名古屋からの帰り道に、高山市民文化会館で開催中の「飛騨国際工芸学園卒業・進級展」を見てきた。
木工職人や家具デザイナーを目指す生徒たちが、1年または2年間の成果を世に問う初めての舞台で、50点ほどの作品が展示されていた。
毎年作品展は見ているけど、同じ木工家具でありながら少しずつ変化が見られる。
今年は全体的に小振りな作品が多く、実用的な家具が目立った。
いつも一枚板のテーブルや大型の戸棚など、大作が混じっていたのに、今年は堅実で無難にまとめた作品が多かった。
学生の作品展を毎年見ていると、時代とともに少しずつ変化していく様子がよくわかる。