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2015年05月30日
ノルウエー発
[ノルウエーが北朝鮮にサーモンの発眼卵を供給]
ノルウエーTV2は、北朝鮮からのリポートとして、同国がアトランテック・サーモンを大量に消費するようになっていると伝えた。
リポートによると、ノルウエー業者からの輸入発眼卵を北朝鮮の養殖場が育成させ、首都ピョンヤンの高級レストラン等へ供給している。
ノルウエーTV2は、この発眼卵のメーカが、“AquaGen”社であることをつきとめた。
“AquaGen”社は世界有数のこの分野の会社である。
北朝鮮との取引の責任者Jakob SoldalはTV2に対し、北朝鮮への殆どの品目は輸出禁止であるが、魚卵は除外されているとこたえた。
また、ノルウエー外務大臣に貿易規制に該当するか複数回確認し、北朝鮮制裁の品目に該当しないとの回答も得ていると加えた。
また、ノルウエー外務省報道官Frode Andersenも魚卵の輸出は規制に該当しないとの見解を示した。
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2015年05月25日
モスクワ発
[金正恩が養殖漁業施設等を視察]
2015年5月25日、ロシア水産業界紙(WEB)は、第1書記金正恩が、朝鮮人民軍傘下の2つの養殖漁業施設を視察したと朝鮮中央通信が報じた旨伝えた。
北朝鮮の指導者は、Сокмак(ソクマク)とРаксан(ラクサン)の孵化場と稚魚育成施設を視察、年間の生産量が430万尾に達していることを高く評価した。
また、朝鮮中央通信は、同22日、北朝鮮水産科学情報研究所で水産資源を合理的に利用するための貴重な科学研究成果が多く成し遂げられているほか、国家科学院地球環境情報研究所が、魚群の移動状態を迅速正確に把握することができる新しい機器を開発し、複数の水産事業所が導入したと報じた。
このシステムは、消費電力が少なく、デバイスの構成が単純であり、漁場でも操作が簡単で、漁船からの魚群探査だけでなく、漁労作業と養殖場の水中監視にも利用することが可能とされている。
一方、同19日、朝鮮中央通信は、金正恩が大同江スッポン養殖が生産を正常化できずにいるという報告を受け、実態を視察するために現場を訪れ、険しい表情で養殖場を回りながら、手帳を持つ関係者の前で指を差して叱責した旨を、写真を何枚か掲載して報じた経緯にある。
金正恩は、将軍様(金正日)の業績を台なしにしたとし、無責任な姿の発露で、胸が張り裂けそうで言葉が出ないと怒ったとされている。
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