リスザルがっ!!
秋晴れの11月14日(日)
今日はときわ動物園「園長と散歩」の日です。
初代園長の宮下園長時代は、動物の生態を中心とした「生態学」的なお話が多かったのですが、2代目多々良園長は「形態学」的なお話が多く、それぞれ色が出て楽しいです。
例えば・・・
樹上生活するサルの眼が前に付いているのは、木までの距離を正確に把握する必要があるからで、草食動物の眼が横に付いているのは周りを広く監視するためとか・・・
ちなみに、動物がその形に進化したのには「必然」があり、そうなるべくしてそうなったのだというのが俺の持論です。
例えば、より速く走るには蹄は2つより1つが有利だし、木の上で暮らすには「握る」か「引っ掛ける」手(爪)の形が有利です。
蛇足ですが、ここ6年で一番衝撃的だったのは「ジェフロイクモザルの指は4本」というのでした。
そして今日も、そんな形態学のお勉強です。
ええっ、「久しぶりのお絵描きの時間」なのです。
今日のテーマは『足、脚、肢』です。
住む環境で足の形態はどう変わっているのかというお話です。
ええっと、形態学は割と「難しい話」なのですよ
そういえば、よく一緒に参加していた小学生や家族連れを、最近見かけなくなったのがちょっと気になります(笑)
そうそう・・・
先日、コモンリスザルのタマにお子様が生まれた様です。
背中に子供を乗せて、木々を渡る姿がしばらく見られるのが楽しみです。
園長と散歩はボンネットモンキー、コツメカワウソ、チリーフラミンゴ、カピバラ、ヤギとバラエティーに富んだ絵とお話で、お腹いっぱいです。
ザックリいうと、
・膝は後ろ向きに曲がらない
・膝と思っている部分は足首の場合が多い
・速く走るには足首から先が長く、接地点が少ない方がいい
だそうです。
11時30分にお昼ご飯を食べに、一旦退園します。
今日のお昼ご飯はやよい軒。
まっ、定番ですね。
昼食後は、園の対岸のときわ湖水ホールで行われている「ホビーフェス」に顔を出しておきます。
模型、ラジコン、フィギュア、鉄道(Nゲージ)、ミニ四駆、トイガン等々
動物園仕様の大きめのカメラバッグを背負っていったのですが、他の入場者の方から「どちら系のご趣味ですか?」と声を掛けられます。
えっと・・・
「ガチの動物園系です!!」
とはいえず、
「えっ、Nゲージですかね、はははっ・・・」
と、言葉を濁して、早々に逃げ帰ります。
しばらく、車内でお昼寝をして15時45分、再入園です。
この時間から、動物たちの動きが出てくるので、観ていて楽しい時間です。
一通り見て回り、撮り逃した部分だけ数枚撮影し、16時40分に退園します。