先月の半ば頃に、20本ほどの原木になめこを稙菌して、しばらく寝せておいた。
菌が活着した印の白い模様が、「ほだ木」の木口に出ていたので、本伏せをするため、裏山の杉林に運んだ。
春先から3回に分けてやってきた、しいたけとなめこの栽培作業は、これですべて終わった。
あとは月に一度、ほだ木を上下逆転させる「天地返し」をしながら、きのこの発生を待つだけだ。
シイタケの時期は終わったと思っていたら今日、数本のほだ木から、大きなシイタケが出ていた。
こんな時期に出たのは初めてだけど、味はいつものシイタケと変わらなかった。
気温も低めで、雨も多かったので間違えて出てきてしまったのだろか。
急に夏になったかと思うと、また春に逆戻りするので、きのこに限らず人も戸惑ってしまう。