旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

828 ユースに別れ、そして!(次回更新予定4月16日土曜日)

2022-04-01 05:00:02 | 思い出日記

 人生その時々に様々な人との出会が私に運を分けてくれました。一例を、学生時代にバイクで烏丸通を北に直進していた時、左に折れる阪神百貨店配達車に接触して九条の配達所に!そこで不思議と夏冬休みのバイト配達員として働き、この旅の多くの費用を捻出で来たのでした。総てが、この様に思いもしない幸運な方向に!写真は皆いい顔しているので他の人に断りも無く掲載しました。ユースの最後の日に撮った写真ですが、一番高い所に私が!若かったです。そして幼い頃に米大陸で地平線を見たいと言っていた兄に、未だ心配をかけています。写真が全てを表していますから必要無い本文ですが、いよいよ目的に向かっての出発です。

9月6日 月曜日: 晴れ/ 休学届を出した理由の福祉関係の施設に!道に迷う事も無く約束の二時に30分近くも早く着きました。約束したリーダーは来ていなかったでしたが、マリアンと言う女性が応対してくれたのでした。そのお陰で、それ程待ったとは思わなかったのでしたが、リーダーは一時間程して来ました。彼はカイと名乗り挨拶と施設の説明の後、施設長を紹介してくれたのです。カイの風貌は、バイキングそのもので、服装もそれを想像してもらえればイメージが湧くと思います。後に彼が世界一周を旅したと知りました。
 暫く話を聞いた後、施設と私の部屋を見せて、そして何とマスターキイを渡してくれました。現在なら、ポット来た保証人無しの日本人に鍵を渡すとは考えられないです。私が良い人間と分かったか?当時は全てに大らかでした。
 施設の中を見て回り、皆のサロンなっている所で、多分12-16歳位の4-5人が話をしていました。デンマーク語が分からないのに暫く聞いていました。中にはハッとするようなシースルーの大人の様な娘がいたりして、服装は自由の様でした。その自由さに驚かされました。
 しかし薬、ハッシシーとかやっている子がその中にいるかも知れないと思うと多少不安になって来ました。色々の説明を受けましたが、一先ず4時に帰る事にしました。取りあえずデンマーク語を勉強する必要を感じました。
 帰ってからユースでは、お別れ会の用意の為、T 氏と車で買い物に出かけました。いよいよ明日、彼らが車で出発!私も明後日に、このユースを去る事になりました。
 仕事もそこそこに、出発組は荷物をまとめていました。T氏はキュウリ巻きを作り、私は、おにぎりを作って(どう考えても、私がオニギリを作ったとは思わないけど、そう書いてある?)お別れ会の用意をしました。
 みんなと顔合わす最後のパーティです。ビールやスルメ等を、楽しく飲んで食べて過ごしました。こんな夜も最後になりました。

 
 


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