いつものように高山から、せせらぎ街道を通って名古屋へ来た。
途中で休憩をした「西ウレ峠」の遊歩道は、雪も消えて奥の池まで歩けるようになっていた。
池の周りのカラマツや広葉樹林は、まだ冬枯れのままで寒々としていたけど、数週間前の雪景色に比べれば、風も暖かく春の訪れが感じられた。
美濃路に入り、郡上八幡まで下ってくると、桜やこぶしの花が咲き乱れ、春爛漫の風景に変わって行く。
立ち寄った郡上八幡城は、ちょうど桜が見ごろで、花見客で賑わっていた。
名古屋は既に桜が終わり、街路樹のヤナギやケヤキ、イチョウなどが芽吹いて、新緑の季節を迎えていた。
このルートは、150キロほど南下しただけで、それぞれ違った季節の変わり目を楽しむことが出来る。