旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

454 私には死生観がありません (毎週土曜日 更改しています)

2016-02-13 05:01:59 | 高齢者
 死生観が無い、私が言うはずありません「103歳になってわかったこと」篠田桃紅著//で書いていたのでした。面白いというか考えさせられる本です。2度読みました。多分読んでいない人が殆どだと思いますが、読みやすく興味深く面白い本ですので是非読んで下さい。まず初めのページを紹介します。

 〘これまで私は、長寿を願ったことはありませんでした。死を意識して生きたこともありませんでした。淡々と、生きてきました。
 今でも、死ぬ時はこうしよう、死ぬまでにこういうことはしておきたい、などなに一つ考えていません。いつ死んでもいい、そう思ったこともありません。なにも一切、思っていません。
 先日、死生観は歳とともにかわるのかと、若い友人に尋ねられるました。
 私には死生観がないと答えました。
 彼女はたいへんびっくりしていました。
 考えたところでしょうがないし、どうにもならない。どうにかなるものについては、私も考えますが、人が生まれて死ぬことは、いくら人が考えてもわかることではありません。現に、私になにか考えがあって生まれたわけではありませんし、私の好みでこの世にでてきたわけでもありません。自然のはからいによるもので、人の知能の外、人の領域ではないと思うからです。
 さすがに病気にならないようにしようということぐらいは考えます。しかし、死なないようにしようと思っても、死ぬと決まっています。死んだ後の魂についても、さまざまな議論がありますが、生きているうちは、確かなことはわかりません。

 人の領域ではないことに、思いをめぐらせとも真理に近づくことはできません。それなら私は一切を考えず、毎日を自然体で生きるように心がけるだけです。〗

 1世紀以上、生きている人は何かが違うと思います。驚くのは、終戦後暫くしかたっていないのにアメリカに行った事です。この期に、女一人海外に出る人がいたとは驚きです。そして、この人の交友関係が又、凄いとしか言いようがありません。

 私は死んだ後に何も残せないと思っています。8畳ほどの部屋に身の回り品と着替えだけ持ってくる人達をほぼ毎日のように見ていて、最後に自分の必要なものは数枚の着るものだけだと思って毎日整理しています。でも片付かないかないから、人に迷惑掛から無い程度の思い出位持って行きたいと思っています。

 103歳まで到底無理ですが、健康に気をつけながら精一杯生きて行きていきます。「目標は ギネス長寿 世界一」、でも空気を吸って生きているだけでは仕方ないし、何にでも好奇心を持って人生を楽しく送りたいです。
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