えた。
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北クリール沿岸の太平洋サケマス漁獲勧告量が承認される

2015-06-02 17:36:10 | 日記
2015年06月02日
サハリン発
[北クリール沿岸の太平洋サケマス漁獲勧告量が承認される]
2015年6月1日、サハリン州遡河性魚種生産管理委員会は、今年2015年漁期の北クリール沿岸の太平洋サケマス漁獲勧告量を承認した。
勧告量は計6,100トンで、内訳は、カラフトマス2,000トン、シロザケ2,000トン、ベニザケ1,500トン、そしてギンザケ600トンとなっている。
なお、漁期は同年6月15日から8月31日で、シュムシュ島沿岸に限り8月15日までとなっている。
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ノルウエーが北朝鮮にサーモンの発眼卵を供給“AquaGen”

2015-06-01 16:11:29 | 日記


2015年05月30日
ノルウエー発
[ノルウエーが北朝鮮にサーモンの発眼卵を供給]
ノルウエーTV2は、北朝鮮からのリポートとして、同国がアトランテック・サーモンを大量に消費するようになっていると伝えた。
リポートによると、ノルウエー業者からの輸入発眼卵を北朝鮮の養殖場が育成させ、首都ピョンヤンの高級レストラン等へ供給している。
ノルウエーTV2は、この発眼卵のメーカが、“AquaGen”社であることをつきとめた。
“AquaGen”社は世界有数のこの分野の会社である。
北朝鮮との取引の責任者Jakob SoldalはTV2に対し、北朝鮮への殆どの品目は輸出禁止であるが、魚卵は除外されているとこたえた。
また、ノルウエー外務大臣に貿易規制に該当するか複数回確認し、北朝鮮制裁の品目に該当しないとの回答も得ていると加えた。
また、ノルウエー外務省報道官Frode Andersenも魚卵の輸出は規制に該当しないとの見解を示した。



2015年05月25日
モスクワ発
[金正恩が養殖漁業施設等を視察]
2015年5月25日、ロシア水産業界紙(WEB)は、第1書記金正恩が、朝鮮人民軍傘下の2つの養殖漁業施設を視察したと朝鮮中央通信が報じた旨伝えた。
北朝鮮の指導者は、Сокмак(ソクマク)とРаксан(ラクサン)の孵化場と稚魚育成施設を視察、年間の生産量が430万尾に達していることを高く評価した。
また、朝鮮中央通信は、同22日、北朝鮮水産科学情報研究所で水産資源を合理的に利用するための貴重な科学研究成果が多く成し遂げられているほか、国家科学院地球環境情報研究所が、魚群の移動状態を迅速正確に把握することができる新しい機器を開発し、複数の水産事業所が導入したと報じた。
このシステムは、消費電力が少なく、デバイスの構成が単純であり、漁場でも操作が簡単で、漁船からの魚群探査だけでなく、漁労作業と養殖場の水中監視にも利用することが可能とされている。
一方、同19日、朝鮮中央通信は、金正恩が大同江スッポン養殖が生産を正常化できずにいるという報告を受け、実態を視察するために現場を訪れ、険しい表情で養殖場を回りながら、手帳を持つ関係者の前で指を差して叱責した旨を、写真を何枚か掲載して報じた経緯にある。
金正恩は、将軍様(金正日)の業績を台なしにしたとし、無責任な姿の発露で、胸が張り裂けそうで言葉が出ないと怒ったとされている。

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カムチャツカ地方で太平洋サケマス操業が始まる

2015-06-01 15:28:52 | 日記

2015年06月01日
モスクワ発
[カムチャツカ地方で太平洋サケマス操業が始まる]
タス通信は、本日2015年6月1日から、今漁期の太平洋サケマス操業が始まったと伝えた。
今年2015年漁期、同地方の太平洋サケマスの漁獲量として18万4,000トンが勧告されている。
この内訳は、カラフトマス9万3,000トン、シロザケ4万5,000トン、ベニザケ3万3,500トン、ギンザケ1万2,000トン、マスノスケ743トンとなっている。
当該操業で焦点が絞られているのは東カムチャツカ沿岸のカラフトマスで、8万4,000トンの生産が予想されている。
また、西カムチャツカ沿岸ではシロザケとベニザケの来遊は大きいものの、カラフトマスについては比較して小さくなると見込まれている。
なお、同地方では今漁期についても、遡河性魚種生産管理委員会を設置し、漁業規制を行うこととしている。
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カスピ海漁業委員会が完了する チョウザメの禁漁措置延長へ

2015-06-01 13:06:47 | 日記
2015年5月29日
モスクワ発
[カスピ海漁業委員会が完了する チョウザメの禁漁措置延長へ]
2015年5月29日、ロシア漁業庁は、同26日からサンクトペテルブルグで行われていた第35回カスピ海漁業委員会が完了したと発表した。
同委員会にはロシアのほか、イラン、アゼルバイジャン、カザフスタンそしてトルクメニスタンと、カスピ海沿岸のすべての国の代表団が出席し、チョウザメ類の商業漁獲の禁止措置を2016年まで延長することに合意した。
なお、委員会に出席した*ソコロフ(ワシリー)は、協定の批准が最終的段階にあることを通報し、プロトコルに署名を行った。
*報告担当者 原口聖二: 長官シェスタコフは、2015年5月26日の初日のみ出席、以後、副長官ソコロフ(ワシリー)に対応を任せ、ロシア国内関連会議に出席のため、モスクワへ戻ったものと推察される。

(配信済情報)
2015年05月26日 モスクワ発
[シェスタコフが出席 サンクトでカスピ海漁業委員会が始まる]
ロシア漁業庁は本日2015年5月26日から、サンクトペテルブルグにおいて第35回カスピ海漁業委員会が始まったと発表した。
同委員会のロシア代表団の代表は、ロシア農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフが務めている。
また、委員会にはロシアのほか、イラン、アゼルバイジャン、カザフスタンそしてトルクメニスタンと、カスピ海沿岸のすべての国の代表団が出席しており、特に、チョウザメ資源の管理に焦点をしぼり協議が行われることとなる。
なお、委員会は同29日まで続けられる予定となっている。

(関連参考過去情報)

2010年11月19日 日本経済新聞
[チョウザメ 5年禁漁へ カスピ海沿岸5カ国が合意]
【モスクワ=共同】卵が高級食材のキャビアとして珍重されるため乱獲が進み、絶滅が危惧されているチョウザメの主要産地、カスピ海の沿岸5カ国は18日、アゼルバイジャンのバクーで開いた首脳会議で、チョウザメ類の捕獲を5年間禁止する措置の導入で基本合意した。インタファクス通信が伝えた。
世界のキャビア生産量の約90%を占めるといわれるカスピ海沿岸でチョウザメ類の捕獲が一時的に禁止されれば、キャビアの価格がさらに高騰するとみられる。
議長役を務めたアゼルバイジャンのアリエフ大統領によると、同国とロシア、カザフスタン、トルクメニスタン、イランの5カ国首脳は、漁獲量が激減しているチョウザメ類の保護策強化で一致。3カ月以内に捕獲の一時禁止導入に向けた準備を終えるよう各国関係省庁に指示することになった。
最高級とされるオオチョウザメ(ベルーガ)のキャビアはロンドンで1キロが60万円以上するといわれ、密漁が後を絶たない。自然保護団体などによるとカスピ海沿岸地域でのチョウザメ類の生息数はソ連が崩壊した1991年に比べ約40分の1に減っているという。チョウザメ類の一部は既にワシントン条約で国際取引が規制されている。

2008年3月28日 フランス発 AFP
[ロシア カスピ海でチョウザメの5年禁漁を提案]
ロシア漁業当局は2008年3月27日、カスピ海沿岸諸国に対し、卵がキャビアとして珍重されているチョウザメの5年間の禁漁を提案する方針を明らかにした。資源保護が目的で、当局によればカスピ海沿岸のアゼルバイジャン、イラン、カザフスタン、トルクメニスタンに対し、近く正式に提案する。
禁漁措置の理由について当局報道官は、「チョウザメが絶滅の危機に瀕しているため」と説明。乱獲や密漁で個体数が激減したため、前年の漁獲量が年間割当の50トンに届かなかったと述べた。
また当局が同日、年間10億ドル(約1000億円)規模に上る密漁を防ぐ措置として、チョウザメ漁およびキャビア販売の国営独占企業の設立法案を議会に提出したことも発表。「密漁は利益至上主義の無慈悲なビジネスだ」と批判した。
新法案には、チョウザメを取り扱う民間企業に対する税控除も盛り込まれており、数日中に議会で検討される。
魚類で最古種の1つとされるチョウザメは、ほぼすべてがカスピ海に生息している。卵はキャビアとして何世紀にもわたり珍味とされてきたが、環境保護団体はチョウザメが絶滅の危機に瀕していると警告する。
世界最大規模の民間自然保護団体WWFは今年初め、オセトラ、セブルーガ、ベルーガの各種を含め、カスピ海のチョウザメ生息数は過去数十年間で70%減少したと発表した。
また、欧州連合EUの公式データによると、2000-05年で約12トンのキャビアが不正販売されたが、専門家によればこの数値はカスピ海で密漁されたキャビアのほんの一握りでしかないという。

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