名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

散歩コース

2008年04月08日 | セカンドルーム


 冬の間は行くことが出来なかった農道沿いの散歩コースも、残雪が少なくなったので、ようやく奥まで行けるようになった。
今月末には日陰や吹き溜まりの雪も消え、がけ崩れや落石を取り除くなど道路整備が終われば、車も入れるようになる。

農道沿いには田畑が沢山あったけど、過疎の山里はイノシシの被害が多いし、効率の悪い小さな稲田を引き継ぐ人もいないので、次々と耕作を止めてしまった。
今は80代と70代の老夫婦が、2ヶ所の畑を細々と続けているだけだ。

一番奥にある小さな田んぼも稲作を止め、去年までは自家用の野菜を作っていたけど、今年はどうなることだろう。
新緑や紅葉の頃はのどかだし、夏はせせらぎの淵で、ユキ(柴犬)は水遊びをしていたけど、訪れた時は水を舐める程度だった。

今は景色も冬枯れで水も冷たいけど、間もなく木々も芽吹き、鶯もさえずる桃源郷となるけど、稲穂が風になびくことはもう無い。(2年前の田植えの頃の写真)

コメント (2)
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